C大阪の尹晶煥監督、“優勝”の二文字使わず虎視眈々「選手を信じてピッチに送り出す」《ルヴァンカップ》
2017.11.03 16:14 Fri
▽セレッソ大阪は3日、2017 JリーグYBCルヴァンカップ決勝の川崎フロンターレ戦に向け、会場となる埼玉スタジアム2002で前日記者会見に臨んだ。
▽会見に主将のFW柿谷曜一朗と共に出席したC大阪の尹晶煥監督は、初タイトルの懸かる今大会決勝戦に向け、「この試合のためだけに準備してきた」と述べ、「冷静に、落ち着いて、平常心を持って」試合に臨み、優勝という良い結果を掴みたいと意気込んだ。
◆尹晶煥監督 (セレッソ大阪)
「C大阪が初めて決勝に勝ち進むことができて嬉しく思う。リーグ戦に絡めていなかった選手たちが決勝に導いてくれた。もちろん、リーグ戦に出ている選手も貢献してくれたが、正直なところ、決勝に行けるとは思ってもいなかった。準決勝でガンバ大阪とのダービーに勝ってから約1カ月間にわたり、この試合のためだけに準備してきた。リーグとカップ戦、共に良い雰囲気で結果を得ることができている。明日の決勝では、選手たちが我々のやるべきことをやり、良い結果を得ることを願っている。最善を尽くしたい」
――前身のナビスコカップ時代を含めてルヴァンカップに対する思い入れ
「ルヴァンカップという大会で初めて決勝に進むことができた。ルヴァンカップを通して、若手の育成と試合感のない選手の起用という部分を考えて、試合に臨んできた。その中で、グループステージから12試合を戦ってきて、負けなしでここまでやってきたというのは、素晴らしい仕事ぶりだったと思う。(決勝戦は)選手ではないが、監督としてもすごく緊張する日になる。選手たちにも良い機会になるだろうけど、セレッソにとっても成長することができると思う。大会を通じて、選手たちは成長した。リーグ戦も残っているが、このような大会を経験して、選手が成長していくことに魅力を感じている」
――警戒する対戦相手の選手は。自チームの選手に一番伝えたいこととは
「川崎さんにはすごく良い選手が揃っている。この前のアウェイでのリーグ戦では、大量失点で負けた。そういったことを考えれば、全ての選手を警戒しながら戦わなければならない。でも、一番大事なのは、これまでやってきたとおり、冷静に、落ち着いて、平常心を持って、試合に臨むこと。もちろん、大勢の方々がスタジアムに足を運んでくれるのでプレッシャーもあり、良いプレーを見せようという思うも出てくると思うので、1人ひとりが冷静さを保つことが必要になる。その中で、チームがやろうとしていることを出していきたい。選手たちはこのカップを獲る術を理解していると思うし、互いを信じている。私も信じて選手をピッチに送り出す。この1試合のために準備してきたことをピッチで出し切れれば良い結果がついてくると思う」
▽会見に主将のFW柿谷曜一朗と共に出席したC大阪の尹晶煥監督は、初タイトルの懸かる今大会決勝戦に向け、「この試合のためだけに準備してきた」と述べ、「冷静に、落ち着いて、平常心を持って」試合に臨み、優勝という良い結果を掴みたいと意気込んだ。
◆尹晶煥監督 (セレッソ大阪)
「C大阪が初めて決勝に勝ち進むことができて嬉しく思う。リーグ戦に絡めていなかった選手たちが決勝に導いてくれた。もちろん、リーグ戦に出ている選手も貢献してくれたが、正直なところ、決勝に行けるとは思ってもいなかった。準決勝でガンバ大阪とのダービーに勝ってから約1カ月間にわたり、この試合のためだけに準備してきた。リーグとカップ戦、共に良い雰囲気で結果を得ることができている。明日の決勝では、選手たちが我々のやるべきことをやり、良い結果を得ることを願っている。最善を尽くしたい」
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