マリオ・スアレスの2ゴールで競り勝ったバレンシアがプランデッリ初陣を勝利で飾る《リーガエスパニョーラ》
2016.10.17 03:26 Mon
                ▽リーガエスパニョーラ第8節、スポルティング・ヒホンvsバレンシアが16日に行われ、アウェイのバレンシアが2-1で勝利した。
▽開幕4連敗でアジェスタラン前監督を解任した17位のバレンシアは、ボロ暫定監督の下で連勝を飾ったものの、プランデッリ新監督就任が発表された前節のアトレティコ・マドリー戦では敗戦を喫し、連勝がストップ。プランデッリ新体制の初陣となる今節は、勝ち点1差で16位にいるスポルティング・ヒホンとのアウェイゲームに臨んだ。
▽直近の数試合とほぼ同じスタメンで臨んだ新制バレンシアは、開始早々の7分に幸先良く先制に成功する。右サイドに流れたロドリゴからの折り返しをニアでパレホがスルー。このボールをボックス中央のマリオ・スアレスが右足ダイレクトで流し込んだ。
▽敵地で早い時間帯に試合を動かしたバレンシアは、前がかりとなったスポルティング・ヒホンを相手に効果的にカウンターを仕掛けていく。20分にはボックス内に抜け出したロドリゴが相手DFと交錯し、あわやPKという場面を作るが、ここはノーファウルの判定となった。
▽その後も危なげなく試合を運ぶバレンシアだったが、一瞬の気の緩みから前半終了間際に追いつかれる。41分、左サイドを攻め上がったイスマ・ロペスからのピンポイントクロスをカルロス・カストロに頭で決められた。
▽65分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でパレホがゴール前にクロスを入れると、ボックス左で相手DFのクリアに反応したマリオ・スアレスが胸トラップから右足の豪快なボレーを突き刺した。
▽マリオ・スアレスのこの試合2点目で勝ち越しに成功したバレンシアは、ここから再びゲームをコントロールしていく。74分にはロングボールに抜け出したロドリゴが巧みなトラップと切り返しから3点目に迫るも、肝心のシュートは枠の上に外れた。
▽その後、セットプレーからアモレビエタにゴールを脅かされる場面こそあったものの、危なげなく試合をクローズしたバレンシアが、プランデッリ新体制の初陣を見事勝利で飾った。
                    
                                            
                                        
                                        
                                        
                                        
                    
                    
                                        
                                            ▽開幕4連敗でアジェスタラン前監督を解任した17位のバレンシアは、ボロ暫定監督の下で連勝を飾ったものの、プランデッリ新監督就任が発表された前節のアトレティコ・マドリー戦では敗戦を喫し、連勝がストップ。プランデッリ新体制の初陣となる今節は、勝ち点1差で16位にいるスポルティング・ヒホンとのアウェイゲームに臨んだ。
▽直近の数試合とほぼ同じスタメンで臨んだ新制バレンシアは、開始早々の7分に幸先良く先制に成功する。右サイドに流れたロドリゴからの折り返しをニアでパレホがスルー。このボールをボックス中央のマリオ・スアレスが右足ダイレクトで流し込んだ。
▽その後も危なげなく試合を運ぶバレンシアだったが、一瞬の気の緩みから前半終了間際に追いつかれる。41分、左サイドを攻め上がったイスマ・ロペスからのピンポイントクロスをカルロス・カストロに頭で決められた。
▽1-1のイーブンで迎えた後半、追いつかれたバレンシアは立ち上がり15分過ぎまで押し込まれる展開が続く。それでも、粘り強い守備で失点を凌ぐと、後半最初の決定機をゴールに結びつける。
▽65分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でパレホがゴール前にクロスを入れると、ボックス左で相手DFのクリアに反応したマリオ・スアレスが胸トラップから右足の豪快なボレーを突き刺した。
▽マリオ・スアレスのこの試合2点目で勝ち越しに成功したバレンシアは、ここから再びゲームをコントロールしていく。74分にはロングボールに抜け出したロドリゴが巧みなトラップと切り返しから3点目に迫るも、肝心のシュートは枠の上に外れた。
▽その後、セットプレーからアモレビエタにゴールを脅かされる場面こそあったものの、危なげなく試合をクローズしたバレンシアが、プランデッリ新体制の初陣を見事勝利で飾った。
バレンシアの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|  | 
バレンシアの人気記事ランキング
1
    “悪名高きオーナー” ピーター・リム氏にとうとう身内から…バレンシア指揮官「投資がない限り、この現実が続く」
バレンシアの悪名高きオーナー、ピーター・リム氏がとうとう身内から噛み付かれた。スペイン『Relevo』や『ムンド・デポルティボ』などが伝えている。 “バルセロナより美しかった”21世紀初頭の栄華から一転、戦績だけでなく、クラブとしての格も落ちていったバレンシア。 今や残留争いも珍しくなく、中国系シンガポール人の実業家、ピーター・リム氏のオーナー就任後はほとんど投資もなし。主軸選手を格安、またはタダ同然で手放すこともあり、今となっては買収した意図がよくわからない悪政家だ。 そんな氏束ねるバレンシアは17日、ラ・リーガ第1節でバルセロナに1-2と惜敗。試合後、クラブの良い時代を知るルベン・バラハ監督が、とうとうピーター・リム氏に噛み付いた。 「投資がない限り、この現実が続く」 「現時点で、バレンシアの選手たちには、競争のリズムがない。私からすればゲーム展開を変える選択肢がないのだ」 「なぜ投資が不足しているのか、ハッキリわからないので安易に私見を述べるわけにはいかない。ともかく、私にバリエーションをくれ。マーケットはまだ開いているんだ」 バラハ監督はバルセロナ戦先制点のFWウーゴ・ドゥーロから「僕らのネジを締めてくれる存在」と評されるなど、かなり人望の厚そうなレジェンド指揮官。 ジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリを今月中に3500万ユーロ(約56.4億円)以上で売り捌くつもりとされるバレンシア。そうなれば、現場と上層部の対立は一層深刻化か。 2024.08.19 20:30 Mon2
    バレンシア、ビッグクラブが関心の逸材DFガシオロフスキと2027年まで契約延長
バレンシアは26日、U-19スペイン代表DFヤレク・ガシオロフスキ(20)との契約を2027年6月30日まで延長したことを発表した。 ポーランド人の父親とスペイン人の母親を持ちスペインで生まれ育ったガシオロフスキは、192cmの体躯を誇る左利きのDF。7歳でバレンシアのカンテラに加入し、リザーブチームのバレンシアBでのプレーを経て2023年10月に行われたマジョルカ戦でトップチームデビュー。 これまでトップチームでは、公式戦34試合に出場しており、今季もラ・リーガ14試合を含む公式戦18試合に出場している。また、U-19スペイン代表の主力としても活躍しており、昨夏に行われたU-19欧州選手権では優勝に大きく貢献した。 現在はセンターバックを主戦場としているが、元々はサイドバックでプレーしていたこともあり、バレンシアのトップチームではセンターバック、左サイドバックの両方でプレーしている。恵まれた体躯通りの空中戦の強さに加え、サイズを感じさせないスピードを兼備するフィジカルアスリートで、出足鋭いアグレッシブな対人守備を持ち味とする。 判断や精度という部分に伸びしろを残すが、後方からの配球や積極果敢なドライブなど攻撃に関与する意識も高い現代型のDF。セットプレー時はターゲットマンとしても有能だが、ロングスローも武器としている。 以前にはアーセナルやトッテナム、ユベントス、インテルといったビッグクラブからの関心が報じられていたガシオロフスキだが、かねてより残留の意向を示しており、自身を育ててくれたクラブとの新契約を決断した。 2025.02.27 12:30 Thu3
    近年低迷目立つバレンシアが会長交代! 筆頭株主の息子、キアット・リム氏が就任
バレンシアは3日、キアット・リム氏(31)が新会長に就任することを発表した。3月5日に正式に就任することとなる。 キアット・リム氏は、バレンシアの筆頭株主であるピーター・リム氏の息子。2022年からクラブのディレクターを務めていた。 クラブの会長はレイフーン・チャン女史が2期3年間務めていたが、キアット・リム氏が引き継ぐこととなる。 バレンシアはピーター・リム氏の杜撰な経営問題があり、近年は大きく低迷。ただ、クラブを売却する気はなく、息子に託していくことになった。 クラブは声明で「彼の任命は、クラブに対する確固とした長期的なコミットメントを示すものであり、クラブの安定性と将来に向けた堅実なプロジェクトの構築に対するコミットメントを強化するものです」としている。 また、これまで会長を務めたレイフーン・チャン氏もコメントしている。 「当社の筆頭株主の息子であるキアット・リム氏にバトンを渡すことができてうれしく思います。この任命は、クラブとその将来に対するクラブの継続的な取り組みを明確に示すものです」 「また、私がこの役職に就いている間、サポートをしてくださったファンやクラブ関係者の皆様に心から感謝の意を表したいと思います」 <span class="paragraph-title">【写真】バレンシアの新会長に就任するキアット・リム氏</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">COMUNICADO OFICIAL: KIAT LIM, NUEVO PRESIDENTE DEL VALENCIA CF</p>— Valencia CF (@valenciacf) <a href="https://twitter.com/valenciacf/status/1896558908849926653?ref_src=twsrc%5Etfw">March 3, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.03 23:45 Mon4
    最悪の時期だった…クーマン監督のバレンシア時代を振り返るホアキン、バルサ戦では「挨拶しない」
7日にバルセロナ戦が控えるベティスの元スペイン代表MFホアキンだが、バレンシア時代の指揮官であるロナルド・クーマン監督との間にいい思い出はなかったと、スペイン『El Larguero』のインタビューで語っている。 2006年から2011年にかけてバレンシアに在籍したホアキンは、2007-08シーズンに現バルセロナ指揮官のクーマン監督を師事していた。だが、オランダ人指揮官に率いられたバレンシアは、コパ・デル・レイこそ制覇したものの、リーグ戦ではわずか4勝しか挙げられず、シーズン途中の4月に解任されていた。 クーマン監督は就任当初、チームの中心メンバーだったGKサンティアゴ・カニサレスやFWミゲル・アンヘル・アングロ、MFダビド・アルベルダを戦力外とし、財政難に陥っていたクラブの改革に着手した。 その中でホアキンは主力として試合に出場したが、当時からその手腕には懐疑的な目を向けていたようだ。 「あれは私のキャリアの中で最高の経験とは言えないものだった。でも私はいつも『人間とはあらゆるものと共存していかなければならない。あの時がそうだったのだ』と言い聞かせてきた」 「正直僕はひどく傷ついたから、あまりこの話はしたくないんだ。幸い最悪な時期は長くは続かず、(コパ・デル・レイ優勝で)何とか挽回してシーズンを終えることができた。(今週末)私は彼に挨拶しないし、彼もしてこないだろう」 2020.11.03 20:17 Tue5
    






