セビージャが躍進レガネス下す! バルサorバレンシアとの決勝へ《コパ・デル・レイ》
2018.02.08 07:21 Thu
▽コパ・デル・レイ準決勝2ndレグのセビージャvsレガネスが7日にサンチェス・ピスファンで行われ、2-0でセビージャが勝利。この結果、2戦合計3-1でセビージャが決勝に進出することとなった。
▽アトレティコ・マドリーを撃破して勝ち上がったセビージャが、レアル・マドリーに競り勝ったレガネスをホームに迎えた一戦。1stレグは1-1のドローに終わったものの、アラベスの本拠地でアウェイゴール1点を奪っていたセビージャがややイニシアチブを握る試合となった。
▽直近のリーガエスパニョーラ第22節エイバル戦で1-5の大敗を喫したセビージャは、その試合からスタメンを6名変更。ノリートやサンドロ・ラミレス、ロケ・メサらに代えて、ヘスス・ナバス、ムリエル、バネガらを起用した。
▽ホームで声援の後押しを受けるセビージャは4分、試合開始すぐに惜しいチャンスを得る。ムリエルが相手陣内左サイドで相手DFからボールを奪い、そのまま直進。ボックス手前でカットインを仕掛けてヒールパスで大外を上がるコレアにボールを渡す。しかし、コレアがフリーの状態でボックス内に入れた折り返しは味方に合わなかった。
▽得点とはならなかったものの、セビージャは前からのプレスでレガネスに良い形でボールを持たせない。
▽攻撃に移りたいレガネスは精力的にプレッシャーをかけていくが、素早くボールを動かすセビージャから主導権を奪えない。それでも徐々にセビージャの重心が後ろに移っていくと、35分にはディエゴ・リコの左サイドからのクロスに、ボックス内で高く飛び上がったボーヴュが頭で合わせる。ゴールには至らないが、レガネスのチャンスが増えていく。
▽それでも前半終了間際の42分、再びムリエルが左サイドを侵攻。ボックス左から中央マイナス気味に折り返すと、バネガがシュートを放ったがDFティトにブロックされた。
▽前半はセビージャが1-0でリードしたまま終了。緊迫した展開のまま、試合は折り返しを迎える。
▽後半に入ると、試合は身体のぶつかり合いが多いやや白熱した展開に。49分にはボックス手前やや左で得たFKをボーヴュが直接狙ったが、枠を外れていく。
▽アムラバトやエル・ザハルに早めにボールを預けつつ、ややレガネスがペースを握り始める。58分にはセットプレーの流れからバレンシア陣内中央でルーズボールを拾ったルベン・ペレスがロングシュート。得点とはならなかったが、強烈なシュートがGKセルヒオ・リコを脅かした。
▽それでも、危険な時間帯にバネガが幾度も相手のチャンスを潰す活躍をみせると、再びセビージャの時間帯に。しかし、決定機を作るまでは至らない。
▽終盤の83分、セビージャにアクシデントが発生する。接触のないところでバネガが足の痛みを訴えて、ピサーロとの交代を余儀なくされてしまう。
▽それでも試合終了間際の90分、カウンターからボックス内左に侵攻したフランコ・バスケスが、左足を一閃。ゴール左上を射抜き、点差を広げた。
▽この結果、2戦合計3-1でセビージャが勝利。バルセロナvsバレンシアの勝者が待つ決勝に歩を進めることとなった。
▽アトレティコ・マドリーを撃破して勝ち上がったセビージャが、レアル・マドリーに競り勝ったレガネスをホームに迎えた一戦。1stレグは1-1のドローに終わったものの、アラベスの本拠地でアウェイゴール1点を奪っていたセビージャがややイニシアチブを握る試合となった。
▽直近のリーガエスパニョーラ第22節エイバル戦で1-5の大敗を喫したセビージャは、その試合からスタメンを6名変更。ノリートやサンドロ・ラミレス、ロケ・メサらに代えて、ヘスス・ナバス、ムリエル、バネガらを起用した。
▽得点とはならなかったものの、セビージャは前からのプレスでレガネスに良い形でボールを持たせない。
▽すると15分、エンゾンジの大きな展開から右サイドでボールを持ったサラビアが、前に駆け出したムリエルにシンプルにパスを送る。ムリエルがボックス右で相手DFをかわしてクロスを供給し、最後はコレアが足で合わせて決め切った。
▽攻撃に移りたいレガネスは精力的にプレッシャーをかけていくが、素早くボールを動かすセビージャから主導権を奪えない。それでも徐々にセビージャの重心が後ろに移っていくと、35分にはディエゴ・リコの左サイドからのクロスに、ボックス内で高く飛び上がったボーヴュが頭で合わせる。ゴールには至らないが、レガネスのチャンスが増えていく。
▽それでも前半終了間際の42分、再びムリエルが左サイドを侵攻。ボックス左から中央マイナス気味に折り返すと、バネガがシュートを放ったがDFティトにブロックされた。
▽前半はセビージャが1-0でリードしたまま終了。緊迫した展開のまま、試合は折り返しを迎える。
▽後半に入ると、試合は身体のぶつかり合いが多いやや白熱した展開に。49分にはボックス手前やや左で得たFKをボーヴュが直接狙ったが、枠を外れていく。
▽アムラバトやエル・ザハルに早めにボールを預けつつ、ややレガネスがペースを握り始める。58分にはセットプレーの流れからバレンシア陣内中央でルーズボールを拾ったルベン・ペレスがロングシュート。得点とはならなかったが、強烈なシュートがGKセルヒオ・リコを脅かした。
▽それでも、危険な時間帯にバネガが幾度も相手のチャンスを潰す活躍をみせると、再びセビージャの時間帯に。しかし、決定機を作るまでは至らない。
▽終盤の83分、セビージャにアクシデントが発生する。接触のないところでバネガが足の痛みを訴えて、ピサーロとの交代を余儀なくされてしまう。
▽それでも試合終了間際の90分、カウンターからボックス内左に侵攻したフランコ・バスケスが、左足を一閃。ゴール左上を射抜き、点差を広げた。
▽この結果、2戦合計3-1でセビージャが勝利。バルセロナvsバレンシアの勝者が待つ決勝に歩を進めることとなった。
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