「ドイツで自信をつけてW杯に臨むことができれば」ケルン大迫勇也が帰国…先月発症の肺炎は問題なし

2017.12.21 16:45 Thu
©超ワールドサッカー
▽ケルンに所属する日本代表FW大迫勇也が20日、ウィンターブレークのためドイツから帰国した。
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▽成田空港に到着した大迫は、取材陣の囲み取材に応対し、先月に発症した肺炎の原因や現状について説明した。また、ロシア・ワールドカップを迎える来年に向けてクラブで結果を残すことが第一であることを強調している。
◆FW大迫勇也(ケルン)
──中断期間での過ごし方は
「体調を壊してしまったのでゆっくりしたいです。ランニングを毎日してそれからという感じですね」

──ロシア・ワールドカップの組み合わせが決まったが
「最初から簡単な試合はないと思っていたので、全部が厳しい試合になると思いますし、まずは僕らが自分たちの力を出し切れるかどうかというところだと思います。自分たちのことに集中して取り組みたいです」

──先日のEAFF E-1サッカー選手権で日本代表は最後韓国に大敗してしまったが
「単純に悔しかったですね。ただ、試合に出ていない選手が言うことではないと思いますし、試合に出た選手が一番わかっていると思います。僕が何かを言うべきではないです」
──肺炎になった原因は
「元はと言えば1カ月半くらいずっと咳がすごくて、その中で試合をしていました。薬も飲んだりしながらプレーしていましたけど、なかなか治らなくてひどくなっていってしまい、熱が出て病院に行ったら肺炎と言われました」

──だいたい11月中旬くらいからか
「そうですね」

──今はだいぶ良くなったか
「今は大丈夫です。走っても大丈夫です」

──感染の可能性もあったか
「感染する可能性はないと言われていて、そこは家族もいるので良かったです。ただ、試合中も咳が出てて大変でした」

──体重に変化はあったか
「少し落ちましたね。良いタイミングで休みに入ったので、ここでしっかりとコンディションを戻せたらと思います」

──当初は1月中旬くらいの復帰になると言われていたと思うが
「あれはただ医者がビビらせるために最悪だと1月中旬と言われて、できそうなら1月2日の始動に合わせてできると言われてました。ただ、監督が会見でそう言ってしまったので、大事になってしまいましたね」

──熱はどれくらいまで上がったか
「39度5分くらいですね。1日で熱は下がりましたし、次の日から普通に生活もできましたし、クラブハウスにも行ったりしていました」

──2017年はどういう年だったか
「今シーズンに限ってはチームとして厳しい戦いだったので、個人的にも大変でした。例年よりも苦労しましたね。ただ、ここでまた1度リセットできる期間があるので、良い結果が出せるようにするだけだと思います」

──来年にはロシア・ワールドカップもありますけど
「正直、ワールドカップのことだけ言っていても成長につながらないと思います。自分が今置かれている立場でどれだけ踏ん張って頑張れるかが成長につながると思うので、まずはチームで結果を残してからだと思います」

──グループリーグでの対戦相手について
「どの相手も大変なので、簡単な相手は本当にいません。1戦1戦ですね。初戦が大事だと思いますし、そこを乗り切ることができればいけると思うので、まずは初戦だと思います」

──前回大会に続いてコロンビアと対戦するが
「僕は前回の時出場していないですし、メンバーにも選ばれるかもわかりません。まずはチームで結果を出してドイツで自信をつけてワールドカップに臨むことができれば、点を取るチャンスもあると思います」

──古巣である鹿島アントラーズが今シーズンリーグ優勝を逃したが
「観てました」

──誰かとやりとりして励ましたりはしたか
「その辺はあまり細かくは言えないですけど、残念でしたね。優勝すると思っていたので、最後の最後でああいうふうになって珍しいですね」

──オフシーズンには鹿島のクラブハウスに訪問するか
「みんないるんですかね? いるなら行きたいです」

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