南米王者のチリが痛恨の敗戦…ビダル弾で1点差に迫るも序盤の2失点が響きパラグアイに競り負ける《ロシアW杯南米予選》
2016.09.02 11:05 Fri
▽日本時間2日に、ロシア・ワールドカップ南米予選第7節のパラグアイ代表vsチリ代表が行われ、2-1でパラグアイが勝利した。
▽ここまで6試合を戦って2勝3分け1敗の勝ち点9で7位に位置するパラグアイと、同じく6試合を終えて3勝1分け2敗で勝ち点10のチリが対戦した。試合は立ち上がりこそ南米王者のチリが攻勢に出る。5分には右サイドから入ってきたマイナスのボールにメナが合わせるなど相手ゴールへと迫っていった。しかし6分、ロメロのミドルシュートが決まってパラグアイが先制すると、9分には右CKの流れからダ・シルバのヘディングシュートが決まって、2点リードとする。
▽追いかけるチリは、やや焦りが見られビルドアップの際のミスが散見される。20分には左CKからフリーとなっていたロコが頭で合わせるも、ゴールマウスを外す。25分には右サイドからの折り返しをボックス内で受けたE・バルガスが胸トラップからバイシクルシュートを狙ったが、ここはGKの正面を突くなどゴールが遠い。
▽それでも36分、相手陣内左サイドでFKを獲得したチリは、アラギンスが入れたボールにニアサイドで合わせたビダルのヘディングシュートが決まって点を返す。ハーフタイムにかけてはチリが主導権を握るも、パラグアイは球際に激しくいく守りで同点ゴールは許さずに試合を折り返した。
▽交代なしで迎えた後半は、両チームともに球際の激しさを増していく。迎えた68分には、相手陣内でボールを受けたE・バルガスが巧みなステップワークでマークを外して、ミドルレンジから果敢に狙うが、ボールはわずかに枠を外れた。リードするパラグアイも自陣に引くことはなく、相手陣内では積極的にドリブルを仕掛けるなど、お互いに攻撃的な戦いを見せる。
▽ここまで6試合を戦って2勝3分け1敗の勝ち点9で7位に位置するパラグアイと、同じく6試合を終えて3勝1分け2敗で勝ち点10のチリが対戦した。試合は立ち上がりこそ南米王者のチリが攻勢に出る。5分には右サイドから入ってきたマイナスのボールにメナが合わせるなど相手ゴールへと迫っていった。しかし6分、ロメロのミドルシュートが決まってパラグアイが先制すると、9分には右CKの流れからダ・シルバのヘディングシュートが決まって、2点リードとする。
▽追いかけるチリは、やや焦りが見られビルドアップの際のミスが散見される。20分には左CKからフリーとなっていたロコが頭で合わせるも、ゴールマウスを外す。25分には右サイドからの折り返しをボックス内で受けたE・バルガスが胸トラップからバイシクルシュートを狙ったが、ここはGKの正面を突くなどゴールが遠い。
▽交代なしで迎えた後半は、両チームともに球際の激しさを増していく。迎えた68分には、相手陣内でボールを受けたE・バルガスが巧みなステップワークでマークを外して、ミドルレンジから果敢に狙うが、ボールはわずかに枠を外れた。リードするパラグアイも自陣に引くことはなく、相手陣内では積極的にドリブルを仕掛けるなど、お互いに攻撃的な戦いを見せる。
▽試合終盤は、パラグアイが守備ラインを下げたことでチリが一方的にボールを持つ展開となったが、集中した守りを最後まで崩しきれず。さらに後半アディショナルタイムには、相手のクロスボールがE・バルガスの手に当たってイエローカードを受けると、この判定に怒りを示したメデルが2度目のイエローカードを受けて退場に。結局試合はそのまま終了を迎え、パラグアイが南米王者のチリから勝ち点3を奪い、そのチリを交わして6位に浮上。一方、敗れたチリは7位に後退した。
チリ代表の関連記事
ワールドカップの関連記事
|
|
チリ代表の人気記事ランキング
1
サンチェス「君の夢は誰にも奪うことができない」とファンにメッセージ
▽アーセナルに所属するチリ代表FWアレクシス・サンチェスは、自身のインスタグラムで、ファンに対して熱いメッセージを送った。 ▽サンチェスは、昨シーズンにバルセロナからアーセナルへ移籍。加入初年から、52試合に出場し25ゴールを挙げる活躍を見せ、チャンピオンズリーグ(CL)のストレートインとなるリーグ戦3位フィニッシュやFAカップ2連覇など、チームに多大な貢献を果たした。 ▽現在開催されているコパ・アメリカ2015でも、チリ代表として母国の準決勝進出に貢献しているサンチェスは、自身のインスタグラムで幼少期の写真を掲載。ファンに対して、「君の夢は誰にも奪うことができない」と熱いメッセージを送った。 ▽母国のクラブチームであるコブレロアでキャリアをスタートしたサンチェスは、2006年にウディネーゼ入る。その後、2011年にバルセロナへ移籍し、2014-15シーズンからアーセナルでプレー。ビッグクラブでコンスタントに活躍し、多くの子供たちに夢を与える存在となっている。 2015.06.26 21:07 Fri2
途中出場のチチャリート弾でメキシコがコパ王者チリを撃破《国際親善試合》
▽日本時間2日にアメリカのサンディアゴで行われたメキシコ代表vsチリ代表の国際親善試合は、メキシコが1-0で勝利した。 ▽メキシコは、今シーズンのブンデスリーガで17ゴールを記録したエルナンデスがベンチスタート。対して、コパ前回王者のチリはサンチェス、ビダルの2枚看板が揃って先発した。 <div id="ad"></div> ▽北中米チームとしてコパ・アメリカ2016に参戦するメキシコと、連覇を目論む前回王者チリが相まみえた。試合は序盤から前への意識を高めたチリのペースで進む。 ▽しかし、対するメキシコも粘り強いから守備からカウンターで反撃。互いに引けを取らない戦いを演じ、ゴールレスで試合を折り返した。 ▽迎えた後半は、立ち上がりからメキシコが前がかりとなったことから、よりオープンな攻防戦が繰り広げられる。 ▽だが、互いに均衡を破ることができない。その後、両軍ともに交代カードを駆使して活路を見いだしにかかるが、それでもゴールが遠い展開が続く。 ▽そんな中、メキシコは86分、ついに均衡を破る。右サイドからセンタリングがゴール前に蹴り込まれると、これに78分から出場のエルナンデスが反応し、頭で押し込んだ。 ▽結局、このエルナンデスのゴールが決勝点となり、メキシコが1-0で前回王者チリを撃破し、本大会へ弾みをつけた。 2016.06.02 13:05 Thu3
チリ代表が海外組メンバーを発表! 移籍が近づくGKブラーボら主力が順当に選出!《ロシアW杯南米予選》
▽チリサッカー協会(ANFP)は23日、ロシア・ワールドカップ南米予選に臨むチリ代表の海外組メンバーを発表した。 ▽今回のメンバーには、マンチェスター・シティへの移籍が近づいているバルセロナのGKクラウディオ・ブラーボや、アーセナルのFWアレクシス・サンチェス、バイエルンのMFアルトゥーロ・ビダル、インテルのDFガリー・メデルらを選出した。 ▽その他、コパ・アメリカ・センテナリオを制したメンバーでは、カリアリのDFマウリシオ・イトゥーラやレバークーゼンのMFチャルレス・アランギス、アタランタのFWマウリシオ・ピニージャらが選出されている。 ▽ロシア・ワールドカップ南米予選では、チリは現在4位。9月1日にアウェイでパラグアイ代表と、同6日にホームでボリビア代表と対戦する。今回発表されたチリ代表メンバーの海外組選手は以下のとおり。 <B>◆チリ代表メンバー海外組</B> <B>GK</B> <B>クラウディオ・ブラーボ</B>(バルセロナ/スペイン) <B>DF</B> <B>ガリー・メデル</B>(インテル/イタリア) <B>マウリシオ・イスラ</B>(カリアリ/イタリア) <B>エンソ・ロコ</B>(クルス・アスル/メキシコ) <B>エウゲニオ・メナ</B>(サンパウロ/ブラジル) <B>MF</B> <B>ロドリゴ・ミジャール</B>(モナルカス・モレリア/メキシコ) <B>アルトゥーロ・ビダル</B>(バイエルン/ドイツ) <B>チャルレス・アランギス</B>(レバークーゼン/ドイツ) <B>マティアス・フェルナンデス</B>(フィオレンティーナ/イタリア) <B>エリック・プルガル</B>(ボローニャ/イタリア) <B>マルセロ・ディアス</B>(セルタ/スペイン) <B>フランシスコ・シルバ</B>(クルス・アスル/メキシコ) <B>フェリペ・グティエレス</B>(ベティス/スペイン) <B>FW</B> <B>アレクシス・サンチェス</B>(アーセナル/イングランド) <B>マウリシオ・ピニージャ</B>(アタランタ/イタリア) <B>エドゥアルド・バルガス</B>(ホッフェンハイム/ドイツ) <B>ファビアン・オレジャーナ</B>(セルタ/スペイン) <B>エドソン・プッチ</B>(ネカクサ/メキシコ) 2016.08.24 15:58 Wed4
南米王者チリ、FIFAの勝利判決が裏目に…昨秋のボリビア戦が最終順位に大きく影響
現地時間10日に行われたロシア・ワールドカップ南米予選最終節が、南米王者のチリはブラジルに0-3で完敗。プレーオフ進出すらも逃すことになったが、昨年FIFAがボリビアに科した処分もこの敗退につながったと言えるかもしれない。<br><br>チリは昨年9月にボリビアと対戦し、この一戦は0-0の引き分けに終わっていた。しかし、ボリビアの一員として起用されたパラグアイ生まれのDFネルソン・カブレラには出場資格がなかったことが分かり、FIFAはこの試合を没収試合とした。0-3でのボリビアの敗戦扱いとなったため、チリは勝ち点1ではなく、3ポイントを得ることになった。<br><br>だが、ボリビアはチリ戦の数日前に行われたペルー戦でもカブレラを起用。この試合ではボリビアが2-0での勝利を収めていたが、やはりチリ戦と同様、FIFAより0-3の敗戦との処分を科されることになった。ペルーはこの試合から勝ち点0ではなく、3ポイントを獲得している。<br><br>それら処分に対し、ボリビア協会はスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴したが、今年3月にCASはそれを退けている。つまり、それぞれのボリビア戦の実際の結果よりペルーはチリより1ポイント多くを加えることが、決定したのだ。<br><br>そして、今月10日の最終節でその1ポイントが大きな影響を及ぼすことに。チリは今回のブラジル戦で敗戦を喫したため、勝ち点26にとどまり、3位から6位に転落。その一方でペルーはコロンビアと1-1で引き分けて勝ち点ではチリと並ぶも、得失点差では上回り順位を5位にキープし、ニュージーランドとのプレーオフへの進出を決めた。<br><br><br>提供:goal.com 2017.10.12 11:56 Thu5
