劇的PK弾含むメッシ2発で薄氷の勝利! 大苦戦もバルサがPSG戦のショック乗り越える《リーガエスパニョーラ》

2017.02.20 07:00 Mon
Getty Images
バルセロナは19日、カンプ・ノウで行われたリーガエスパニョーラ第23節でレガネスと対戦し、2-1で勝利した。

▽国内リーグでは連勝中も直近のチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグ、パリ・サンジェルマン(PSG)とのアウェイゲームで悪夢のような0-4の大敗を喫し、CLベスト8進出が絶望的となったバルセロナ。その屈辱的な敗戦からのバウンスバックが求められる今節は、降格圏手前の17位に位置するレガネスをホームに迎えた。ルイス・エンリケ監督はPSG戦から先発4人を変更。出場停止のブスケッツに加え、ピケ、イニエスタ、ジョルディ・アルバの3人をベンチに置き、ディーニュ、マテュー、ラフィーニャ、ラキティッチを起用。3トップにはお馴染みの“MSN”が入った。

▽PSG戦からのリアクションに注目が集まった立ち上がり、そのPSG戦でイニエスタらと共に厳しい非難に晒されたスアレスとメッシがいきなり魅せる。開始4分、左サイドでボールを持ったネイマールのスルーパスに抜け出したスアレスが右足アウトサイドで折り返したボールを、ファーサイドに走り込んだメッシが右足で流し込んだ。
▽エースの開始早々のゴールでPSG戦からのバウンスバックを印象付けたかに思われたバルセロナだったが、17分に縦パス一本に抜け出したエル・ザハルにボックス内で続けて決定機を許す。だが、ここは果敢な飛び出しと冷静な反応を見せた守護神テア・シュテーゲンがビッグセーブで阻む。

▽冷や汗を欠いたバルセロナだったが、その後は落ち着きを取り戻すと、27分にはスアレスの絶妙スルーパスに抜け出したメッシがボックス右角度のないところから左足のチップキックで追加点を狙うが、ここは相手GKの好守に阻まれた。
▽その後もネイマールらの仕掛けでゴールに迫るも決め切れないホームチーム。逆に、前半終了間際にはボックス内のエル・ザハルに三度決定的なシュートを許すが、ここはGKテア・シュテーゲンのビッグセーブに救われ、前半を何とか1点リードで終えた。

▽後半に入ってもピリッしないバルセロナは、アンカーに入るアンドレ・ゴメスとマテューとユムティティの控えセンターバックコンビの緩い対応を突かれ、シマノフスキやゲレーロに決定機を許すが、前半から好守連発の守護神が守備陣を鼓舞するファインセーブで失点を許さない。

▽何とか追加点を奪いたいバルセロナは、68分に鋭い仕掛けでDFをかわしたラフィーニャがボックス内に持ち込んでシュートを放つが、ここはゴール前のDFにかき出されて2点目とはならず。すると、ここまで決壊寸前だったテア・シュテーゲンの守るゴールがついにこじ開けられる。

▽71分、自陣の右サイド深くでボールを持ったセルジ・ロベルトがゲレーロにボールを奪われてショートカウンターを浴びると、ボックス左ライン際でマチスがマイナスに折り返したボールを、ボックス中央のウナイ・ロペスにフリーでシュートされる。このシュートがGKテア・シュテーゲンの逆を突く形となると、再三好守を見せたドイツ代表GKも弾き出せず、ボールがネットに吸い込まれた。

▽格下相手にホームで追いつかれたバルセロナは、80分付近にアンドレ・ゴメス、ラフィーニャ、ディーニュを下げて、これがリーガ400試合目となるイニエスタ、デニス・スアレス、アルバを同時投入する3枚替えを敢行した。

▽この交代で攻勢を強めるもゴールが遠いバルセロナだったが、89分にボックス左で仕掛けたネイマールがDFマントヴァーニのファウルを誘い、土壇場で値千金のPKを獲得。凄まじい重圧がかかるこのPKをキッカーのメッシが冷静にゴール左上隅に突き刺し、勝ち越しに成功。その後、6分間のアディショナルタイムでこの試合散々苦しめられたエル・ザハルにボックス付近からあわやというミドルシュートを許すが、このシュートは枠の左に外れ、事なきを得た。

▽ホームで格下相手に大苦戦もエースの2ゴールでPSG戦の敗戦を何とか乗り越えたバルセロナが、白星で再スタートを飾った。そして、次節は今季のリーグ戦の行方を占うアトレティコ・マドリーとのビッグマッチに臨むことになる。

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