広州恒大カンナバーロに強力な助っ人…12月で引退の実弟パオロがコーチに就任へ

2017.12.27 14:46 Wed
中国スーパーリーグ(CSL)広州恒大の指揮官を務める元イタリア代表のファビオ・カンナバーロに強力な助っ人が現れた。イタリアメディア各紙が報じている。

カンナバーロは今シーズン、天津権健を率いてチームを3位へ導いた。シーズン終了後、リーグ戦7連覇を決めた広州恒大のルイス・フェリペ・スコラーリ監督退任に伴い、約2年半ぶりに同クラブ監督に復帰した。

来年の新シーズン開幕に備え、カンナバーロに強力な助っ人が加わる。8歳年下の弟、パオロ・カンナバーロだ。パオロはファビオ同様、ナポリの下部組織出身で、兄の背中を追いパルマへと移籍した。兄がその後ユベントス、レアル・マドリーへとステップアップを続け、2006年にはバロンドールを受賞したのに対し、パオロは当時、セリエA復帰を目指すナポリへ戻り、7年半に渡り主力として活躍した。

2014年冬にサッスオーロへ移籍し、プレーを続けていたが、36歳DFは引退を決断。インスタグラムを更新し、スパイクを脱ぎ新たなキャリアへと踏み出すことをファンに報告した。ホームでの最終戦となった23日のインテル戦では1-0で有終の美を飾り、チームメートらに胴上げで見送られ、涙を見せていた。来年1月から広州恒大の兄ファビオの下でコーチを務めることになる。


提供:goal.com

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カンナバーロ息子がセリエDクラブに加入…ラツィオのプリマヴェーラ出身の18歳CB

元イタリア代表DFのファビオ・カンナバーロ氏(50)の息子がセリエD(イタリア4部)のレアル・カザルヌオーヴォに加入した。 現役時代にナポリやパルマ、ユベントス、レアル・マドリーで活躍し、イタリア代表のワールドカップ制覇に貢献した2006年にはDFとしては異例のバロンドールも受賞したカンナバーロ氏。 現役引退後は広州恒大(現:広州足球倶楽部)や中国代表、アル・ナスル、母国のベネヴェントなどで指揮官を歴任した。 その偉大な父を持ち、広州足球倶楽部やラツィオの下部組織でプレーしていたのが、DFアンドレア・カンナバーロ(18)。父と同じセンターバックを主戦場とする185cmのDFは、生まれ故郷のナポリにあるセリエDクラブでシニアレベルでのキャリアをスタートすることになった。 <span class="paragraph-title">【写真】見た目は完全に父ファビオの風格</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CxaCONIsIgj/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CxaCONIsIgj/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; 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パルマ鈴木彩艶がミラン戦勝利後に舞う! 約束の”Bling-Bang-Bang-Bornダンス”を披露 「これはザイオン人気者になるな」

パルマの日本代表GK鈴木彩艶が喜びの舞だ。 24日のセリエA第2節でミランをホームに迎え撃ったパルマ。引き分けスタートのなかで迎えたミラン戦だったが、2-1で競り勝ち、今季初白星を掴んだ。 2戦連続で先発した鈴木は初のクリーンシートこそならなかったが、計4本の枠内シュートを防ぎ、最少失点を記録。昨季2位のチーム撃破に貢献した。 この試合後、鈴木はピッチサイドのスタジオから放送するイタリア版のTV『CBS Sports』に出演。司会者のマルコ・メッシーナ氏に誘われ、ダンスを披露した。 踊ったのは日本の人気アーティストである『Creepy Nuts』の大ヒット楽曲「Bling-Bang-Bang-Born」で、『Tiktok』にて人気を博したダンスだ。 イタリア代表OBのファビオ・カンナバーロ氏も見つめるなか、曲なしでのダンスにためらいながらもそのノリに応じ、メッシーナ氏とともに笑顔でやり遂げた。 これには背景があり、以前にメッシーナ氏との対談インタビュー時に「Bling-Bang-Bang-Born」の楽曲に合わせてのダンスが話題に。その際に2人の間でこのミラン戦後の出演時にやる約束を交わしていた。 約束通りに披露した鈴木だが、ミラン戦を勝利したということで、結果的に喜びの舞となった。 SNS以上では日本のユーザーからも反響があり、「ザイオンがんばってる!!」「これはザイオン人気者になるな」などの声が上がっている。 <span class="paragraph-title">【動画】鈴木彩艶がミラン戦勝利後に舞う!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> ZION SUZUKI IS A MAN OF HIS WORD <a href="https://twitter.com/IFTVMarco?ref_src=twsrc%5Etfw">@IFTVMarco</a> and Parma&#39;s GK link up to celebrate the team&#39;s first win back in Serie A <a href="https://t.co/CXhXcQhRG7">pic.twitter.com/CXhXcQhRG7</a></p>&mdash; CBS Sports Golazo (@CBSSportsGolazo) <a href="https://twitter.com/CBSSportsGolazo/status/1827418317331542067?ref_src=twsrc%5Etfw">August 24, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】鈴木彩艶がミラン戦後のダンス披露を約束</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">A bets a bet <br><br>We *might* see <a href="https://twitter.com/1913parmacalcio?ref_src=twsrc%5Etfw">@1913parmacalcio</a> GK Zion Suzuki do a TikTok dance with <a href="https://twitter.com/IFTVMarco?ref_src=twsrc%5Etfw">@IFTVMarco</a> at Parma-Milan <a href="https://t.co/qYl4uiYJLN">pic.twitter.com/qYl4uiYJLN</a></p>&mdash; CBS Sports Golazo (@CBSSportsGolazo) <a href="https://twitter.com/CBSSportsGolazo/status/1827019272415031540?ref_src=twsrc%5Etfw">August 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【ハイライト】鈴木彩艶がミラン戦撃破に好守で貢献</span> <span data-other-div="movie3"></span> <script>var video_id ="McXKN4zTJhE";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.08.25 11:45 Sun
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日本人が目指すべきCB像、“希少なバロンドーラー“ファビオ・カンナバーロ

サッカー界においてなかなか評価がされないのが守備的な選手。勝利に貢献する派手なゴールを決める攻撃的な選手はわかりやすい活躍の指標が存在するが、なかなかディフェンダーは評価が得にくい。 もちろん、これまでのサッカー界で高く評価されたディフェンダーは多々いるが、世界年間最優秀選手に贈られる「バロンドール」では3人のみが受賞。元西ドイツ代表DFのフランツ・ベッケンバウアー氏と、元東ドイツ代表DFマティアス・ザマー氏、そして元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ氏の3人しかいない。 DFとして最後に受賞したのが2006年のカンナバーロ氏だが、ベッケンバウアー氏やザマー氏はリベロのポジションを務めており、中盤でのプレー機会も多かった選手たち。一方で、カンナバーロ氏は、純粋にセンターバックを務めており、DFとして最初の受賞者と言っても良い存在だ。 イタリア代表のキャプテンとしてドイツ・ワールドカップ(W杯)を優勝した功績が認められたカンナバーロ氏。現役時代のキャリアで多くのタイトルを獲得しているが、縁がなかったのがチャンピオンズリーグ(CL)だ。 <span class="paragraph-title">◆記録よりも記憶に残るプレーヤー</span> 現役時代はナポリでキャリアをスタートさせたカンナバーロだが、クラブの財政難により放出。パルマへと移籍する。 このパルマでは、GKジャンルイジ・ブッフォンやDFリリアン・テュラムらと強固な守備陣を形成。“ミラクル・パルマ“とも呼ばれ、カンナバーロも2度のコッパ・イタリア優勝や、UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)での優勝を経験した。 中田英寿ともチームメイトとしてプレーした中、セリエAのスクデット獲得には至らずに2002年8月にインテルへと移籍。しかし、インテルでは監督との確執もあり出番が減り、2004年8月にユベントスへと完全移籍する。 すると、パルマ時代の同僚であったブッフォンとテュラムと再びチームメイトに。2004-05シーズンに見事スクデットを獲得する。しかし、このスクデットは2006年に発覚したカルチョ・スキャンダルといわれた一連の八百長事件の影響で剥奪に。結果、カンナバーロはスクデットも獲得していないこととなった。 チームはセリエBに降格処分となり、カンナバーロはレアル・マドリーへと完全移籍。そこでも本領を発揮すると、難しい中で行われたドイツW杯で優勝。前述のバロンドールも受賞することとなると、FIFA年間最優秀選手賞も受賞した。 マドリーではラ・リーガ連覇を果たすなどしたが、再びユベントスに復帰。その後は、アジアでプレーし引退した。 ビッグクラブに在籍を続けていたカンナバーロだったが、実はタイトル獲得数は多くない。クラブキャリアではわずか7個。そこにW杯が加わり8つと、イメージよりは少ないのではないだろうか。 <span class="paragraph-title">◆縁がないチャンピオンズリーグ優勝</span> そのカンナバーロだが、ことCLとなるとより縁遠くなる。インテル移籍後は毎シーズン出場はしていたが、チームとしての成績は良くなく、最高がベスト4止まりだった。 今でこそ、マドリーやユベントスはタイトルを多く獲得し、マドリーは近年CLを何度も制しているが、ちょうど“銀河系“を形成していたカンナバーロが在籍していた時代は過渡期。2000年から2010年まではラ・リーガも4度の優勝に留まっており、CLも2001-02シーズンを最後に11年間獲れなかった。 最もビッグイヤーに近づいたのは、インテル在籍時の2002-03シーズン。準決勝に駒を進めると、決勝進出を懸けた相手はライバルのミラン。2試合とも引き分けに終わったが、アウェイゴール差で僅かに敗れて敗退した。 その後は、ユベントス時代に2度ベスト8、マドリー時代に2度ベスト16まで勝ち上がっているが、それ以上は進めず。ビッグイヤーを掲げていないどころか、決勝の舞台にすら立ったことがなく、最も意外な選手の1人と言っても良い。 <span class="paragraph-title">◆タイトルは少なくとも才能は抜群</span> 目に見えたタイトルというものにはあまり恵まれていないキャリアのカンナバーロ。そのため、ワールドカップの優勝とバロンドール受賞が輝いて見える。 ただ、ピッチ上で見せるパフォーマンスの評価、そして持ち合わせた才能は世界屈指と言われている。 なんといっても、センターバックとしては身長175cmと小柄。体格に勝るヨーロッパではもちろんのこと、日本で考えても175cmのセンターバックはあまりいないタイプだ。 しかし、持って生まれた強靭な肉体が身長のハンデを埋めることに。まず一対一の守備力が抜きん出ており、相手との競り合いに負けないほか、身長を補う高いジャンプ力を武器としていた。 どんなストライカー相手でも、空中でも地上でも抜かせないという守備力は一級品だが、カンナバーロの真骨頂は守備をする前のパフォーマンスだ。 最も優れているとされたのがポジショニング。相手との競り合いに負けないフィジカルも素晴らしいが、相手よりも優位なポジションを先読みして取ることで、そもそも勝負の前に勝っているのだ。 一対一の勝負もさることながら、簡単にボールを奪い切る能力は抜きん出ている。 そしてもう1つが抜きん出た統率力。センターバックとして周りの選手にコーチングして相手を追い込んだり、優位なポジションを取ったりすることができる。これは、「カテナチオ」と言われるイタリアの堅い守備には欠かせず、ドイツW杯を制した際にもこの点は非常に評価された。チームのパフォーマンスを引っ張り上げる彼の力は、タイトルの数に関係なく、最後まで高く評価され続けた。 日本人と変わらない体格で世界と渡り合ったカンナバーロ。お手本とすべき選手の1人とも言えるだろう。 <div id="cws_ad"><hr>イタリア代表で活躍し、“カテナチオ“戦術の中心としても活躍したファビオ・カンナバーロが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せたプレーが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。<a href=“https://ryan.onelink.me/C7cD/awagt0va” target=“_blank”><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/sega20220713.jpg" style="max-width:100%;"></div></a></div> <span class="paragraph-title">【動画】相手を封殺!カンナバーロの闘志溢れるユベントス時代のディフェンス集</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJsdGt2Y1FHSiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> <div id=“cws_ad”><hr>イタリア代表で活躍し、“カテナチオ“戦術の中心としても活躍したファビオ・カンナバーロが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せたプレーが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。<a href=“https://ryan.onelink.me/C7cD/awagt0va” target=“_blank”><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/sega20220713.jpg" style="max-width:100%;"></div></a></div> 2022.07.13 21:30 Wed

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スアレスのハットで広州撃破のバルセロナがリーベルの待つ決勝へ進出《クラブ・ワールドカップ2015》

▽クラブ・ワールドカップ(CWC)2015の準決勝、バルセロナ(欧州代表)vs広州恒大(アジア代表)が横浜国際総合競技場で17日に行われ、3-0でバルセロナが快勝し、決勝進出を決めた。 ▽昨季3冠(チャンピオンズリーグ、リーガエスパニョーラ、コパ・デル・レイ)を達成し、4年ぶり3度目のCWC優勝を目指すバルセロナは3日前に来日。疲労が残る中、5日前に行われ2-2で引き分けたデポルティボ戦のスタメンから2選手のみを変更した。尿管結石を発症したメッシが急遽欠場となり、セルジ・ロベルトを左ウイングで起用。左足を負傷しているネイマールが引き続き欠場となった。 ▽一方、4日前に行われた準々決勝でクラブ・アメリカ(北中米カリブ海王者)に、後半追加タイムでの劇的弾で逆転勝利を飾った広州は、その試合のスタメンからロビーニョに代えてジェン・ロンのみを変更した。 ▽立ち上がりからポゼッションしたバルセロナに対し、広州は前からプレスをかけずにエウケソンのみを残して[4-5]の守備ブロックを形成。カウンターを狙った。その広州に対して、バルセロナは10分にイニエスタが左足ミドルでゴールに迫ると、ボールホルダーに鋭く寄せてくる広州のプレスをかわして時間を進め、23分に最初の決定機を演出する。バイタルエリア中央でボールを持ったイニエスタの絶妙なスルーパスにムニルが反応。ボックス右に侵入してシュートを放ったが、GKリー・シュアイの身体を張ったセーブに阻まれてしまった。 ▽前半半ばにかけてもポゼッションしつつ、バイタルエリアでイニエスタがアクセントを付けるバルセロナは32分、左サイドに流れたイニエスタのクロスにムニルが頭で合わせる決定機を演出したが、枠の右に外れてしまう。 ▽一方、パウリーニョを中心にタイトな守備で善戦していた広州だったが、34分にゾウ・チョンが足首を骨折するアクシデントに見舞われる。担架に運ばれてピッチを後にしたゾウ・チョンはリー・シャオペンとの交代を強いられた。 ▽すると39分、バルセロナが均衡を破る。ゴール正面の位置からラキティッチの放った強烈なミドルシュートがGKリー・シュアイを強襲。GKの弾き方がやや甘くなったところを見逃さずに詰めていたスアレスが難なく押し込んだ。その後、41分にFKからエウケソンのバックヘッドでゴールを脅かされたバルセロナだったが、GKブラーボが好守で防ぎ、前半を1点リードして終えた。 ▽迎えた後半開始5分、バルセロナがリードを広げる。イニエスタの絶妙な浮き球パスをボックス左で受けたスアレスが、胸トラップからボレーシュート。これがGKの身体を弾いてゴール右へ吸い込まれた。 ▽2点をリードして余裕のバルセロナはポゼッションして時間を進め、広州の体力を削っていく。そして66分、ムニルがフアン・ボーウェンにボックス内で倒されてPKを奪取。これをスアレスがゴール左に決めてハットトリックを達成した。 ▽試合終盤にかけても圧倒的なポゼッションでバルセロナが試合をコントロール。そして3-0で試合を終わらせたバルセロナは20日に横浜国際総合競技場で行われる決勝でリーベル・プレートと、敗れた広州恒大は3位決定戦で広島と対戦する。 2015.12.17 21:22 Thu
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バルサ相手に敗戦もスコラーリ「我々は3位を目指せる」《クラブ・ワールドカップ2015》

▽クラブ・ワールドカップ(CWC)2015の準決勝、バルセロナ(欧州代表)vs広州恒大(アジア代表)が横浜国際総合競技場で17日に行われ、3-0でバルセロナが快勝し、決勝進出を決めた。 ▽広州恒大のルイス・フェリペ・スコラーリ監督は、試合後の公式記者会見に臨み、「選手には素晴らしい1年をありがとうと伝えた。彼らの努力や気持ち、成長に感謝している」と感謝の意を述べた。 ▽また、試合についても振り返り「学ぶことができた」と敗戦の中でも得たものがあったことを強調。20日に行われる広島(開催国代表)との3位決定戦に向けた意気込みも語った。 ──3-0という結果については 「他のビッグクラブもこれぐらいのスコアで負けている。そこまで違いは無いと思う。私が言えるのは、選手たちに感謝することだけだ。彼らが1年間やってきたことに感謝するだけだ」 「私たちには違う目標が残っている。2013年は4位で終わったが、今回は1つ上のポジションである3位を目指すことができる」 ──今日の試合について満足しているか 「ゾウ選手については、深刻なケガをした。重傷だと思う。今日の戦術については、対バルセロナという点である程度まではできていたと思う。ただ、バルセロナは他のチームと違いファンタスティックだ。だから、試合が終わった時点で選手たちに感謝を伝えた」 「バルセロナにはたくさんのチームが負けるが、我々は進化している。今日も学ぶことができたと思う」 ──今日のバルセロナの印象は。メッシが居ないと知った時にどう思ったか 「メッシがプレーしない時は、どんなチームも期待してしまう。メッシは世界最高の選手なので。ただ、バルセロナはそうはならない。素晴らしい控えの選手が居る。手元に居る選手で素晴らしいクオリティの試合をしたと思う。我々より遥かに上だったし、それは誰の目にも明らかだ」 「この先の我々の目標は3位になることだ。そして同時に、今日の様な試合から学ぶというのが我々の仕事だと思う」 ──この大会の2試合で中国人選手の成長に驚いたが、どう考えているか 「我々のチームは良いチームだと思う。そして、このチームは特に今年成長してきたし、良い形でプレーしてきた。ただ、世界的なレベルでビッグと呼べるチームよりは、何段階か下になる。何人かの素晴らしいブラジル人選手と、良い中国人選手が居ても、まだこの様な状況だ。ただ、方向性は間違っていないので、この方向性で行くことは間違いない」 ──今日はネイマールもメッシも居なかったが 「ネイマールとメッシと世界でもトップの2人が居なかったが、素晴らしいクオリティだった。そして、バルセロナのスタイルは、どんな選手がいても学校の様で、維持できている」 「我々の可能な範囲で何かをしようと思ったが、バルセロナのチームは素晴らしいと感じたし、何人か出場した若手は良い選手だと感じた。バルセロナに関しては、対戦する時もテレビで観る時も、素晴らしく学べるチームだと思う。負けてもそう感じている」 ──世界最強チームでもあるバルセロナから何を学べたか 「どの様にして美しいサッカーをするか、どの様にしてボールを回すか、どの様に戦術的に構えるかを学んだ。2013年に負けたのはバイエルン、2015年はバルセロナに負けた。クラブ・ワールドカップについては、アジア代表のチームはこの様なチームと対戦することになる。我々がかなり良い試合をして、運があって、なんとか勝てる相手だと思う。そういった大会だ」 「いずれにしても、このような大会は学べることがある。中国に関しては、方向性にはまだ時間がかかる。日本も韓国もサッカーは進歩している。中国は4、5年、あるいは8年かけてそのレベルに達すると思う。我々は負けながらも色々と学んで、その道を進んでいる」 2015.12.17 23:00 Thu

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