エイバル乾先制点も試合はドロー決着…10人の相手に勝ち切れず《リーガエスパニョーラ》
2018.03.04 04:29 Sun
▽日本代表MF乾貴士の所属するエイバルは3日、リーガエスパニョーラ第27節でデポルティボとのアウェイ戦に臨み、1-1で引き分けた。乾は先発して1ゴールを記録し、74分までプレーした。
▽前節ビジャレアル戦を1-0で制して連敗を脱出した7位エイバル(勝ち点38)が、降格圏の19位に沈むデポルティボ(勝ち点18)の本拠地に乗り込んで行った一戦。
▽エイバルは前節からスタメンを6名変更。前節、今シーズン初のスタメンに名を連ねていた負傷明けのエース、ペドロ・レオンがベンチに回り、逆に今シーズン初のベンチスタートとなっていた乾はサイドハーフで先発となった。その他、キケ、エスカランテらに代えて、ホルダン、パぺ・ディオプらが起用された。
▽最初にチャンスを手にしたのはデポルティボ。4分、後方からのフィードに抜け出したL・ペレスが、左サイドからグラウンダーのクロスを供給する。しかし、ボックス内のアンドネが放ったシュートをGKドミトロビッチがファインセーブで阻んだ。
▽さらに7分、今度はアンドネの左サイドからのクロスに、L・ペレスがボックス内で合わせる。それでもGKドミトロビッチが再び好守を披露し、ゴールを死守した。
▽効率的に先制点を奪ったエイバルだったが、アクシデントが発生する。攻撃のキープレーヤーとなっているオレジャーナが倒れ込み、プレー続行を断念。27分に、ペドロ・レオンとの交代を余儀なくされてしまう。
▽すると32分、デポルティボの攻撃が実る瞬間が訪れる。右サイドを抜け出したアドリアン・ロペスが、クロスを上げる。ファーでアンドネが放ったヘディングシュートは左ポストに阻まれたが、跳ね返りがGKドミトロビッチに当たりオウンゴールとなった。
▽しかし39分、デポルティボも不運に見舞われる。ボールをクリアしようとしてボックス外まで出たGKコバルが、先にボールに追いついたホルダンを倒してしまう。これによりGKコバルが一発レッドカードで退場となり、デポルティボはアタッカーのチョラクに代えて、GKルベン・マルティネスを起用することとなった。
▽後半に入ると、試合はややペースダウン。10人で[4-4-1]のブロックを敷くデポルティボに対して、エイバルはボールを持つ時間が長くなるもののなかなかチャンスを作ることができない。
▽58分には、右CKのこぼれ球をボックス手前中央で拾った乾がミドルシュートを狙う。しかし、枠を捉えたシュートはGKルベン・マルティネスに阻まれて得点には繋がらない。
▽69分、今度はデポルティボが右CKを獲得。クリアボールを拾ったムンタリが、勝ち越しを目指してやや遠い位置から左足を振り抜いたが、ボールは大きく枠を外れた。
▽エイバルは74分、やや疲れのみえる乾に代えてアレホを投入。フレッシュな選手を起用して、こう着しつつある状況の打開を図る。
▽しかし、割り切った守備を敢行するデポルティボの守備を崩すことはできず。結局、スコアが1-1の状態から動くことはなく試合が終了した。
▽この結果、エイバルは乾の先制点を生かして連勝を飾ることは叶わなかったものの、2試合負けなしに。対するデポルティボは、12戦勝ちなしとなった。
▽前節ビジャレアル戦を1-0で制して連敗を脱出した7位エイバル(勝ち点38)が、降格圏の19位に沈むデポルティボ(勝ち点18)の本拠地に乗り込んで行った一戦。
▽エイバルは前節からスタメンを6名変更。前節、今シーズン初のスタメンに名を連ねていた負傷明けのエース、ペドロ・レオンがベンチに回り、逆に今シーズン初のベンチスタートとなっていた乾はサイドハーフで先発となった。その他、キケ、エスカランテらに代えて、ホルダン、パぺ・ディオプらが起用された。
▽さらに7分、今度はアンドネの左サイドからのクロスに、L・ペレスがボックス内で合わせる。それでもGKドミトロビッチが再び好守を披露し、ゴールを死守した。
▽デポルティボが良い入りをみせていたが、11分にエイバルが一撃を浴びせる。ロングカウンターから右サイドでボールを持ったオレジャーナが、グラウンダーのアーリークロスを入れる。高精度のボールがクリアに出たGKコバルの奥まで届くと、ファーに駆け上がっていた乾が左足で無人のゴールに蹴り込んだ。
▽効率的に先制点を奪ったエイバルだったが、アクシデントが発生する。攻撃のキープレーヤーとなっているオレジャーナが倒れ込み、プレー続行を断念。27分に、ペドロ・レオンとの交代を余儀なくされてしまう。
▽すると32分、デポルティボの攻撃が実る瞬間が訪れる。右サイドを抜け出したアドリアン・ロペスが、クロスを上げる。ファーでアンドネが放ったヘディングシュートは左ポストに阻まれたが、跳ね返りがGKドミトロビッチに当たりオウンゴールとなった。
▽しかし39分、デポルティボも不運に見舞われる。ボールをクリアしようとしてボックス外まで出たGKコバルが、先にボールに追いついたホルダンを倒してしまう。これによりGKコバルが一発レッドカードで退場となり、デポルティボはアタッカーのチョラクに代えて、GKルベン・マルティネスを起用することとなった。
▽後半に入ると、試合はややペースダウン。10人で[4-4-1]のブロックを敷くデポルティボに対して、エイバルはボールを持つ時間が長くなるもののなかなかチャンスを作ることができない。
▽58分には、右CKのこぼれ球をボックス手前中央で拾った乾がミドルシュートを狙う。しかし、枠を捉えたシュートはGKルベン・マルティネスに阻まれて得点には繋がらない。
▽69分、今度はデポルティボが右CKを獲得。クリアボールを拾ったムンタリが、勝ち越しを目指してやや遠い位置から左足を振り抜いたが、ボールは大きく枠を外れた。
▽エイバルは74分、やや疲れのみえる乾に代えてアレホを投入。フレッシュな選手を起用して、こう着しつつある状況の打開を図る。
▽しかし、割り切った守備を敢行するデポルティボの守備を崩すことはできず。結局、スコアが1-1の状態から動くことはなく試合が終了した。
▽この結果、エイバルは乾の先制点を生かして連勝を飾ることは叶わなかったものの、2試合負けなしに。対するデポルティボは、12戦勝ちなしとなった。
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