スパーズ、レバークーゼンのFKマイスター獲得に動く 代理人が関心認める

▽トッテナムが、レバークーゼンに所属するトルコ代表MFハカン・チャルハノール(22)の獲得に動いているようだ。ドイツ『ビルト』が報じている。

▽『ビルト』の伝えるところによれば、今夏の移籍市場で攻撃的MFの獲得を目指すトッテナムは、レバークーゼンのプレーメーカーであるチャルハノールの獲得に関心を示しており、2500万ユーロ(約28億2000万円)の条件で合意に近づいているという。

▽世界屈指のプレースキッカーとして知られるチャルハノールだが、レバークーゼンを率いるロジャー・シュミット監督は同選手をファーストチョイスと考えておらず、選手自身も退団を希望している模様。また、チャルハノールの代理人を務めるベクタシュ・デミルタシュ氏も「トッテナムからの関心は真実だ」と、ドイツメディアにトッテナムからの関心を認めている。
▽トッテナムを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、今夏の移籍市場閉幕までに3選手の獲得を目指していることを認めている。その獲得候補では、予てより加入が噂されているマルセイユのU-21フランス代表FWジョルジュ=ケヴィン・エンクドゥ(21)、エスパニョールのスペイン代表GKパウ・ロペス(21)の2選手の名前が挙がっており、もう1人のターゲットがチャルハノールのようだ。

▽なお、トッテナムは3選手の補強に動く一方、余剰人員の整理にも着手。24日にアメリカ代表DFデアンドレ・イェドリンをニューカッスルに放出したチームは、シャルケへのレンタル移籍が迫るアルジェリア代表MFナビル・ベンタレブ、ハル・シティが関心を示すイングランド代表MFライアン・メイソンに加え、ベルギー代表FWナセル・シャドリらの放出にも動いているようだ。