意外と安い!! ドンナルンマのバイアウト条項はGK最高額も…
2017.12.13 10:48 Wed
▽イタリア期待の若手GKであるミランのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ(18)の移籍金は、昨今のサッカー界では安い金額に設定されているようだ。『フットボール・イタリア』がイタリアメディアの報道をまとめて伝えた。
▽ミランのプリマヴェーラ出身であるドンナルンマは、2015年10月に16歳8カ月という若さでプロレビューを果たし、GKにおけるセリエAの最年少出場記録を樹立した。その後ミランの守護神に定着するも、今夏にはミランとの契約延長を行わないと発表していた。
▽同選手の争奪戦が予想されていたが、最終的にはドンナルンマが態度を一転させ、2021年6月末まで契約を延長している。新契約締結に際して当時は、バイアウト条項は最大で1億ユーロ(約133億2000万円)に設定され、ミランがチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃した場合は5000万ユーロ(約66億6000万円)まで引き下げられると報じられていた。
▽この契約延長に不満を持っていたのが代理人のミノ・ライオラ氏。当時からドンナルンマに移籍を勧めて、高額の報酬を得ようと考えていると伝えられていた。そんなライオラ氏は、ミラン側にバイアウト条項の盛り込むように迫ったという。
▽ライオラ氏がミラン側に提示した契約は、報道されていたものよりも割安で最大で7000万ユーロ(約93億2400万円)。またCL出場権を逃した場合は4000万ユーロ(約53億2800万円)に減額されるというものだった。なお、報道によるとミラン側はこの条件を飲まなかったようで、実際はもう少し高い移籍金が設定されているという。
▽高騰する移籍金の中、GKでの最高額は今夏にベンフィカからマンチェスター・シティに加入したブラジル代表GKエデルソンの3500万ポンド(約52億8800万円)と言われている。ドンナルンマのバイアウト条項が、今回の報道の通り7000万ユーロであれば、エデルソンの移籍金を2倍近く更新することになるが、同じ18歳のムバッペに比べると半分以下となっている。
▽ミランのプリマヴェーラ出身であるドンナルンマは、2015年10月に16歳8カ月という若さでプロレビューを果たし、GKにおけるセリエAの最年少出場記録を樹立した。その後ミランの守護神に定着するも、今夏にはミランとの契約延長を行わないと発表していた。
▽同選手の争奪戦が予想されていたが、最終的にはドンナルンマが態度を一転させ、2021年6月末まで契約を延長している。新契約締結に際して当時は、バイアウト条項は最大で1億ユーロ(約133億2000万円)に設定され、ミランがチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃した場合は5000万ユーロ(約66億6000万円)まで引き下げられると報じられていた。
▽ライオラ氏がミラン側に提示した契約は、報道されていたものよりも割安で最大で7000万ユーロ(約93億2400万円)。またCL出場権を逃した場合は4000万ユーロ(約53億2800万円)に減額されるというものだった。なお、報道によるとミラン側はこの条件を飲まなかったようで、実際はもう少し高い移籍金が設定されているという。
▽昨今のサッカー界ではブラジル代表FWネイマール(25)が、史上最高額となる2億2200万ユーロ(現在のレートで約295億7100万円)でバルセロナからパリ・サンジェルマンに加入。さらにフランス代表FWキリアン・ムバッペ(18)も総額1億8000万ユーロ(現在のレートで約239億7600万円)を支払ってモナコからパリ・サンジェルマンに加入することが決まっている。
▽高騰する移籍金の中、GKでの最高額は今夏にベンフィカからマンチェスター・シティに加入したブラジル代表GKエデルソンの3500万ポンド(約52億8800万円)と言われている。ドンナルンマのバイアウト条項が、今回の報道の通り7000万ユーロであれば、エデルソンの移籍金を2倍近く更新することになるが、同じ18歳のムバッペに比べると半分以下となっている。
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2025年の仏リーグ最高給取りはデンベレに! PSGが上位12位まで独占
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