コンフェデ出場のメキシコ、チチャリート弾で一矢報いるも主力不在のクロアチアに敗戦《国際親善試合》
2017.05.28 11:09 Sun
▽27日に国際親善試合のメキシコvsクロアチアが行われ、2-1でクロアチアが勝利している。
▽試合は立ち上がりから両チームのゴール前で攻防が繰り広げられるオープンな展開となった。クロアチアはポゼッションを握りながらもサイドを使って侵攻。メキシコはボールを奪ってからの素早い切り替えからカウンターでゴールに迫る。
▽7分にはクロアチアがチャンスを作るが、ヴラシッチがボックス右から放ったシュートは枠を捉えきれず。メキシコも12分にボックス内でチャンスを作ったが、H・エレーラのクロスから放ったぺラル他のシュートは決めきれず。さらに22分にはメキシコがセットプレーからフリーとなったフィリポビッチのシュートも枠を外すなど、お互いにチャンスを決めきれない。
▽迎えた後半、2点を追いかけるメキシコがハーフタイムで3選手を交代。グアルダードやジョバンニ・ドス・サントスらがピッチに立った。すると54分、そのジョバンニ・ドス・サントスが入れたループパスにロサーノが反応。ボックス内でGKをかわすが、戻ってきたディフェンダーに対応されてシュートは打てなかった。
▽さらに65分にはゴール前の混戦から再びロサーノが押し込みにかかるが、GKロヴレ・カリニッチが水際でかき出してゴールとはならず。するとメキシコは66分にペラルタを下げてエルナンデスを投入する。一方、押し込まれるクロアチアは77分にアクシデント。シュコリッチが2枚目のイエローカードを受けて退場となってしまった。
▽数的優位となったことで、相手陣内で試合を進めるメキシコだが前半から続くように決定機を作りながらも決めきれない。しかし86分、右サイドの深い位置で得たFKから、ファーサイドに流れたボールをエルナンデスが頭で押し込み、メキシコがついに1点を返す。
▽勢いに乗るメキシコは87分、右サイドからのクロスにゴール前にフリーで走り込んだモレーノが頭で合わせる。しかしこのシュートはGKの正面を突いてしまい同点とはならず。その後も猛攻を見せたメキシコだが、クロアチアも最後の1点は許さずに試合は終了。コンフェデレーションズカップに出場するメキシコにとっては課題の残る敗戦となった。
PR
▽来月17日に開幕を迎えるコンフェデレーションズカップ2017に北中米カリブ海王者として臨むメキシコがクロアチアとのテストマッチに臨んだ。そのメキシコはエルナンデスやジョバンニ・ドス・サントスらがベンチスタートとなった。▽一方のクロアチアは、モドリッチとコバチッチがレアル・マドリーでのチャンピオンズリーグ決勝が控えており、まだ代表チームに合流していない。さらにラキティッチも同日にバルセロナでコパ・デル・レイ決勝を戦っており、今回の親善試合は欠場となった。▽7分にはクロアチアがチャンスを作るが、ヴラシッチがボックス右から放ったシュートは枠を捉えきれず。メキシコも12分にボックス内でチャンスを作ったが、H・エレーラのクロスから放ったぺラル他のシュートは決めきれず。さらに22分にはメキシコがセットプレーからフリーとなったフィリポビッチのシュートも枠を外すなど、お互いにチャンスを決めきれない。
▽迎えた36分、クロアチアは右サイドのスローインから、ボックス内に出されたルーズボールにトゥドルが反応。ボックス右の深い位置から折り返したボールをチョップが押し込んで先制点を奪う。さらに37分には前線からプレスを仕掛けていくと、バックパスをチョップが奪い、Gkオチョアをかわして無人のゴールに流し込み、クロアチアが一気に2点を奪った。
▽迎えた後半、2点を追いかけるメキシコがハーフタイムで3選手を交代。グアルダードやジョバンニ・ドス・サントスらがピッチに立った。すると54分、そのジョバンニ・ドス・サントスが入れたループパスにロサーノが反応。ボックス内でGKをかわすが、戻ってきたディフェンダーに対応されてシュートは打てなかった。
▽さらに65分にはゴール前の混戦から再びロサーノが押し込みにかかるが、GKロヴレ・カリニッチが水際でかき出してゴールとはならず。するとメキシコは66分にペラルタを下げてエルナンデスを投入する。一方、押し込まれるクロアチアは77分にアクシデント。シュコリッチが2枚目のイエローカードを受けて退場となってしまった。
▽数的優位となったことで、相手陣内で試合を進めるメキシコだが前半から続くように決定機を作りながらも決めきれない。しかし86分、右サイドの深い位置で得たFKから、ファーサイドに流れたボールをエルナンデスが頭で押し込み、メキシコがついに1点を返す。
▽勢いに乗るメキシコは87分、右サイドからのクロスにゴール前にフリーで走り込んだモレーノが頭で合わせる。しかしこのシュートはGKの正面を突いてしまい同点とはならず。その後も猛攻を見せたメキシコだが、クロアチアも最後の1点は許さずに試合は終了。コンフェデレーションズカップに出場するメキシコにとっては課題の残る敗戦となった。
PR
メキシコの関連記事
|
メキシコの人気記事ランキング
1
「ここに居ることが奇跡」頭蓋骨骨折から奇跡の復帰を遂げたヒメネスが回想、同様の事故に遭ったレジェンドの支えも明かす
頭蓋骨骨折から復帰したウォルバーハンプトンのメキシコ代表FWラウール・ヒメネスが、当時を振り返った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 メキシコ代表のエースとしてプレーし、ウォルバーハンプトンでもストライカーとして活躍していたヒメネス。しかし、2020年11月に悲劇が襲う。 アーセナルとの一戦に出場していたヒメネスだったが、空中戦の競り合いでアーセナルの元ブラジル代表DFダビド・ルイスと激突。頭部同士の衝突となったなか、ヒメネスは頭蓋骨を骨折する重傷。外傷性脳損傷とも診断され、当初は引退も囁かれたが、2021年2月にトレーニングに復帰。今シーズンの開幕戦であるレスター・シティ戦にも先発フル出場を果たしていた。 奇跡的な復帰を遂げたヒメネスはメディアに向けて当時のことを振り返った。 「最初の瞬間から、外科医とドクターは僕に何が起きたのか、そしてリスクを教えてくれた」 「ところどころ聞きたいものではなかったけど、それが彼らの仕事だ。彼らは僕がここに居ることが奇跡だと言っていた」 「骨が折れ、脳内に少し出血があった。そのため、手術を迅速に行う必要があり、ドクターの仕事は本当に素晴らしかった」 「最初から彼らは僕を親身にサポートしてくれた。頭蓋骨骨折は、僕たち全員が治癒すると予想していたよりも長くかかった。僕がここに居るのは本当に奇跡なんだ」 2月にトレーニングに戻ったヒメネスは、2020-21シーズンはその後の出場はなし。プレシーズンが始まった7月に完全にトレーニングに合流し、親善試合でゴールも記録した。 そのヒメネスだが、試合のために特別に作られたヘッドギアを着用している。このヘッドギアはキャリアを終えるまでつけ続けることになるもの。 「足首のケガやヒザのケガのようなものだといつも思っていた。回復した後、好きなことをやり直すつもりだよ」 「自分のキャリアを終えたり、選手を辞めたりすることを考えたことはなかった。その可能性はあったけど、僕はいつだって戻ってくると確信していたんだ」 プレミアリーグではヒメネスと同様に頭蓋骨を骨折した選手がいる。最も記憶にあるものはチェルシーの元チェコ代表GKペトル・チェフだろうか。2006年にボールを滑りながらキャッチに行ったところ、相手のヒザが側頭部に入り、頭蓋骨を陥没骨折。緊急の手術を行い見事に復帰。その後はトレードマークともなったが、ヘッドギアを引退まで着用し続けた。 昨シーズンはジョゼ・モウリーニョ監督の解任後にトッテナムで暫定監督を務めていたライアン・メイソンも頭蓋骨を骨折している。2017年1月、ハル・シティ在籍時にチェルシー戦で頭蓋骨を骨折。その後復帰はしたものの、プレーすることなく2018年2月に引退している。 また、最近では2018年8月にマイケル・キーンが頭蓋骨を骨折している。激しいプレーを提供してくれる一方で、危険とは隣り合わせだ。 ヒメネスはチェフと連絡を取り合っていると明かし、同じケガを負った者同士、わかり合うことが多いという。 「僕はペトルと連絡を取り合っている。彼は僕が必要な時にメッセージを送ってくれる」 「かつてチームがロンドンに行った時、彼はドクターと一緒にホテルに来て、ヘルメットの1つを持ってきたんだ。僕たちが同じようなことができるかを確認しにきてくれた。彼らは僕を知らなくても助けてくれる」 ヘッドギアに関しても改良を加えているヒメネス。しかし、やはり着けないでプレーしたいという考えはあるようだ。 「もし僕が使えるかを選べたら、使わないね。普通にプレーをする」 「でも、ドクターは僕にとってより危険になる可能性を防ぐため、保護のためだと僕に言った」 「ヘッドギアなしでプレーするのは良い気分だけど、僕はドクターらの許可がなければならないことを知っている。彼らは僕が使用することが最善であると言う」 ウォルバーハンプトンは、22日に行われるプレミアリーグ第2節をホームのモリニュー・スタジアムで戦う。スタンドにファンが戻って始まっているリーグ。久々に声援を聞いてプレーすることが可能だ。 さらに、相手はトッテナム。昨シーズンまでチームを率いた、ヌーノ・エスピリト・サント監督が率い、退任後初めて戻ってくるとあり、大きな盛り上がりを見せることだろう。 ヒメネスはプレーを楽しみたいとし、ファンの前で良いパフォーマンスを見せたいと意気込んだ。 「僕は本当に気分が良いよ。9カ月近くいなかったから、改めて選手になったような気がする」 「今、僕はチームと一緒にトレーニングをし、プレシーズン全体を過ごしてきた。復帰して、シーズンを再開するのはふさわしい瞬間だった」 「ファンが僕の名前を呼ぶ瞬間を待ちわびている。ケガをする前は、僕は良いプレーをしていた。チームは本当に良いプレーをして、ピッチ上で良いパフォーマンスだった」 「僕たちは家族のような者だよ。チームに相応しい場所に戻ることが目標だ」 <span class="paragraph-title">【動画】一時は本当に危険だったヒメネス激突の試合(0:30~)</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="kEYqLpByx5w";</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2021.08.18 21:45 Wed2
選手の股間をヒザ蹴りした主審は12試合出場停止処分、蹴られた選手も2試合出場停止
メキシコサッカー連盟(FMF)は4日、愚行に出たフェルナンド・エルナンデス主審への処分を発表した。 事件が起きたのは1日に行われたリーガMX・クラウスーラ第13節のクラブ・アメリカvsレオンの一戦。2位のレオンと3位のクラブ・アメリカの対戦となり、共にCONCACAFチャンピオンズリーグの出場権を争う上位対決となったが、主審のフェルナンド・エルナンデス氏が問題を起こした。 0-1でレオンがリードした中、63分にCKからのこぼれ球を繋ぎ、クラブ・アメリカのディエゴ・バルデスがネットを揺らして1-1の同点に追いつく。しかし、このシーンに対してレオンの選手たちが猛抗議。主審にしつこく詰め寄ると、ジャイメ・バレイロがイエローカードをもらう。 その際に、ルーカス・ロメロが主審に身体をぶつけながら抗議。すると、エルナンデス主審は自身のヒザをあげ、ロメロの股間を蹴り上げる形に。ロメロは股間を押さえてピッチに倒れ込むことに。映像で見てもエルナンデス主審は、イラつきが見え、故意に左ヒザを股間目がけて上げているように見えていた。 FMFのの審判委員会は、この件に関して、調査を開始すると発表していたなか、4日に処分が決定。選手に対する暴力行為として、12試合の出場停止処分を課すこととなった。 最悪の結果である懲戒免職などは免れたが、審判としては大きな汚点となる処分となった。 なお、この試合では問題行動が他にも見られ、両クラブのテクニカル・ディレクターは暴力行為に関与したとして、それぞれ2試合の出場停止処分となった。 また、主審への抗議を見せていたロメロに対しては、スポーツマンシップとフェアプレーの原則に違反したとし、2試合の出場停止処分が課されている。 <span class="paragraph-title">【動画】とんでもない主審、抗議する選手の股間を蹴り上げる</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="X6525mfiAuI";var video_start = 337;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.04.05 10:45 Wed3
ミランがメキシコ代表FWヒメネスに関心、EL8強フェイエノールトで今季23ゴール…イタリア国籍を所持
ミランがフェイエノールトのメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネス(22)に関心を寄せているようだ。 ヒメネスはメキシコに帰化したイタリア系アルゼンチン人。昨年7月にメキシコの名門クルス・アスルから移籍金400万ユーロ(約5億9000万円)でフェイエノールトへと移籍し、現在までにエールディビジで31試合15ゴール、公式戦では44試合で23ゴールを叩き出している。 チームがヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝まで駒を進めたこともあり、シーズンが進むにつれてヒメネスへの注目が集まるように。ブライトン&ホーヴ・アルビオン、セビージャ、ナポリ、フランクフルト、リールなどといった欧州5大リーグのクラブから関心を寄せられている。 イタリア『カルチョメルカート』によると、ヒメネスに注目しているのは上記のクラブだけにとどまらず、アトレティコ・マドリーやラツィオ、そしてミランも関心。ミランについては代理人から売り込みがあったとのことで、22日には代理人とステファノ・ピオリ監督による会談が行われたという。 どうやら代理人は、ミランが36歳の絶対的エース・フランス代表FWオリヴィエ・ジルーの後継者となり得る人材を探しているという点に目をつけたとのこと。ミランとしては、今夏の売却を進めているベルギー代表FWディヴォク・オリジ(28)の後釜というアイデアも浮かんでいるようだ。 イタリアのパスポートを所持しているために、イタリアのクラブにとっては自国の選手として扱えるヒメネス。移籍金は最低でも2000万ユーロ(約29億9000万円)が必要と考えられている。 2023.05.23 16:00 Tue4
ドルトムントがメキシコ代表アルバレスを獲得へ? ボランチとCBこなすアヤックスの要
ドルトムントがアヤックスからメキシコ代表MFエドソン・アルバレス(25)の獲得を目指しているようだ。 エドソン・アルバレスは2019-20シーズンからアヤックスに所属。守備的MFとセンターバックの両方を高い次元でこなせるユーティリティ性が魅力で、実際に今シーズンも試合ごとに両ポジションを行ったり来たりする形で公式戦44試合に出場した。 イギリス『90min』によると、アヤックスとの契約を2025年6月まで残しているなか、ウェストハムが退団濃厚のキャプテン・イングランド代表MFデクラン・ライス(24)の後釜としてエドソン・アルバレスに関心を寄せている。しかし、選手本人はイングランド行きを望んでいないとのことだ。 一方で、ドルトムントへの移籍を固く決意しているといい、今後は移籍金として4500万ユーロ(約69億6000万円)を求めるアヤックス、3500万ユーロ(約54億2000万円)+ボーナスという提示に留まっているドルトムントの両者が折り合いをつけられるかが焦点となるようだ。 2023.06.20 19:40 Tue5