去就不透明のサンチェス、アーセナルの練習に復帰へ...今夏の退団はなし?
2017.07.28 12:09 Fri
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、いまだに去就が不透明のアレクシス・サンチェスが30日から練習に参加すると語っている。
来夏でアーセナルとの契約が満了するサンチェスに、マンチェスター・シティやパリ・サンジェルマン(PSG)が強い関心を抱いている。しかし、ヴェンゲル監督は新シーズン終了後にフリーで移籍するリスクがあるものの、チリ代表FWの残留を強調。そして今年6月のコンフェデレーションズカップに出場していたシュコドラン・ムスタフィとともに同選手がようやくチームに戻ってくるようだ。
ヴェンゲル監督は、クラブの公式サイトで「アレクシスとムスタフィは日曜日からトレーニングを開始する。まずは、彼らの状態を確認して、適切なトレーニングを行い、そのあとで起用できるか見極める必要がある」と渦中のサンチェスが休暇を終え、チームに復帰すると語った。
続けて「もちろん、彼らの状態次第だが、全てのことを加味して決定を下す。彼の調子が上がってこなければ、控えになる可能性もある。ストライカーをベンチに置くことは、ディフェンダーに対してそうするよりも簡単なことだ。なぜなら、彼らは短時間でインパクトを残せる」とコンディション次第では開幕戦はベンチスタートになる可能性があると話している。
昨シーズンのFAカップを制したアーセナルは、8月6日に行われるコミュニティーシールドでリーグ王者のチェルシーと対戦。その5日後にプレミアリーグ開幕戦のレスター・シティ戦を控えている。
提供:goal.com
来夏でアーセナルとの契約が満了するサンチェスに、マンチェスター・シティやパリ・サンジェルマン(PSG)が強い関心を抱いている。しかし、ヴェンゲル監督は新シーズン終了後にフリーで移籍するリスクがあるものの、チリ代表FWの残留を強調。そして今年6月のコンフェデレーションズカップに出場していたシュコドラン・ムスタフィとともに同選手がようやくチームに戻ってくるようだ。
ヴェンゲル監督は、クラブの公式サイトで「アレクシスとムスタフィは日曜日からトレーニングを開始する。まずは、彼らの状態を確認して、適切なトレーニングを行い、そのあとで起用できるか見極める必要がある」と渦中のサンチェスが休暇を終え、チームに復帰すると語った。
続けて「もちろん、彼らの状態次第だが、全てのことを加味して決定を下す。彼の調子が上がってこなければ、控えになる可能性もある。ストライカーをベンチに置くことは、ディフェンダーに対してそうするよりも簡単なことだ。なぜなら、彼らは短時間でインパクトを残せる」とコンディション次第では開幕戦はベンチスタートになる可能性があると話している。
昨シーズンのFAカップを制したアーセナルは、8月6日に行われるコミュニティーシールドでリーグ王者のチェルシーと対戦。その5日後にプレミアリーグ開幕戦のレスター・シティ戦を控えている。
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1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.9</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">1997-98シーズン/アーセナル 〜フェイマス・バックフォー〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/1997-98arsenal.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:アーセン・ヴェンゲル(48) 獲得タイトル:プレミアリーグ、FAカップ 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力9:★★★★★★★★★☆ タレント8:★★★★★★★★☆☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">クラブ史上2度目のダブル</div> 1997-98シーズンは、アーセン・ヴェンゲル監督が初めてシーズンを通してチームを指揮したシーズンだった。1996-97シーズンの途中にアーセナルの指揮官に就任したヴェンゲル監督は、新たなトレーニングメソッドや選手たちのプライベートに関する制限、外国人選手の積極的な招へいなど、クラブに多くの変化をもたらした。 プレミアリーグでは、開幕から第12節まで負けなしで首位に立った。しかし、11月に行われた4試合のうち3試合で敗れるなど、中盤に失速する。それでも、年明け以降に再び調子を取り戻すと、第33節から5連勝を達成するなどし、首位を奪還。最終的には、マンチェスター・ユナイテッドを1ポイント差で退け、7シーズンぶりにリーグタイトルを戴冠した。 さらに、このシーズンのアーセナルはFAカップでも躍進。準々決勝と準決勝で、それぞれウェストハムとウォルバーハンプトンを下して決勝に進出する。決勝では、ニューカッスルを相手にオーフェルマルスとアネルカのゴールで勝利。1970-71シーズン以来、クラブ史上2度目となるダブルを達成した。そして、英国4協会以外の出身者で初めてプレミアリーグを制した指揮官となったヴェンゲル監督は、年間最優秀監督賞を受賞した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">フェイマス・バックフォー</div> 今でこそ攻撃的なフットボールで知られるアーセナルだが、1990年代以前は非常に守備的なスタイルで、「1-0の退屈なチーム」などと嘲笑されることも多かった。それでも、ヴェンゲル監督の就任以降は、徐々にスペクタクルなチームへと変貌。1997-98シーズンのチームの強みは未だ守備にあったが、攻撃でも見どころ十分だった。 GKには、イングランド代表の守護神でもあるシーマンが君臨。“フェイマス・バックフォー”と呼ばれた名高い最終ラインでは、ディフェンスリーダーのアダムスを中心に、ウィンターバーン、ディクソンという守備的ながらも安定感抜群の両サイドバックが不動のレギュラーを務める。アダムスの相棒には、現在のアーセナルコーチであるボールド、そしてキーオンと、フィジカルコンタクトに優れる両名が名を連ねた。 セントラルMFは、強靭なフィジカルとフットボールセンスを併せ持つヴィエラと、左利きのプレーメーカーであるプティのコンビが磐石。攻撃的にシフトする際には、テクニシャンのプラットも控えていた。そして、右サイドにはバランスの優れる万能型MFパーラー。左サイドのオーフェルマルスは当時、世界有数のウインガーとして名を馳せ、右足で持ち出す縦突破は、分かっていても止められないレベルにあった。 最前線にも魅力的な選手たちが在籍していた。ベルカンプはゴールだけでなくアシストでも貢献した。当時のアーセナルのスターだったイアン・ライトは現代で言うバロテッリのような“愛すべき悪童”的存在。1991年からアーセナルのために多くのゴールを挙げ続けたイングランド人FWも当時34歳とキャリア終盤だったが、驚異的なダッシュ力と豪快なシュートは健在で、多くのゴールを陥れた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FWデニス・ベルカンプ(28)</span> 内に秘める闘争心と氷のような冷静さを併せ持つオランダの天才ストライカーは、卓越したボールテクニックと決定力を遺憾なく発揮。公式戦40試合に出場して22ゴールを記録しただけでなく、ゲームメークやアシストでも多大な貢献を果たした。その結果、選手が選ぶPFA年間最優秀選手賞と、記者が投票で選出するFWA年間最優秀選手賞をダブルで受賞する快挙を達成している。 2019.04.07 22:00 Sun4
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