デポル加入のムンタリ、クラブのレジェンドを知らず…「誰それ? すごいの?」

2018.02.26 16:00 Mon
Getty Images
▽先日、デポルティボに加入した元ガーナ代表MFスレイ・ムンタリは、クラブのレジェンドであるフアン・カルロス・バレロンのことをあまり知らないようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。
PR
▽ムンタリは22日にフリートランスファーで今シーズン終了までの契約でデポルティボに加入。23日に行われたリーガエスパニョーラ第23節のエスパニョール戦で途中出場を果たしている。▽背番号は「21」を着けているムンタリだが、同じ背番号でクラブの黄金期を支えたレジェンド・バレロンについては「知らない」と『マルカ』のインタビューで応えている。
「彼のことは知らない。凄い選手だったのかい?」

「彼がクラブのレジェンドなら、すごい責任だよ」
▽バレロンは2000年から2013年にかけてデポルティボに在籍。2000年代初頭の黄金期を支えた1人であり、2001-02シーズンにはコパ・デル・レイ、その翌年にはスペイン・スーパーカップを制した。2003-04シーズンにはチャンピオンズリーグベスト4という好成績も残している。

▽2013年にデポルティボを離れてからは、地元クラブでキャリアをスタートさせたクラブでもあるラス・パルマスに復帰。2016年5月に現役を引退した。

▽現在は降格圏の19位に沈むデポルティボ。「僕のミッションは走って、ボールを奪って、ストライカーにボールを渡してチームを勝たせること。僕たちは1部に生き残らなければならない」と語るように、ムンタリにはレジェンド級の活躍を期待したい。

PR

スレイ・ムンタリの関連記事

かつてミランなどで活躍し、2019年7月以降はプレーしていなかった元ガーナ代表MFスレイ・ムンタリ(37)が電撃的に現役復帰を果たした。 ガーナの強豪クラブであるアクラ・ハーツ・オブ・オークは1日、ムンタリの加入を発表した。 ムンタリはウディネーゼの下部組織から2002年7月にファーストチームへ昇格。その後 2022.02.02 19:19 Wed
かつてミランでプレーした経歴を持つ元イタリア代表MFアントニオ・ノチェリーノ氏が、古巣が暗黒期に突入するきっかけとなった試合について語っている。『フットボール・イタリア』が伝えた。 今季は開幕15試合無敗を達成し、一時は10シーズンぶりのスクデット獲得も期待されたミラン。しかし年明けから徐々に失速すると、リーグ戦 2021.05.07 13:53 Fri
▽デポルティボは22日、元ガーナ代表MFスレイ・ムンタリ(33)のフリートランスファーでの加入を発表した。契約期間は今シーズン終了までとなる。 ▽昨夏にペスカーラを退団して以降、フリーの状態が続いていたムンタリは、ミラン時代に指導を受けていたクラーレンス・セードルフ監督からの誘いを受けて今月8日からデポルティボの 2018.02.22 22:02 Thu

デポルティボ・ラ・コルーニャの関連記事

元メキシコ代表MFアンドレス・グアルダード(38)が現役引退を発表した。 デポルティボ・ラ・コルーニャに始まり、バレンシア、レバークーゼン、PSV、レアル・ベティスと欧州クラブを渡り歩いたグアルダード。豊富な運動量で縁の下の力持ちとなるMFだ。 メキシコ代表は2005年に19歳でデビューし、W杯は2006年 2024.11.08 19:10 Fri
デポルティボ・ラ・コルーニャは27日、アーセナルに所属するU-21イングランド代表MFチャーリー・パティーノ(20)の完全移籍加入を発表した。 契約期間は2028年6月まで。イギリス『BBC』によると、移籍金は100万ポンド(約2億円)で、リセール時は移籍金の数十%を受け取ることになるようだ。 2015年に 2024.08.27 15:00 Tue
デポルティボ・ラ・コルーニャがスペイン3部リーグを脱出だ。 20世紀最後(1999-2000シーズン)のラ・リーガ王者デポルティボ。2000年代初頭はロイ・マカーイにディエゴ・トリスタン、リオネル・スカローニら一級品タレントを擁し、名実ともにバルセロナを凌駕するクラブだった。 しかし、栄光は長く続かず、資金 2024.05.13 14:15 Mon
バルサ・アトレティックは23日、デポルティボのスペイン人DFトリッリ(20)を獲得したことを発表した。契約解除金の20万ユーロ(約3100万円)を支払い、2025年6月までの2年契約を結んだとのことだ。 ラ・コルーニャ出身でデポルティボの下部組織で育ったトリッリは、U-19スペイン代表歴のある右サイドバック。20 2023.07.24 00:40 Mon
アルゼンチン代表を率いるリオネル・スカローニ監督の元チームメイトは、同監督が成し遂げた偉業に驚きを隠せないようだ。 スカローニ監督は2018年からアルゼンチン代表を指揮。現役時代の自身も代表選手であり、選手キャリアの大半を欧州で過ごしたDFだったが、同年代のワルテル・サムエルやマルティン・デミチェリスに比べれば、 2023.01.18 21:06 Wed

ラ・リーガの関連記事

デポルティボ・ラ・コルーニャの人気記事ランキング

1

メキシコ代表歴代最多182キャップ…38歳グアルダードが今週末での現役引退を発表「感謝と誇りをもって去る」

元メキシコ代表MFアンドレス・グアルダード(38)が現役引退を発表した。 デポルティボ・ラ・コルーニャに始まり、バレンシア、レバークーゼン、PSV、レアル・ベティスと欧州クラブを渡り歩いたグアルダード。豊富な運動量で縁の下の力持ちとなるMFだ。 メキシコ代表は2005年に19歳でデビューし、W杯は2006年、2010年、2014年、2018年、2022年と5大会連続で出場。通算「182」キャップは同国歴代最多である。 現在はメキシコ1部・リーガMXのクラブ・レオンに所属するなか、38歳の今なおフル出場する試合多数。ただ、この度自らのSNSを更新し、今週末のリーグ戦を最後にスパイクを脱ぐと公表した。 「これまで達成できたこと、そして夢を実現できたことに感謝と大きな誇りを持って、ここを去る。グアダラハラ、デポルティボ、バレンシア、レバークーゼン、PSV、ベティス…これまでの全クラブにも感謝したい。応援してくれたみなさんにも感謝しているよ!」 2024.11.08 19:10 Fri
2

【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.22“イルレタのスーペル・デポル(2)”コパ・デル・レイ戴冠/デポルティボ[2001-2002]

1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.22</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2001-2002シーズン/デポルティボ 〜イルレタのスーペル・デポル(2)〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2001-02deportivo.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ハビエル・イルレタ(53) 獲得タイトル:コパ・デル・レイ 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力7:★★★★★★★☆☆☆ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層8:★★★★★★★★☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">リーガではバレンシアの後塵を拝すも、コパ・デル・レイ戴冠</div> クラブ史上初となるリーグ制覇を成し遂げた1999-2000シーズン以降も、デポルティボの成功は続く。レアル・マドリーに次ぐ2位で終えた2000-01シーズンを経て迎えた2001-02シーズン、開幕からの9試合で6勝を挙げる好スタートを切ったデポルティボは、第13節までトップを快走する。しかし、シーズン半ばにアウェイ4連敗を喫するなど、 “内弁慶”ぶりは相変わらず。結局、シーズンを通した成績では、本拠地リアソールで13勝4分2敗という素晴らしい成績を残した一方、アウェイでは7勝4分8敗という厳しい結果。これが最終順位にも響き、バレンシアに勝ち点7及ばず。それでも、レアル・マドリー(3位)、バルセロナ(4位)の2大巨頭を抑えて2位の座は確保した。 リーガでは2シーズン連続2位という悔しい結果に終わったが、コパ・デル・レイでは躍進した。準決勝までは格下との対戦が多く、運に恵まれた感もあった。しかし、決勝では、ジダンやフィーゴ、ラウール、イエロ、ロベルト・カルロスらそうそうたるメンツが揃うレアル・マドリーを相手に、セルヒオとディエゴ・トリスタンのゴールによって2-1で勝利。熱戦を制して、1994-95シーズン以来2度目となるコパ・デル・レイ戴冠を果たした。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ダブル・ファンタジスタ&多様なワントップ</div> 主力メンバーは、以前紹介した1999-2000シーズンから多くの変化はない。それでも、選手層は大幅に厚くなっている。 ソンゴーに代わって守護神としてゴールマウスを立ったのは、このシーズンの初めに移籍したモリーナ。また、ナイベトを中心とするディフェンスラインでは、ロメロのバックアップにカプデビラを擁するなど、充実の選手層を誇った。このシーズンは、デポルティボ不動の右サイドバックであるマヌエル・パブロが、骨折によってほとんどの試合を欠場することになっていたが、その代役をスカローニが見事に埋めてみせた。 中盤の底では、マウロ・シルバからセルヒオへと中心選手が変化した。このシーズンにエスパニョールからデポルティボに加入したセルヒオは、豊富な運動量とボール奪取能力に長けた選手。また、機を見た攻め上がりで攻撃にも厚みを加えられることができた。セルヒトはその後、2010年まで9シーズンにわたってデポルティボの主力として活躍する。 アタッカー陣の層も厚かった。両サイドのビクトル&フランは代わり映えしなかったが、ジャウミーニョが君臨していたトップ下には、同じくテクニックに優れるファンタジスタ・バレロンが台頭。彼らは同タイプ、同ポジションだけに、基本的に両者が同時にピッチに立つことはなかった。 そして、ワントップには安定してゴールを挙げることができるマカーイに加え、ディエゴ・トリスタンが成長。さらには、途中出場が多かったパンディアーニも持ち前の決定力で得点を重ねたため、イルレタは頭を悩ませた。このシーズンはトリスタンがスターターとなる試合が多かったが、カウンター戦術を採用する時にはスピードのあるマカーイを起用したり、ときには2トップを採用したりと、イルレタは高いレベルのストライカー3選手をうまく使い分けた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MFファン・カルロス・バレロン(26)</span> このシーズン、トップ下の定位置を確保し、公式戦53試合に出場。懐の深いボールキープ、繊細なタッチ、針に糸を通すかのようなスルーパスは、多くの観衆を魅了した。また、プレースタイルからジダンと比較されることもある天才肌の選手。日本でも彼のファンは多い。 2019.04.14 12:00 Sun
3

主力欠場のレアル・マドリーが難所リアソールで6発圧勝《リーガエスパニョーラ》

▽レアル・マドリーは26日、リーガエスパニョーラ第34節でデポルティボの本拠地リアソールに乗り込み、6-2で圧勝している。 ▽前節バルセロナ戦をラストプレー被弾で敗れ、1試合消化が少ないながらバルセロナに首位の座を明け渡した2位レアル・マドリー(勝ち点75)は、ナチョとマルセロ以外の9選手を変更。C・ロナウドとクロースを招集外とした他、出場停止のセルヒオ・ラモスが欠場となって、負傷明けのヴァランが戻った。 ▽16位デポルティボ(勝ち点31)に対し、レアル・マドリーは開始1分に先制する。イスコのスルーパスを受けてボックス右に侵入したモラタがGKのニアサイドを破る強烈なシュートを蹴り込んだ。 ▽その後もレアル・マドリーがデポルティボを圧倒すると、7分にイスコがコントロールシュートでゴールに近づく。さらに13分のアセンシオのミドルシュートが右ポストを直撃したレアル・マドリーは、14分に加点する。 ▽ハメス・ロドリゲスのパスを受けたL・バスケスのボックス右からの折り返しを、ゴール前に詰めたハメスが左足アウトで合わせてネットを揺らした。 ▽しかし、前半半ば以降はデポルティボの圧力を受けると、35分に失点する。アンドネのゴールを許し、1点差に詰め寄られてしまう。さらに39分にはカルレス・ヒルのコントロールシュートがGKカシージャを強襲。 ▽それでも44分、マルセロの左クロスのルーズボールをL・バスケスが押し込んで3-1と突き放し、ハーフタイムに入った。 ▽迎えた後半、2点をリードするレアル・マドリーは自陣に引いて対応。59分にはロングカウターに転じ、アセンシオのラストパスからL・バスケスが決定的なシュートを浴びせるも枠を捉えきれない。 ▽それでも66分、勝負を決定付ける。イスコのスルーパスに抜け出たモラタがボックス左へ侵入。GKをかわしてラストパスを送り、最後はハメスがゴールへ流し込んだ。 ▽終盤にかけてはレアル・マドリーが余裕を持った試合運びを展開。そして、78分にはイスコがL・バスケスのクロスを流し込んで5点目を挙げると、ホセルに1点を返されるも、カゼミロにもゴールが生まれてレアル・マドリーが6-2と圧勝。クラシコの敗戦を払拭し、バルセロナを同勝ち点で追走している。 2017.04.27 06:24 Thu
4

アーセナル期待の20歳MFパティーノ、デポルティーボへ完全移籍

デポルティボ・ラ・コルーニャは27日、アーセナルに所属するU-21イングランド代表MFチャーリー・パティーノ(20)の完全移籍加入を発表した。 契約期間は2028年6月まで。イギリス『BBC』によると、移籍金は100万ポンド(約2億円)で、リセール時は移籍金の数十%を受け取ることになるようだ。 2015年に11歳でアーセナルのアカデミーに加入し、順調に成長を遂げてきたパティーノ。2020年10月にプロ契約を結ぶと、2021年12月にはファーストチームデビューを飾った。 その後、左利きのセントラルミッドフィルダーはブラックプール、スウォンジー・シティへのレンタル移籍を経験。チャンピオンシップ(イングランド2部)で経験を積み、昨シーズンはスウォンジーで公式戦35試合4ゴール4アシストを記録した。 デビュー戦からゴールを決め、ファーストチームでの活躍も期待されていたパティーノだが、父親の出身地のクラブであるデポルティボ入りが決定。セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)でのさらなる飛躍が期待される。 2024.08.27 15:00 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly