インテル不振は長友不在の影響? カンビアッソ氏がマテウスやイブラと比較し語る

2018.02.06 17:29 Tue
元アルゼンチン代表でインテルOBのエステバン・カンビアッソ氏がイタリアメディア『スカイ・スポーツ』の番組に出演し、日本代表DF長友佑都についてコメントを残した。

長友は昨年11月中旬以降、インテルで出場機会に恵まれておらず、ロシア・ワールドカップを見据えて1月31日にガラタサライへのレンタル移籍を決断した。一方、インテルは12月3日のキエーボ戦(5-0)を最後に2カ月間、勝利から遠のいている。インテルが無敗の快進撃を続けていた時期と長友がプレーしていた時期が重なるため、“ミスター・インテル”こと、ジュゼッペ・ベルゴミ氏は、「ユート・ナガトモがいる間はチームが結果を残していた」と指摘。左サイドバックに不安が残る中、長友の移籍を進めたことを疑問視する声を上げていた。

しかし長友の元同僚でもあるカンビアッソ氏は、元ドイツ代表のローター・マテウス氏やマンチェスター・ユナイテッドのFWズラタン・イブラヒモビッチら元インテルのスーパースターを引き合いに出し、自身の見解を示した。

「ナガトモが去ったことが問題のすべてであるとは考えられない。彼はマテウスではない。彼は今のような状況で決定的な役割を果たせる選手ではない。私はイブラのような選手たちとプレーしていたからね…」

攻撃陣の不振など課題が山積みのインテルにおいて、長友がインテルに残留していたとしても現在の状況を覆すことは難しかっただろうと予想した。


提供:goal.com

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