クラブ批判騒動のローズが復帰戦で温かい反応見せたサポーターに感謝

2017.10.19 02:02 Thu
Getty Images
トッテナムに所属するイングランド代表DFダニー・ローズが、17日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループH第3節、レアル・マドリー戦(1-1のドロー)で今年1月以来の復帰を果たした。
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▽そして、ローズは今夏にクラブ批判騒動を起こした中、復帰戦で温かい反応を見せたサポーターへの感謝を口にしている。イギリス『ロンドン・イブニング・スタンダード』が同選手のコメントを伝えている。▽ローズは今年1月にヒザを負傷して以降、手術を行った影響もあり、9カ月ほどの戦線離脱を強いられていた。
▽また、今夏にイギリス『サン』のインタビューでは「Googleで検索する必要がない一流の選手獲得が必要」と、クラブの補強戦略を批判する趣旨の発言や、独自のサラリーキャップを設けてその他のビッグクラブに比べてサラリーが明らかに少ないことを非難。この発言後、反響の大きさを考慮して謝罪を行うも、多くのサポーターの不評を買うなど、苦しい立場に追い込まれていた。

▽そんな状況の中での復帰戦となり、ローズは試合前のウォーミングアップや80分過ぎにFWフェルナンド・ジョレンテに代わって途中投入される場面でのブーイングを覚悟していた。だが、サンティアゴ・ベルナベウに遠征した4000人ほどのアウェイサポーターは、これまでと変わらず温かい声援で同選手の復帰を歓迎した。
「正直、僕がやったことに対して、サポーターから冷たい反応があると思っていたんだ。だけど、サポーターは僕がピッチに入ったとき、試合後にピッチ内でトレーニングをしているとき、とても温かな反応を示してくれた。そのことにとても感謝しているよ」

「今シーズンの残りを楽しみにしているよ。まず初めに自分のポジションを取り戻す必要がある。監督は過去の僕の発言をもう忘れてくれているし、僕たちはチームとして前進し、トロフィー獲得に向けてチャレンジしているんだ」

▽また、ローズは練習復帰から間もない段階でいきなりマドリーとのビッグマッチで復帰を果たしたことに関して以下のように説明している。

「僕の頭の中では(来週ミッドウィークに行われるEFLカップの)ウェストハム戦で数分間プレーする予定だったんだ。先週の日曜日に良い感覚でトレーニングすることができ、ロッカールームに戻ってシャワーを浴びる準備をしていたんだ」

「そのときに監督から上の階に呼ばれて、『今日は良い感じでプレーできていたね。マドリッドで10分か15分プレーできるか?』て聞かれたんだ。そのときに僕は『もちろん、できます。問題はないです』って答えたんだ」

「正直、今回の試合は家のテレビで観戦すると思っていたし、数日前の時点では全く想定していなかったよ。同様に復帰戦で初めて中盤(インサイドMF)でプレーするなんて驚いたよ」

「ここ数カ月はイライラすることが多かったけど、ここ数日間にはその価値があったと思うよ」

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「チャンピオンにふさわしい」逆転負けで優勝を見守ったトッテナム、ポステコグルー監督が難しさ語る「追いつくのは難しいと思った」

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、プレミアリーグ優勝を果たしたリバプールを称え、ヨーロッパの戦いと並行する難しさにも言及した。クラブ公式サイトが伝えた。 27日、トッテナムはプレミアリーグ第34節でリバプールとアウェイで対戦。リバプールのリーグ優勝が決まる試合となる中で、ドミニク・ソランケのゴールで先制に成功する。 良い試合の入りを見せた中で、その後にリバプールが連続ゴール。終わってみれば5-1で敗れ、眼前でリバプールの優勝を見守ることとなった。 今シーズンは苦しみ続けた中、首位を保っていたリバプールをポステコグルー監督は称賛。逆転されてからは難しかったとした。 「リバプールには敬意を表したい。彼らはチャンピオンにふさわしいチームであり、今年ずっと素晴らしいチームだった。もちろん今日も安定していた」 「我々は試合開始から好調で、相手を苦しめることができたと思う。ゴール以外でも、全体的には良いエリアをキープできていたと思う。しかし、一度リードを許してしまうと、スタジアムの雰囲気から見て、追いつくのは難しいだろうと予想していたし、実際にその通りになった」 今シーズンは降格こそないものの、現在16位と低迷。プレミアリーグになってからは過去最低の成績は14位であり、ワーストを更新する可能性も高い。 その中で、ヨーロッパリーグ(EL)では準決勝に勝ち上がっており、ボデ/グリムトとの2試合を控えている。来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権のためには大事な戦いとなる中で、プレミアリーグと並行して戦うことの難しさを改めて語った。 「簡単なことではない。選手にとっても容易なことではない。リバプールのラインナップを見れば、ほぼ毎週のように選手を選ぶことができるからだ。多くの変更を加えたが、それは必要だと感じた」 「多くの選手が今シーズン、ケガで多くの時間を棒に振っている。彼らを復帰させるだけでなく、出場時間を管理することも重要だった。もちろん、彼らを準備万端にしておきたいからだ」 「ミッキー(・ファン・デ・フェン)や(クリスティアン・)ロメロのような選手は今日出場できたはずだが、シーズンの大半を欠場しているので、起用するタイミングには細心の注意を払わなければならない。ペドロ(・ポロ)や(ロドリゴ・)ベンタンクールのような選手は、今シーズン多くの試合に出場している。確かに、綱渡りのような状況で、チームにとっても選手にとってもプラスにはなっていない。最高の選手と対戦するとなると、その代償を払うことになる」 出場していない選手も出場している選手もコンディションを整えるのが難しいとコメント。選手層の厚さにも問題があり、苦しいシーズンであると語った。 <span class="paragraph-title">【動画】リバプール相手に先制もトッテナムは優勝を見届けることに</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yw9w5joB9K4";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.28 14:45 Mon
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今季ゴール量産の前田大然にリバプールやアーセナルなどプレミアの複数クラブが関心か? 移籍金は48.3億円程度

今シーズンのセルティックで多大なる活躍を見せている日本代表FW前田大然(27)にプレミアリーグのビッグクラブが関心を持っているという。イギリス『TBR』が伝えた。 2022年1月に横浜F・マリノスからセルティックに加入した前田。今シーズンは公式戦47試合で33ゴールを記録。スコティッシュ・プレミアシップでは16ゴールを記録し、得点ランキングトップに立つとともに、シーズンMVPの最終候補に残っている。 左ウイングを主戦場としていた前田は、1月に日本代表FW古橋亨梧がスタッド・レンヌへと完全移籍したことを受けて中央でのプレーが増えることに。すると一気にゴールを量産し、1つステップを登った形となっている。 前田とセルティックの契約は2027年夏までとなっており、ブレンダン・ロジャーズ監督も今夏の移籍の可能性を示唆していたが、プレミアリーグからの関心が高まっているという。 前田の獲得に関心を持っているのは、アーセナル、リバプール、チェルシー、トッテナム・ホットスパーとのこと。さらに、アストン・ビラやブレントフォード、フルアム、クリスタル・パレス、ウェストハム、リーズ・ユナイテッドなども興味を持っているという。 前田の移籍金は約2500万ポンド(約48億3000万円)と見られており、プレミアリーグのクラブであれば手が出せる金額。前田自身は「ここにいる間は、常にセルティックのために戦い、プレーしたいと思っています。チームのために集中してプレーし続けたいです」と、セルティックのためにプレーすることを口にしていたが、セルティックが最後のクラブになるかという質問には「うーん、よく分かりません。難しい質問ですね」と、残留を明言せず、高みを目指していくことは間違いないと見られている。 2025.05.02 16:45 Fri

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