【W杯欧州予選POプレビュー】ゴールをこじ開けるのは《アイルランドvsデンマーク》

2017.11.14 18:00 Tue
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▽ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフ2ndレグのアイルランド代表vsデンマーク代表が日本時間14日の28:45にキックオフされる。3日前に行われた1stレグでは互いに譲らずゴールレスドロー決着に終わっていた。

▽GKランドルフの活躍もあって敵地での1stレグを引き分けに持ち込んだアイルランドは、勝利すれば3大会連続4度目のW杯出場を決められる状況となった。ホームでの2ndレグではゴールを奪う必要があり、1stレグほど守備を固めてくることは予想しにくいが、引き続きカウンターに活路を見いだす戦い方に変わりはないはずだ。堅守からのカウンターでデンマークとの戦力差を埋めたい。

▽一方、0-0以外の引き分け、勝利で2大会ぶり5度目のW杯出場となるデンマークは、1stレグ同様のアプローチで臨むのが最善策だろう。アウェイゴールを奪えればアイルランドは2点を奪う必要が出てくるため、デンマークとしては相手のカウンターを警戒しつつ、果敢にゴールを狙っていきたい。
★注目選手
◆アイルランド:GKダレン・ランドルフ
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▽ゴールが必要なアイルランドではあるが、失点すれば得点力が乏しいだけに一気に苦しい展開に追い込まれる。そのため1stレグ同様、失点せずに時間を進めるのが突破に向けての最善策だと思われる。そこで鍵を握るのが1stレグでも活躍した守護神のランドルフだ。1stレグではゴール至近距離からのシュートを2本止めて2ndレグに可能性をつなげた。2ndレグでも彼の好セーブが必ず必要となる場面が予想されるだけに、ランドルフのゴールキーピングに注目したい。

◆デンマーク: MFピオネ・シスト
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▽デンマークの注目選手にはシストを推したい。1stレグではエリクセンと共に攻撃を牽引した左ウイングのシストは、ボールスキルと打開力に優れたアタッカー。所属先のセルタでは今季のリーガで11試合に先発して2ゴール8アシストと活躍している。1stレグでは決定機を1本逸したが、チャンスメークの面では存在感を発揮しており、アウェイゴールを奪いたいデンマークとしては、エリクセンと共にシストのチャンスメークが鍵を握りそうだ。

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「全てのヒーローがマントを着ているわけではない」バロンドール授賞式でドログバが感動のスピーチ、エリクセンの命救ったケアーに敬意

元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ氏が、ステージ上で改めて敬意を示した。 29日、『フランス・フットボール』が主催するバロンドールの授賞式が開催。パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが2年ぶり7度目の受賞を果たした。 授賞式では他の表彰もされた中、プレゼンターを務めていたドログバ氏が壇上でスピーチ。1人の選手への敬意を表した。 「この場を借りて、私にとって大切なことをお話ししたいと思います。今年、本当に功績のあった人物に敬意を表したいと思います」 「この男はヒーローです。これはフットボールや我々よりも大きいことです」 「ケアーは友人でもある、クリスティアン・エリクセンの命を助けました。賢い人々は、全てのヒーローがマントを着ているわけではないと言いました。シモン・ケアー、ありがとう」 これは、今夏行われたユーロ2020のデンマーク代表vsフィンランド代表の一戦で、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが卒倒し、ピッチ上で心肺停止になった事件に関するものだ。 エリクセンがピッチ上で倒れた際、DFシモン・ケアーが最初に異変に気がつき駆け寄ると、救助を呼び、その後はエリクセンの妻のケア、チームメイトとともにエリクセンを囲う壁を作るなど、素晴らしい対応を見せていた。ドログバ氏は改めて賛辞の言葉を送り、会場は拍手に包まれることとなった。 <span class="paragraph-title">【動画】ドログバ氏がケアーを称えるスピーチ、会場も拍手に包まれる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">This is more than football. <br><br>Thanks <a href="https://twitter.com/simonkjaer1989?ref_src=twsrc%5Etfw">@simonkjaer1989</a> for being you! <a href="https://twitter.com/hashtag/ballondor?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ballondor</a> <a href="https://t.co/Z84TCbiafE">pic.twitter.com/Z84TCbiafE</a></p>&mdash; Ballon d&#39;Or #ballondor (@francefootball) <a href="https://twitter.com/francefootball/status/1465418482607177730?ref_src=twsrc%5Etfw">November 29, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.11.30 15:50 Tue
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メッシに新たな栄誉、「スポーツ界のアカデミー賞」でもあるローレウス世界スポーツ賞で史上初の2冠達成…個人とアルゼンチン代表で受賞

2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)を制したアルゼンチン代表と、キャプテンでエースのFWリオネル・メッシが偉大な賞を受賞した。 8日、「ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード 2023」が開催。年間最優秀男子選手部門にメッシが、年間最優秀チーム部門にアルゼンチン代表が選ばれた。 「スポーツ界のアカデミー賞」とも言われる同賞。世界40か国以上でスポーツを通じた社会貢献活動に取り組んでいるローレウスが、2022年のスポーツシーンにおいて、最も優れた功績を残した個人や団体を表彰した。 メッシは前述の通り、キャプテンとしてチームを牽引。7ゴールをあげて悲願の優勝を達成。クラブシーンでは多くのタイトルを手にした中、悲願の代表チームでの世界一を手にしていた。 なお、同年に個人と団体で表彰された選手は初の出来事。メッシは2020年に続いて2度目の受賞となった。 受賞したメッシは、「これは特別な栄誉だ。特に、今年のローレウス・ワールド・スポーツ・アワードがパリで開催されるので、2021年にここに来て以来、僕の家族を歓迎してきた街だ」とコメント。「代表チームだけでなく、PSGのすべてのチームメイトに感謝したい。僕はこれを1人で達成したわけではなく、彼らとすべてを共有できることに感謝している」とコメントしている。なお、最終候補にはフランス代表FWキリアン・ムバッペも残っていた。 メッシは、自身のインスタグラムでも妻のアントネラ・ロクソさんとの2ショットなどを投稿し、改めて受賞に感謝の気持ちを綴っている。 「ローレウス・ワールド・スポーツ・アワードというスポーツ界にとってとても特別な賞をいただき、ありがとうございます。個人としてもチームとしてもみんなの成功の結果だ」 「僕はワールドカップを持ち上げるという自分の夢を実現した。この夢は、実際に全てのアルゼンチン人が共有していたものだ。だから、この賞はアルゼンチン全体に向けられたものだ」 「僕を尊重し、いつも支えてくれる家族と愛する人たちに感謝するそしてもちろん、世界中のメディアと、僕たちを選んでくれたローレうす・アカデミーにも感謝する」 また、「カムバック・オブ・ザ・イヤー」として、復活を遂げたアスリートに送られる賞では、マンチェスター・ユナイテッドのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが選出された。 エリクセンは2021年に行われたユーロ2020の試合中に倒れ、心停止に。ピッチ上で心肺蘇生が行われ、その後病院に搬送。埋め込み式の除細動器を着用した中で2022年1月にブレントフォードで復帰。今シーズンからユナイテッドでプレーし、カタールW杯にもデンマーク代表の一員として戦っていた。 <span class="paragraph-title">【写真】ドレスアップしたメッシと妻のアントネラさんが受賞式に出席</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cr_0_Z-tGGI/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Cr_0_Z-tGGI/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; 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元デンマーク代表GKセーレンセンが現役引退、プレミア通算409試合出場

▽メルボルン・シティを退団した元デンマーク代表GKトーマス・セーレンセン(41)が24日、現役引退を発表した。 ▽母国でキャリアを積んだセーレンセンは、1998年にサンダーランドに移籍。正守護神としてプレミアリーグで171試合に出場した後、2003年にチームが2部に降格したことを受け、アストン・ビラへと加入。ここでも正守護神としてプレーし、139試合に出場した。2008年にはストークに移籍して99試合に出場するなど、プレミアリーグの通算出場数は409試合を数えていた。そして、メルボルン・シティでは在籍2年間で公式戦40試合に出場していた。 ▽デンマーク代表としてはユーロに2度(2000年、2004年)、ワールドカップ(W杯)にも2度(2002年、2010年)出場するなどキャップ数は101を誇った。また、2010年の南アフリカW杯では、日本代表戦でもゴールマウスを守った。 ▽輝かしいキャリアを築いたセーレンセンは自身のインスタグラムで引退について次のようにコメントしている。 「大きな誇りとともに少しの悲しみがある。今日、現役引退を正式に発表することができ、多くの人々に感謝を伝えたい。家族、友人、クラブ、監督、チームメート、そしてファンにだ。みんなのサポートに対してはこの先ずっと感謝していく。これから新たな人生の章が始まるよ」 2017.07.24 23:54 Mon

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