U-18Jリーグ選抜と日本高校サッカー選抜、試合後会見 「しつこさや厳しさという部分は一緒」《NEXT GENERATION MATCH》

2018.02.10 18:50 Sat
©超ワールドサッカー
▽10日にFUJI XEROX SUPER CUP 2018 NEXT GENERATION MATCHのU-18Jリーグ選抜vs日本高校サッカー選抜が埼玉スタジアム2002で行われ、2-1で高校サッカー選抜が勝利した。

▽試合後、U-18Jリーグ選抜と日本高校サッカー選抜から監督、選手がそれぞれ1名ずつ記者会見に出席。次のように振り返った。

◆平野直樹監督(日本高校サッカー選抜/履正社)
「勝つことができてホッとしました。このチームは最終的にヨーロッパを目指しているチーム。その中でも、大事なポイントを抑えながらしっかりと戦ってくれました」
◆MF田部井涼(日本高校サッカー選抜/前橋育英高校)
「今日の試合で自分たちらしさを出すことができました。ドイツに行っても成熟度を高めていけるように頑張りたいです」

◆岸本浩右監督(U-18Jリーグ選抜/京都サンガF.C.)
「短期間での選抜チームということで難しい部分を感じました。高校選抜さんが長年、同じチームで活動しているかのような組織的な守備やコンビネーションプレーをしていたことに感銘を受けた。普段と異なるポジションでプレーした選手もいたが、良く持ち味を出してくれたし、次に繋がるゲームになった」
──高校サッカーとクラブユースの違いとは
「高校選抜と初めて対戦させてもらいましたが、ベースのところの技術がしっかりしている。短いパスでも、長いパスでも早く正確に通すことができる。各高校で鍛えられているなと感じました」

「もちろん、泥臭さや粘り強さが技術を支えているが、決してそれだけじゃない。しっかりとした技術の上に、それらが備わっていると感じました。表現の仕方の違いこそあるが、しつこさや厳しさという部分は我々、クラブユースとなんら変わらないです」

江川慶城(U-18Jリーグ選抜/京都サンガF.C.)
「立ち上がりの10分ぐらいはサイドにボールを振りながら自分たちのペースで狙い通りできた。でも、不用意なミスを突かれて失点して勢いを与えてしまった。個人個人、これからチームに帰って、この経験を還元していきたい」

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