ジョルジーニョ、ホームで大敗も試合後大声援のティフォージに感謝「彼らに報いたい」

2018.03.04 20:14 Sun
Getty Images
ナポリは3日にサン・パオロで行われたセリエA第27節でローマに2-4の敗戦を喫した。ナポリのブラジル人MFジョルジーニョが同試合後、イタリア『Mediaset Premium』で大敗した一戦を振り返っている。

▽前節終了時点でセリエA10連勝中だったナポリは、ホームに直近の公式戦連敗中の5位ローマを迎えた。試合は開始早々にFWロレンツォ・インシーニェのゴールでナポリが先制に成功する。だが、先制直後にMFジェンギズ・ユンデルに同点ゴールを許すと、その後は相手のエースFWエディン・ゼコにドッピエッタを許すなど、まさかの4失点。試合終了間際にFWドリエス・メルテンスのゴールで1点を返すも、ホームで厳しい2-4の大敗を喫した。

▽さらに、ナポリはこの敗戦によって1試合未消化の2位ユベントスとの勝ち点差が「1」に縮まり、首位陥落の可能性が出てきている。
▽ジョルジーニョは、数時間前に行われた試合でのユベントスの勝利がプレッシャーになったことは否定しつつも、チームがいつも通りの戦いができなかったことを悔やんでいる。

「正直なところ、ユベントスの結果が僕たちに影響を与えたとは思っていない。チームは良いプレーを見せていたと思う。その一方で、幾つかの事故が自分たちに降りかかった。それは自分たちがいつもの自信を失い、間違った決断を行った結果だと思う」
▽また、ジョルジーニョはホームでの大敗を受けて、盛大なブーイングも予想された中、逆に温かな声援を送り続けてくれたティフォージへの感謝を口にしている。

「僕たちはシーズンを通じて培ってきた仕事を自信をもって続けて行かないといけない。残念なことに、今夜僕たちは敗れた。だけど、最後の笛が鳴った時にティフォージが僕たちの側に居てくれたことを嬉しく思っているよ」

「彼らには感謝の言葉しかないよ。だから、僕たちは本来の仕事に戻り、夢を叶えることを通じて彼らに報いたいと思っている」

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【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.2“マラドーナ・ナポリ”マラドーナによる栄冠/ナポリ[1989-90]

1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.2</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">1989-90シーズン/ナポリ 〜マラドーナ・ナポリ〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/1989-90napoli.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:アルベルト・ビゴン(52) 獲得タイトル:セリエA 攻撃力9:★★★★★★★★★☆ 守備力8:★★★★★★★★☆☆ タレント7:★★★★★★☆☆☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">マラドーナによる栄冠</div> 現在はイタリア屈指の強豪として認知されているナポリだが、初めて歓喜の渦に包まれたのは1980年代後半だった。1984-1985シーズンにバルセロナからやってきたマラドーナによって、チームは数々のタイトルを獲得した。マラドーナが中心のチームは、1986-87シーズンにセリエAとコッパ・イタリアの2冠に輝き、その後も優勝を争いながら、1988-89シーズンにはUEFAカップ(現EL)を獲得。そして、迎えた1989-90シーズンにクラブ史上2度目となるスクデットを手に入れることとなる。 開幕から順調に勝ち点を積み重ねたナポリは、このシーズンにCL2連覇を達成したミランやインテルと優勝争いを繰り広げた。後半戦ではそのミランとインテルとの直接対決に敗れたが、粘りを見せて最後の5試合で5連勝を達成。ミランを追い抜いて見事に優勝を決めた。その後は、問題を抱えたマラドーナの退団とともにチームは長らく低迷期に入ったが、2004年のデ・ラウレンティス会長就任を機に、強豪チームへとのし上がった。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">マラドーナのチーム</div> フットボールの世界では、絶大なる個の力を有する選手がそのチームの戦術となることがしばしばある。そして、この頃のナポリは、まさにマラドーナのチームだった。 そのマラドーナを支えるため、フェラーラを中心とした守備陣とデ・ナポリなどの中盤の選手は守備に奔走した。ナポリは、当時のイタリア代表メンバーを中心にマラドーナを支える土台を固めた。 攻撃は前線のトライアングルで形成した。自由を与えられたマラドーナは攻撃の全権を掌握。また、後に柏でプレーするブラジル代表FWカレカとイタリア代表FWカルネバーレの2トップがゴールを重ね、23歳のゾラも存在感を示した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FWディエゴ・マラドーナ(29)</span> “ナポリの王様”と評されたマラドーナは、イタリア随一の陽気な街に2度のスクデットをもたらした。数々の魅力的なプレーで観客を魅了し、自身が付けた10番が永久欠番になるほどサポーターから愛された。ただ、かねてからコカイン使用が疑われるなど、イタリアマフィアの巣窟であるナポリで麻薬に染まり、プロ選手としてキャリアが終焉に向かった。 2019.04.04 12:00 Thu

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