鹿島、強豪セビージャを撃破!! 曽ヶ端ファインセーブ連発に応えた鈴木が2発! 《明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017》
2017.07.22 20:20 Sat
▽「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017」と銘打たれた、鹿島アントラーズvsセビージャが、22日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、2-0で鹿島が勝利を収めた。
▽直近の公式戦9試合8勝1分けで明治安田生命J1リーグでも2位につけている好調の鹿島は、[4-4-2]を採用。GKに曽ヶ端、4バックに昌子、植田、西、伊東、MFにレオ・シルバ、レアンドロ、中村、三竿健、FWにペドロ・ジュニオール、金崎を並べた。今シーズン主力としてチームを支えている遠藤、小笠原、土居、鈴木はベンチからのスタートとなった。
▽対するセビージャは、昨シーズン指揮を務めたサンパオリ前監督の後任であるベリッソ新監督の初陣となった17日のセレッソ大阪戦を3-1で完勝し、初陣を飾った先発メンバーから8名を変更。GKにソリア、4バックにコルシア、ラングレ、エスクデロ、パレハ、中盤の底にピサーロ、2列目にバネガ、ガンソ、FWにコレア、ムリエル、モントーヤを起用し、[4-1-2-3]を採用した。昨年行われたクラブ・ワールドカップ(CWC)の決勝でリーガエスパニョーラ王者のレアル・マドリーを追い詰めた鹿島との一戦に、アタッカーを多く配した攻撃的布陣で臨んだ。
▽鹿島のキックオフで始まった試合は、落ち着いた入りを見せた。人数をかけ過ぎずにシンプルなプレーをする鹿島に対し、セビージャは深追いをせず、両チームとも中々シュートまで持ち込めない。ファーストシュートは8分、金崎がボックス手前右で相手に身体を当てながらドリブルを仕掛け、ペドロ・ジュニオールにパスを供給。ペドロ・ジュニオールがシュートを放ったがDFにクリアされた。直後の9分、右サイドバックのコルシアがカウンターからボックス内まで侵攻しチャンスを作ろうとしたが、鹿島DFに囲まれ決定機とはならず。睨み合いが続いた。
▽鹿島はペドロ・ジュニオールや金崎が身体の強さを活かして起点になろうとするが、ボールを持つと素早くセビージャDFに囲まれ、チャンスを作れない。逆にセビージャは、本来トップ下でのプレーを得意とするバネガが低い位置まで降りてボールに絡み支配率を高めると、主導権を握り始める。
▽前半終了間際、ボックス内左でルーズボールを拾ったムリエルが左足を振り抜く。枠を捉えていたがGK曽ヶ端が足で軌道を逸らし、再びファインセーブで会場を沸かせた。粘り強い守備力を発揮した鹿島がセビージャの猛攻を凌ぎ、スコアレスで試合を折り返す。
▽セビージャはハーフタイム中に4枚を交代。ムリエル、バネガ、エスクデロ、パレハを下げてC大阪戦2得点のイェデル、クローン=デリ、マトス、メルカドを投入した。鹿島は3枚を代え、レアンドロ、昌子、西を下げて遠藤、ブエノ、山本を起用した。
▽57分、後半から入ったクローン=デリとイェデルが絡み左サイドを崩すと、オーバーラップしたマトスにボールが繫がり、クロスが上がる。走り込んだコレアがジャンピングボレーで合わせたが、ミートできずに打ち上げた。
▽62分、セビージャはコレア、ピサーロ、ガンソを下げ、サラビア、エンゾンジ、ラッソを投入。鹿島は金崎、ペドロ・ジュニオール、レオ・シルバを下げ、鈴木、土居、安部を投入した。
▽68分、鹿島のカウンターが発動し、土居と鈴木が相手DFと数的同数のチャンスを迎えたが、シュートまで持ち込めず。69分には、再び鹿島がカウンターの場面。今度は安部がシュートに持ち込んだがGKに阻まれた。得点には結びつかないまでも、徐々に鹿島が流れを引き寄せ始める。すると、72分に鈴木が貴重な先制点を決めた。安部が中盤でボールを受けると、スピードに乗ったドリブルで相手を2人かわし、ボックス内へ。GKとの一対一となったが、斜め後方から走り込んでいた鈴木へのパスを選択。鈴木がこれを無人のゴールへ流し込んだ。
▽ビハインドを抱えたセビージャは攻勢を強めるも、守備へ力を割く相手の牙城を崩せず。前半に多く見られたサイドを広く使った攻撃も、チーム全体で守り抜く鹿島に対応された。それでも86分、イェデルがボックス内フリーでシュートを放つ。しかし、曽ヶ端のファインセーブにまたも阻まれた。
▽試合終了間際、鈴木が再び得点を決める。91分、CKのキッカーを遠藤が務めると、弾道の高いボールが上がる。相手DFに競り勝った鈴木がヘディングシュートを放つと、ゴールへ吸い込まれた。試合はこのまま終了。守備の時間の長かった鹿島が、猛攻をかけたスペインの強豪セビージャに完封勝利を果たし、J1リーグ再開へ向けて勢いをつけた。
▽直近の公式戦9試合8勝1分けで明治安田生命J1リーグでも2位につけている好調の鹿島は、[4-4-2]を採用。GKに曽ヶ端、4バックに昌子、植田、西、伊東、MFにレオ・シルバ、レアンドロ、中村、三竿健、FWにペドロ・ジュニオール、金崎を並べた。今シーズン主力としてチームを支えている遠藤、小笠原、土居、鈴木はベンチからのスタートとなった。
▽対するセビージャは、昨シーズン指揮を務めたサンパオリ前監督の後任であるベリッソ新監督の初陣となった17日のセレッソ大阪戦を3-1で完勝し、初陣を飾った先発メンバーから8名を変更。GKにソリア、4バックにコルシア、ラングレ、エスクデロ、パレハ、中盤の底にピサーロ、2列目にバネガ、ガンソ、FWにコレア、ムリエル、モントーヤを起用し、[4-1-2-3]を採用した。昨年行われたクラブ・ワールドカップ(CWC)の決勝でリーガエスパニョーラ王者のレアル・マドリーを追い詰めた鹿島との一戦に、アタッカーを多く配した攻撃的布陣で臨んだ。
▽鹿島はペドロ・ジュニオールや金崎が身体の強さを活かして起点になろうとするが、ボールを持つと素早くセビージャDFに囲まれ、チャンスを作れない。逆にセビージャは、本来トップ下でのプレーを得意とするバネガが低い位置まで降りてボールに絡み支配率を高めると、主導権を握り始める。
▽24分、セビージャが決定的な場面を迎えた。ボックス手前中央で細かいパスを繋ぎ鹿島DFを中央に引き付けると、右サイド深くまでオーバーラップしたコルシアにボールが渡る。そのままシュートまで持ち込むも曽ヶ端がファインセーブ。こぼれ球に詰めたムリエルがシュートを放ったが、DFが懸命にブロックしチーム一丸となって失点を防いだ。サイドに幅を持たせているセビージャが、チャンスを増やし始める。35分にもガンソからのパスを受けたムリエルのポストプレーから、コレアがボックス内で一対一の場面を迎えたが、左足でのシュートは枠を外れた。
▽前半終了間際、ボックス内左でルーズボールを拾ったムリエルが左足を振り抜く。枠を捉えていたがGK曽ヶ端が足で軌道を逸らし、再びファインセーブで会場を沸かせた。粘り強い守備力を発揮した鹿島がセビージャの猛攻を凌ぎ、スコアレスで試合を折り返す。
▽セビージャはハーフタイム中に4枚を交代。ムリエル、バネガ、エスクデロ、パレハを下げてC大阪戦2得点のイェデル、クローン=デリ、マトス、メルカドを投入した。鹿島は3枚を代え、レアンドロ、昌子、西を下げて遠藤、ブエノ、山本を起用した。
▽57分、後半から入ったクローン=デリとイェデルが絡み左サイドを崩すと、オーバーラップしたマトスにボールが繫がり、クロスが上がる。走り込んだコレアがジャンピングボレーで合わせたが、ミートできずに打ち上げた。
▽62分、セビージャはコレア、ピサーロ、ガンソを下げ、サラビア、エンゾンジ、ラッソを投入。鹿島は金崎、ペドロ・ジュニオール、レオ・シルバを下げ、鈴木、土居、安部を投入した。
▽68分、鹿島のカウンターが発動し、土居と鈴木が相手DFと数的同数のチャンスを迎えたが、シュートまで持ち込めず。69分には、再び鹿島がカウンターの場面。今度は安部がシュートに持ち込んだがGKに阻まれた。得点には結びつかないまでも、徐々に鹿島が流れを引き寄せ始める。すると、72分に鈴木が貴重な先制点を決めた。安部が中盤でボールを受けると、スピードに乗ったドリブルで相手を2人かわし、ボックス内へ。GKとの一対一となったが、斜め後方から走り込んでいた鈴木へのパスを選択。鈴木がこれを無人のゴールへ流し込んだ。
▽ビハインドを抱えたセビージャは攻勢を強めるも、守備へ力を割く相手の牙城を崩せず。前半に多く見られたサイドを広く使った攻撃も、チーム全体で守り抜く鹿島に対応された。それでも86分、イェデルがボックス内フリーでシュートを放つ。しかし、曽ヶ端のファインセーブにまたも阻まれた。
▽試合終了間際、鈴木が再び得点を決める。91分、CKのキッカーを遠藤が務めると、弾道の高いボールが上がる。相手DFに競り勝った鈴木がヘディングシュートを放つと、ゴールへ吸い込まれた。試合はこのまま終了。守備の時間の長かった鹿島が、猛攻をかけたスペインの強豪セビージャに完封勝利を果たし、J1リーグ再開へ向けて勢いをつけた。
セビージャの関連記事
J1の関連記事
|
|
セビージャの人気記事ランキング
1
「もし女子サッカー界で起きていたら?」スローインする選手の尻をファンが触る事件が発生…スペインで問題に
ラ・リーガの試合で観客が起こしたとんでもない行動が大きな問題となっている。 事件が起こったのは5日に行われたラ・リーガ第23節のラージョ・バジェカーノvsセビージャの一戦。被害者はセビージャのルーカス・オカンポスだった。 問題の行動は32分。スローインのためにボールを拾いに行き、構えたオカンポスだったが、最前列に座ってい少年が手を伸ばしてオカンポスの尻を触った。 すぐに気がついたオカンポスは怒り。ラージョの選手を呼びつけたが、少年たちは何食わぬ顔で知らんぷり。周りのラージョのファンは、オカンポスに対して怒りをぶつけていたが、明らかな問題行動だった。 スペイン『アス』によれば、この事件を起こしたのは少年であり、法定年齢には達して居ないため、少年検察庁に報告されるとのこと。警察はすでに身元を特定しており、ラージョはしばらくの間、出入り禁止にすることになると見られている。 オカンポスは怒りが収まらず、試合後に怒りのコメントを残した。 「このようなことがもし女子サッカー界で起これば、どうなるかは分かっている。僕には2人の娘がいるから自制した。明日、彼女たちにこのようなことが起こらないことを願っている」 「このような愚か者が、とても良い振る舞いを見せているファンを汚さないことを願っている」 「幼稚なことではある。ただ、人の尻を触ることはバカバカしくはない。大騒ぎにはしたくない」 <span class="paragraph-title">【動画】スローインする選手のお尻を触る観客の暴挙…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/hashtag/DirectoGol?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DirectoGol</a> <a href="https://t.co/irozEBa3eO">pic.twitter.com/irozEBa3eO</a></p>— Directo Gol (@DirectoGol) <a href="https://twitter.com/DirectoGol/status/1754642302566371341?ref_src=twsrc%5Etfw">February 5, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.06 21:58 Tue2
アルゼンチン代表DFモンティエルが3年半ぶりに古巣リーベル・プレートに復帰!
リーベル・プレートは20日、アルゼンチン代表DFゴンサロ・モンティエル(28)を完全移籍で獲得した。契約期間は明かされていないが、『Transfer market』は2028年12月31日までと伝えている。 リーベル・プレートの下部組織から2016年にトップチームデビューを飾ったモンティエルは、176cmの攻撃的な右サイドバック。リーベル・プレートでは公式戦138試合に出場し、6ゴール14アシストを記録している。在籍期間に2018年のコパ・リベルタドーレス制覇など、8つのタイトルを獲得。 2021年8月に完全移籍で加入したセビージャでは、本職の右サイドバックだけでなく、センターバックでもプレーし、在籍2年半で公式戦81試合に出場。昨季はノッティンガム・フォレストへレンタル移籍に出されると、復帰した今季はカップ戦要員としてプレーしており、リーグ戦では111分のプレー時間に留まっていた。 2025.01.21 09:01 Tue3
現役時代のシメオネ監督はどんな人物だった? かつての同僚が明かす
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督について、現役時代のチームメイトたちが振り返った。スペイン『マルカ』が伝えている。 現役時代セビージャやアトレティコ、そしてインテルなどで活躍したシメオネ氏。特に現在監督を務めるアトレティコには1994年から1997年までの3年間と2003年から2005年1月までの1年半の2度在籍し、公式戦155試合出場29ゴールを記録した。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJKcDZqR25nZCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 監督としてピッチサイドで感情を全面に出したスタイルでチームを鼓舞するシメオネ氏だが、現役時代からこの情熱的なスタイルは一貫したもので、共にプレーした多くの選手たちに大きな印象を与えていたようだ。 アトレティコでのチームメイトだった元スペイン代表DFトニ・ムニョス氏は、選手時代のシメオネ氏の情熱を振り返っている。 「彼は全てにおいて情熱的で、ピッチ上でも自分が感じたことを表現していた。苦しむことを楽しんでいたし、全員に対して高い要求を持っていて、強いパーソナリティのある選手だった」 またムニョス氏は、シメオネ氏の優れた戦術眼が得点に繋がっていたと話す。 「戦術的にもとても優れていた。常に1シーズンで8から14ゴールくらいを決めていたが、それは彼がフリーキックや攻撃参加が上手かっただけでなく、試合を読む力に非常に長けていたからだ」 「彼のフットボールに対する思いはとても大きかった。私にシエスタすらさせてくれなかったよ。常にフットボールについて話していて、寝ていても起こされたものだ」 「彼のウォーミングアップは試合前のホテルから始まっていた。チームメイトに指示をして人を集めて、ランチやディナーの時、気付いたら相手がどういう風にプレーするのかという話をしていた」 またセビージャ時代のチームメイトである元スペイン代表DFマノーロ・ヒメネス氏も、シメオネ氏がピッチ上で見せる姿に感嘆していたと明かし、選手時代から名監督としての片鱗を見せていたと語った。 「彼は熱量に溢れていた。失敗した時には怒り、野心と高い要求を求める選手だった。彼はチームのみんなのリスペクトを勝ち取った。なぜなら、失敗しても自分の足でもう一度立ち上がることのできる、勇気ある選手だったからだ」 「彼はハードワーカーで、自分の持つ全てをピッチで出し尽くし、全てのボールを200%の力で追う、今で言うBox to Box タイプのMFだった」 「アグレッシブさとクオリティを兼ね備え、前線への攻撃参加もできた、完全な選手だった。彼が監督になる姿は容易に想像できた」 「選手の時も監督の時も、エル・チョロ(シメオネ愛称)は誇張して大袈裟に行動したりしない。あれが彼のそのままの生き方なんだ」 「彼はベンチで静かに座っているようなタイプではない。自分のメンタルの強さやウイニング・スピリットを常に示してきた人物で、それは彼のDNAの中にあるものなんだ」 また、同じくセビージャ時代の同僚でチームのCBであったホセ・ミゲル・プリエト氏も、シメオネ氏は選手時代からリーダシップを発揮していたと明かした。 「彼はよく試合の前、失敗はピッチに持ち込まずロッカールームに置いていけと私たちに言ったよ」 「常にフットボールのことを考えていて、その執着にも似た思いは今でも増していると思う」 「試合中は全てのプレーに関わっていたし、サッカーというものを理解していた。優れたMFがいれば、CBの力を引き出すことができる。私たちが活躍できたのは彼のおかげだ」 しかし、そんな情熱的なシメオネ氏だが、抜けている部分もあったとプリエト氏は語る。 「私たちはトレーニングに彼の車に乗って行ったことがあったが、車のタイヤがパンクしていたのにずっと変えていなかったんだ。だから私がタイヤの買い方を教えてやったんだ」 2020.06.10 12:45 Wed4
メンディリバルの言葉に滲む“監督業の苦悩”…スター選手の扱いに苦心したセビージャ時代「私では駄目なんだな…と」
オリンピアコスのホセ・ルイス・メンディリバル監督が、スペイン『Relevo』で今季序盤までのセビージャ指揮官時代を振り返った。 昨季途中就任のセビージャでヨーロッパリーグ(EL)優勝、今季途中就任のオリンピアコスでヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)優勝を成し遂げたメンディリバル監督。 「私の言葉、選手に対するアプローチは簡潔で明確。自分にできない指導はしないし、不得手な戦術を取り入れたりはしない」とさっぱり語るスペイン人指揮官だ。 2季連続で低空飛行のチームにシーズン途中就任からやってきて、欧州タイトルをもたらす…よくよく考えると前人未到の偉業なわけで、昨季のセビージャを振り返ってこう語る。 「セビージャを率いた最大の誇りは『選手たちの変化』だ。就任当初、選手たちの目が明らかによどんでいてね…メンタル的に死んでいたと言っても過言ではないレベルだった」 「それまでの複雑なサッカー、戦術に疲弊していた、と言うべき状況だった。選手に自信を取り戻させ、できるだけ噛み砕いてシンプルにし、チームを変えることができた」 一方で、今季序盤でセビージャを解任されているメンディリバル監督。 解任後はオリンピアコス行きまでセビージャの全試合をリアルタイムで観たほど選手たちを心配していたようだが、1人のベテランに限っては、扱いと関係性に苦心したようだ。 「シーズンの頭からチャンピオンズリーグ(CL)もあるだろう? そんななか、コンディションに問題のないセンターバックが3枚だけ…グデリ、バデ、そしてセルヒオ・ラモスだ」 「状況的にローテーションを敷かざるを得なかったが、ラモスは日曜も水曜も試合に出たがり、私の選択を嫌った。客観的にみて、ラモスの序列は高かったと思う。しかし、それだけでは満足できなかったようだ」 「思ったのは『私では駄目なのだ。私より優れた指揮官でなければ、ラモスほどの選手を満足させられない…』ということ。同時に私の職務も終わりに近づいている気がした。己の基準に従うか否か…コーチは日常的に選択を迫られているんだ」 2024.06.14 11:45 Fri5
