ロイス復帰弾でボルシアMG撃破のドルトムントが公式戦4連勝! 香川は負傷でベンチ外…《ブンデスリーガ》
2018.02.19 04:10 Mon
▽ブンデスリーガ第23節、ボルシアMGvsドルトムントが18日に行われ、アウェイのドルトムントが1-0で勝利した。なお、ドルトムントのMF香川真司はケガのため招集メンバー外となった。
▽香川が負傷したもののロイスが先発復帰し、バチュアイの連発弾とゲッツェの復活弾でハンブルガーSVを下した3位ドルトムント(勝ち点37)は、3連敗中の10位ボルシアMG(勝ち点31)とアウェイで対戦。ミッドウィークに行われたヨーロッパリーグ(EL)のアタランタ戦をバチュアイの公式戦3試合連続弾で劇的な形で制して勢いに乗るアウェイチームは、そのアタランタ戦から先発2人を変更。トプラク、プリシッチに代わってアカンジとゲッツェを起用した。
▽劣悪なピッチ状態が懸念される中でスタートした一戦。試合は立ち上がりからピッチ状態を反映するような、ボールが落ち着かない展開が続く。
▽ショートパスやドリブルを駆使した攻撃を信条とするアウェイチームが苦しむ一方、球際やロングボールなどシンプルな攻めを見せるホームチームは13分にボックス内に抜け出したシュティンドルに決定機も、ここはGKビュルキの好守に遭う。その後もボバディージャらのパワフルな仕掛けでドルトムントゴールに迫った。
▽一方、なかなかリズムを掴めないドルトムントだったが、復活のエースが待望の復帰弾を決める。32分、ゲッツェからのフィードをボックス左で収めたシュールレが浮き球で折り返す。これを巧みなトラップで足元に収めたロイスが右足を振り抜く。すると、ブレ球シュートがクロスバーの内側を叩いてネットを揺らした。
▽迎えた後半もボルシアMGが押し込む入りとなる。攻撃時に多くの選手がゴール前になだれ込む迫力のある仕掛けを見せるホームチームはトルガン・アザールが良い形で攻撃にアクセントを付ける。55分にはそのアザールのパスからシュティンドル、ボバディージャが続けてボックス内でシュートを浴びせるが、ここはGKビュルキとDFの必死のゴールカバーに阻まれる。
▽一方、前がかりな相手に対して追加点を奪って勢いを止めたいドルトムントは60分、セットプレーのこぼれ球に反応したロイスがペナルティアーク付近から抑えの利いた右足ボレーを放つ。だが、このシュートはややコースが甘くGKゾンマーに弾き出された。
▽その後も押し込まれる展開が続くドルトムントはゲッツェ、ロイス、シュールレと前線の選手を続けて下げてプリシッチ、ダフード、トプラクとやや守備的な交代カードを切っていく。その中でボルシアMGの攻勢に幾度も晒されるが、守護神ビュルキが再三のビッグセーブでボバディージャらの決定機を阻む。
▽試合最終盤には長身DFヴェステルゴーアを前線に上げる相手のパワープレーに対して、5バックで対応したドルトムントはこのまま1-0で勝ち切った。バチュアイの連続ゴールがストップするなど大苦戦を強いられながらも古巣対戦となったロイスの今季初ゴールで勝利したドルトムントは公式戦4連勝を飾った。一方、善戦も競り負けたボルシアMGは4戦連続無得点での4連敗と泥沼の状況となった。
▽香川が負傷したもののロイスが先発復帰し、バチュアイの連発弾とゲッツェの復活弾でハンブルガーSVを下した3位ドルトムント(勝ち点37)は、3連敗中の10位ボルシアMG(勝ち点31)とアウェイで対戦。ミッドウィークに行われたヨーロッパリーグ(EL)のアタランタ戦をバチュアイの公式戦3試合連続弾で劇的な形で制して勢いに乗るアウェイチームは、そのアタランタ戦から先発2人を変更。トプラク、プリシッチに代わってアカンジとゲッツェを起用した。
▽劣悪なピッチ状態が懸念される中でスタートした一戦。試合は立ち上がりからピッチ状態を反映するような、ボールが落ち着かない展開が続く。
▽一方、なかなかリズムを掴めないドルトムントだったが、復活のエースが待望の復帰弾を決める。32分、ゲッツェからのフィードをボックス左で収めたシュールレが浮き球で折り返す。これを巧みなトラップで足元に収めたロイスが右足を振り抜く。すると、ブレ球シュートがクロスバーの内側を叩いてネットを揺らした。
▽ロイスの復帰後初となる今季初ゴールで先手を奪ったドルトムントだが、その後は相手の反撃を受ける展開に。前半終了間際の42分には相手セットプレーの流れでゴール前に混戦が生まれ、ボバディージャの短いラストパスをヴェステルゴーアに流し込まれる。しかし、ビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)による確認の結果、ヴェステルゴーアのオフサイドとの判定が下り、リードを保って前半を終えた。
▽迎えた後半もボルシアMGが押し込む入りとなる。攻撃時に多くの選手がゴール前になだれ込む迫力のある仕掛けを見せるホームチームはトルガン・アザールが良い形で攻撃にアクセントを付ける。55分にはそのアザールのパスからシュティンドル、ボバディージャが続けてボックス内でシュートを浴びせるが、ここはGKビュルキとDFの必死のゴールカバーに阻まれる。
▽一方、前がかりな相手に対して追加点を奪って勢いを止めたいドルトムントは60分、セットプレーのこぼれ球に反応したロイスがペナルティアーク付近から抑えの利いた右足ボレーを放つ。だが、このシュートはややコースが甘くGKゾンマーに弾き出された。
▽その後も押し込まれる展開が続くドルトムントはゲッツェ、ロイス、シュールレと前線の選手を続けて下げてプリシッチ、ダフード、トプラクとやや守備的な交代カードを切っていく。その中でボルシアMGの攻勢に幾度も晒されるが、守護神ビュルキが再三のビッグセーブでボバディージャらの決定機を阻む。
▽試合最終盤には長身DFヴェステルゴーアを前線に上げる相手のパワープレーに対して、5バックで対応したドルトムントはこのまま1-0で勝ち切った。バチュアイの連続ゴールがストップするなど大苦戦を強いられながらも古巣対戦となったロイスの今季初ゴールで勝利したドルトムントは公式戦4連勝を飾った。一方、善戦も競り負けたボルシアMGは4戦連続無得点での4連敗と泥沼の状況となった。
ドルトムントの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
|
ドルトムントの人気記事ランキング
1
O・デンベレがソックスにスマホを忍ばせトレーニング中に「ポケモンGO」をプレー…見つけたトゥヘルは没収
▽世界中で大流行の「ポケモンGO」だが、トレーニング中にプレイするのはやはり許されなかった。 ▽現在プレシーズンマッチを行うため中国遠征を行っているドルトムントだが、FWウスマーヌ・デンベレ(19)がトレーニング中に「ポケモンGO」をプレイしたためトーマス・トゥヘル監督に怒られていた。 ▽マンチェスター・ユナイテッドとのインターナショナル・チャンピオンズカップで1-4と快勝。O・デンベレは1得点の活躍を見せ、勝利に貢献していた。 ▽「ポケモンGO」の公式アカウントのツイートをリツイートするなど、興味津々のO・デンベレは、ボール回しのトレーニング中にソックスの中にスマホを忍ばせていた様で、それを見つけたトゥヘル監督が没収してポケットに入れるシーンが動画に収められていた。 ▽「ポケモンGO」はモンスターを捕まえたり、ジムで対戦したりするゲームだが、ゲーム内の機能にゲットした「タマゴ」を孵化させる機能があり、決められた距離を移動することで「タマゴ」が孵化し、モンスターをゲットできる仕組みとなっている。19歳のO・デンベレはトレーニング中の移動距離を利用して「タマゴ」を孵化させようとしたと見られている。 ▽倒れ込んだO・デンベレに近づいたMF香川真司も状況を把握したのか、ひとツッコミ。トゥヘル監督も香川も笑って済ませていたが、「ポケモンGO」で問題視されている“ながらスマホ”の度が過ぎてしまったようだ。 ◆監督がスマホを没収! https://t.co/8SMDYHBXy0 2016.07.26 20:46 Tue2
ドルトムントが16歳の逸材MFレルマを獲得! 2026年夏に正式加入の見込み
ドルトムントは13日、エクアドルのインデペンディエンテ・デル・バジェからU-15エクアドル代表MFジャスティン・レルマ(16)を獲得したことを発表した。 なお、加入時期は同選手が18歳を迎えた後の2026年夏になる見込みで、それまではインデペンディエンテ・デル・バジェでプレーを続けるという。 8歳でグアヤキル・シティの下部組織に入団したレルマは、2021年にインデペンディエンテ・デル・バジェの下部組織に移籍。その後も順調に成長を続けると、今年4月に15歳でトップチームに昇格。 同月15日に行われたエクアドル・セリエA第8節のウニベルシダ・カトリカ戦でトップチームデビューを飾ると、直近に行われた第12節のエル・ナシオナル戦で初スタメンを飾っていた。 ドルトムントのスポーツディレクター(SD)を務めるセバスティアン・ケール氏は、レルマの獲得について以下のようにコメントしている。 「我々は以前からジャスティンを追いかけており、これまでも彼や彼の家族と親密に連絡を取り合ってきた。ジャスティンは同年代の南米選手の中でもトップクラスの選手であり、彼のような傑出した才能をドルトムントの一員として迎えられたことを嬉しく思う」 2024.05.14 07:50 Tue3
審判にサインをしたハーランド、自身も同じ自閉症治療センターに寄付!
ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが、審判の行動に同調していたことがわかった。 6日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ、マンチェスター・シティvsドルトムントの一戦では、試合後にルーマニア人審判のオクタビアン・ソブレ氏がハーランドにサインを求めたことが大きな話題を呼んだ。 この件は、ソブレ氏が5年以上に渡り支援してきた母国の自閉症治療センターへの寄付を目的としていたことが判明していたが、さらに続きがあった。 ルーマニア『Agerpres』によると、ソブレ氏の意図に賛同したハーランドが、自らユニフォームなどのサイングッズを寄付したという。 自閉症治療センター「Asociația SOS Autism Bihor」はフェイスブックにハーランドからのグッズが届いたことを明かし、感謝の意を示している。 「本日、サプライズの届け物がありました。荷物はドルトムントの有名サッカー選手であるアーリング・ハーランドからのもので、サイン入りの偉大なユニフォーム、サイン入り写真、シモーナ会長へのお手紙でした。アスリートの高貴な行動に、感謝の意を示します。本当にありがとう!」 ソブレ氏の行動にはプロ意識に欠けるといった批判もあったが、ハーランドの善意も相まって、多くの人を救うことになりそうだ。 <span class="paragraph-title">【画像】ハーランドのサイン入りグッズの数々!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">This is class from Erling Haaland <a href="https://t.co/rS8a8nCqvP">pic.twitter.com/rS8a8nCqvP</a></p>— ESPN FC (@ESPNFC) <a href="https://twitter.com/ESPNFC/status/1384889150982270976?ref_src=twsrc%5Etfw">April 21, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.04.23 11:55 Fri4
ドルトムントがミスリンタートTDを解任…ケールSDらとの確執原因か
ドルトムントは6日、テクニカルディレクターを務めるスヴェン・ミスリンタート氏(52)の解任を発表した。 ユルゲン・クロップ監督時代のドルトムントで若手発掘の手腕を高く評価され、以降はアーセナルやシュツットガルト、アヤックスといったクラブでもリクルート部門の責任者を歴任してきたミスリンタート氏。 昨年5月には古巣に復帰を果たしたが、1年も経たずに解任という憂き目を味わうことになった。 今回のクラブリリースでは解任理由について言及はないが、ドイツ『スカイ』など複数メディアによれば、スポーツディレクターのセバスティアン・ケール氏ら一部首脳陣との確執が背景にあるという。 昨年の就任時から単独で移籍のアプローチを図るなど、責任範囲を逸脱した行動がケール氏やマネージングディレクターのラース・リッケン氏らの反感を買っていたと言われるミスリンタート氏。 両者は移籍やクラブが進むべき方向について頻繁に意見が食い違い、前監督のエディン・テルジッチ氏と顧問のマティアス・ザマー氏がミスリンタート氏を支持し、ヌリ・シャヒン前監督がケールの盟友だったことも状況を悪化させていた。 そんななか、ニコ・コバチ新体制での初陣を今週末に控えるタイミングで、クラブはミスリンタート氏の解任に踏み切ったようだ。 2025.02.07 10:05 Fri5