ベイルのミドル弾で先制も終盤のミトロビッチ弾でウェールズ逃げ切り失敗《ロシアW杯欧州予選》
2016.11.13 07:09 Sun
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループD第4節ウェールズ代表vsセルビア代表が12日に行われ、1-1で引き分けた。
▽先月行われたジョージア代表戦を1-1で引き分けて1勝2分けスタートとなった3位ウェールズ(勝ち点5)と、オーストリア代表に3-2と打ち勝って2勝1分けとした首位セルビア(勝ち点7)の一戦。
▽試合はベイルやラムジー、ジョー・アレンを擁するウェールズが中盤での構成力で上回り、ポゼッションして押し込む展開となる。10分にはベイルの右足ミドルでゴールに迫った。
▽一方、マクシモビッチ、イバノビッチ、ナスタシッチらで形成する5バックを自陣に敷くセルビアは、コスティッチのスピードを生かしたカウンターで応戦。17分には左CKからイバノビッチのヘディングシュートが枠を捉えたが、テイラーのゴールライン上での好クリアに阻まれてしまう。
▽ショートカウンターを狙うセルビアは続く27分、コスティッチのミドルシュートでゴールに迫ったが、ウェールズが嫌な流れを一掃する。30分、ロブソン=カヌがナスタシッチからボールを奪ってベイルへパス。ペナルティアーク右で受けたベイルは左足で振り足の鋭いシュートを放つと、GKの手を掠めてネットに突き刺した。
▽迎えた後半は50分にベイルの縦に落ちる直接FKでGKを強襲したウェールズに対し、前半とは一転して追うセルビアがボールを保持していく。しかし、自陣で集中した守備を敢行するウェールズを全く崩せない状況を強いられた。
▽逆に終盤はカウンターを浴び、85分にはベイルに左ポスト直撃のシュートを浴びてしまう。それでも助かったセルビアは直後、右サイドからのルカビナのクロスにミトロビッチが頭で合わせてゴール左へ流し込み、1-1に持ち込んだ。このまま試合は終了。アイルランドにかわされて2位転落となったもののセルビアが勝ち点1を持ち帰り、ウェールズは2位浮上を逃す結果となった。
▽先月行われたジョージア代表戦を1-1で引き分けて1勝2分けスタートとなった3位ウェールズ(勝ち点5)と、オーストリア代表に3-2と打ち勝って2勝1分けとした首位セルビア(勝ち点7)の一戦。
▽試合はベイルやラムジー、ジョー・アレンを擁するウェールズが中盤での構成力で上回り、ポゼッションして押し込む展開となる。10分にはベイルの右足ミドルでゴールに迫った。
▽ショートカウンターを狙うセルビアは続く27分、コスティッチのミドルシュートでゴールに迫ったが、ウェールズが嫌な流れを一掃する。30分、ロブソン=カヌがナスタシッチからボールを奪ってベイルへパス。ペナルティアーク右で受けたベイルは左足で振り足の鋭いシュートを放つと、GKの手を掠めてネットに突き刺した。
▽勢いに乗ったウェールズは33分、ベイルの左クロスにロブソン=カヌがヘディングで合わせる決定機を演出するも、枠の右に外してしまう。ハーフタイムにかけてもウェールズが主導権を握る中、前半を1点リードして終えた。
▽迎えた後半は50分にベイルの縦に落ちる直接FKでGKを強襲したウェールズに対し、前半とは一転して追うセルビアがボールを保持していく。しかし、自陣で集中した守備を敢行するウェールズを全く崩せない状況を強いられた。
▽逆に終盤はカウンターを浴び、85分にはベイルに左ポスト直撃のシュートを浴びてしまう。それでも助かったセルビアは直後、右サイドからのルカビナのクロスにミトロビッチが頭で合わせてゴール左へ流し込み、1-1に持ち込んだ。このまま試合は終了。アイルランドにかわされて2位転落となったもののセルビアが勝ち点1を持ち帰り、ウェールズは2位浮上を逃す結果となった。
ウェールズの関連記事
ワールドカップの関連記事
|
ウェールズの人気記事ランキング
1
ジョー・アレンがウェールズ代表引退…黄金世代の一員として悲願のユーロ&W杯出場に貢献
スウォンジー・シティに所属するMFジョー・アレン(32)が、ウェールズ代表からの引退を発表した。 2009年のデビュー以降、通算74試合に出場するなど、13年に渡ってウェールズ代表の主力として活躍してきたアレン。しかし、近年ケガに悩まされてきた32歳は、このタイミングでの代表引退を決断した。 同選手は7日、ウェールズサッカー協会(FAW)を通じて、以下のコメントを残している。 「ウェールズ代表としてプレーすることは、僕の人生において大きな情熱であり、愛であり、とても大きな幸運でもありました」 「僕はこの旅を素晴らしい人々と分かち合いました。家族、チームメイト、スタッフ、そしてファンがこの旅を特別なものにしてくれました。皆さんに心から感謝しています」 「僕らの国からのサポートは刺激的であり、このシャツを着ることが大きな誇りを与えてくれました。そして、とても多くの忘れられない経験をしました」 「しかし、残念ながら時間やケガという要因もあり、次の世代のために道を譲る譲るときが来ました」 「ウェールズフットボールの未来は明るい。幸運を祈っています、ジョーより」 スウォンジーのアカデミーからトップチームに昇格した小兵MFは、2009年5月に行われたエストニア代表戦でウェールズのA代表デビュー。その後、リバプールでもプレーした質と量を約束する中盤のダイナモは、ガレス・ベイルやアーロン・ラムジー、ベン・デイビスらと共に黄金世代の一員として代表チームを牽引。 ユーロ2016で58年ぶりのユーロ本大会出場に導くと、その後もユーロ2020、昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)では64年ぶりとなる本大会出場を果たしていた。 2023.02.08 06:30 Wed2
22歳アンパドゥがチェルシーの最古参選手に…主将アスピリクエタ&ラーマンの退団で
ウェールズ代表DFイーサン・アンパドゥ(22)がチェルシーの最古参選手となった。イギリス『ミラー』が伝えている。 アンパドゥは2017年7月、16歳でチェルシーに加入。チェルシー加入前にエクセター・シティでプロデビューを飾っていたなか、同年9月には早くもチェルシーの一員として公式戦のピッチに立ち、大きく将来が期待された。 しかし、2019-20シーズンからは4年連続でレンタル生活に。RBライプツィヒ、シェフィールド・ユナイテッド、ヴェネツィア、スペツィアと1年ごとにクラブが変わり、今夏ようやくチェルシーへ帰還。契約は2024年6月までとなっており、再びレンタルに出されるかは現時点で不透明だ。 そんななか、チェルシーは2012年から11年間在籍したスペイン代表DFセサル・アスピリクエタ(33)が退団し、10日には2015年の加入からアンパドゥ同様にレンタル移籍が続いたガーナ代表DFババ・ラーマン(29)がPAOKへ完全移籍。これにより、レンタル移籍期間中も含めて6年間チェルシーのファーストチームに籍を置くアンパドゥがクラブの最古参選手になった。 チェルシーでの公式戦出場はアントニオ・コンテ監督、マウリツィオ・サッリ監督が率いた時代の13試合にとどまっているアンパドゥ。2023-24シーズンは最古参選手として意地を見せられるだろうか。 なお、レンタル移籍期間を除いた在籍年数が最も長いのは、2018年から5年間在籍しているスペイン代表GKケパ・アリサバラガとなっている。 2023.07.11 20:40 Tue3
ウェールズ代表指揮官ギグス、スコールズを右腕に指名か
▽ウェールズ代表の新指揮官に就任したライアン・ギグス監督が、コーチングスタッフとしてポール・スコールズ氏を招へいする可能性があるようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。 ▽ウェールズサッカー協会(FAW)は15日、ウェールズ代表新監督としてギグス監督と4年契約を交わしたことを発表した。母国の代表チームを託されたギグス監督は、自身のスタッフとしてスコールズ氏にオファーすることを考慮しているようだ。 ▽ギグス監督とスコールズ氏は、共に現役時代にマンチェスター・ユナイテッド一筋のキャリアを築き、レジェンドとなった。どちらもユース出身の生え抜きで、ギグス監督の方が1歳先輩だ。 ▽また、ギグス監督が選手兼コーチを務めていた2013-14シーズンにはデイビッド・モイーズ監督(現ウェストハム監督)がユナイテッド指揮官を解任されたことを受け、暫定監督とコーチとしてレッド・デビルズを牽引した過去がある。 2018.01.16 12:19 Tue4
ウェールズ代表メンバー発表、ベイルやラムジーが招集《カタールW杯欧州予選》
ウェールズサッカー協会(FAW)は16日、24日にホームで行われるカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフ準決勝オーストリア代表戦に臨むウェールズ代表メンバー26名を発表した。 ロバート・ページ暫定監督はFWガレス・ベイル(レアル・マドリー)、MFアーロン・ラムジー(レンジャーズ)、DFベン・デイビス(トッテナム)にダニエル・ジェームズ(リーズ)といった主力を順当に選出した。 仮にオーストリアに勝利した場合、決勝ではスコットランドvsウクライナの勝者と対戦することになるが、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響により、決勝は6月に延期となっている。 今回発表されたスウェーデン代表メンバーは以下の通り。 ◆ウェールズ代表メンバー26名 GK ウェイン・ヘネシー(バーンリー/イングランド) アダム・デイビス(ストーク・シティ/イングランド) トム・キング(サルフォード・シティ/イングランド) DF ベン・カバンゴ(スウォンジー) コナー・ロバーツ(バーンリー/イングランド) クリス・ガンター(チャールトン/イングランド) クリス・メファム(ボーンマス/イングランド) リース・ノリントン=デイビス(シェフィールド・ユナイテッド/イングランド) ジョー・ロドン(トッテナム/イングランド) ベン・デイビス(トッテナム/イングランド) ネコ・ウィリアムズ(リバプール/イングランド) イーサン・アンパドゥ(ヴェネツィア/イタリア) MF ルビン・コルウィル(カーディフ) ウィル・ヴォークス(カーディフ) アーロン・ラムジー(レンジャーズ/スコットランド) ディラン・レビット(ダンディー/スコットランド) ジョナサン・ウィリアムズ(スウィンドン・タウン/イングランド) ジョー・モレル(ポーツマス/イングランド) ハリー・ウィルソン(フルアム/イングランド) ジョー・アレン(ストーク・シティ/イングランド) FW ガレス・ベイル(レアル・マドリー/スペイン) ダニエル・ジェームズ(リーズ・ユナイテッド/イングランド) ブレナン・ジョンソン(ノッティンガム・フォレスト/イングランド) ソルバ・トーマス(ハダースフィールド・タウン/イングランド) ラビ・マトンド(セルクル・ブルージュ/ベルギー) マーク・ハリス(カーディフ) 2022.03.16 22:17 Wed5