武藤&李弾で甲府撃破の浦和が連勝で8試合負けなし《J1》
2016.07.30 19:54 Sat
▽30日に山梨中銀スタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ・2ndステージ第6節のヴァンフォーレ甲府vs浦和レッズは、アウェイの浦和が2-0で勝利した。
▽2ndステージ開幕から1勝2分け2敗で12位の甲府と、4勝1分け無敗で2位につける浦和が相まみえた。1stステージでは、ホームの浦和が興梠、森脇のゴールにより、2-1で競り勝っている。
▽前節の名古屋グランパス戦で7試合ぶりの白星を挙げた甲府は、デビュー戦から2戦連発とさっそく結果を残すドゥドゥを引き続き先発起用。一方、鹿島アントラーズに競り勝った浦和は、その一戦で殊勲の2ゴールを記録した李をスタート起用した。
▽先にゴールに迫ったのは、ホームの甲府。3分、左サイドで相手数人に囲まれながらもボールをキープしたドゥドゥからフリーランでボールを引き出した橋爪が中央にクロスを送る。これがゴール前に通るが、プレスバックした宇賀神のクリアに阻まれてしまう。
▽対する浦和は、11分にカウンターを発動させると、右サイドからボールを持ち上がった李がボックス右に侵攻。左足でゴールを狙うが、左に外れる。それでも14分、左サイド深くで田中を縦に抜いた宇賀神が左足でクロスを入れ、中央の武藤が頭で押し込んだ。
▽2点ビハインドで試合を折り返した甲府は、ハーフタイム明けに畑尾、黒木を下げて、福田、保坂を投入。さらに、58分には残る1枚の交代カードを早々に使って、河本に代えて森をピッチに送り込んで攻勢に出る。
▽すると、徐々に押し込まれる時間が続いた浦和は後半の半ばあたりに、柏木、武藤、李を立て続けに下げ、青木、石原、ズラタンを投入。フレッシュな選手を投入し、失いかけた流れを再びコントロールしにかかる。
▽その後、前への勢いを取り戻した浦和は、試合を決定付ける3点目こそ奪えなかったものの、甲府に2-0で勝利。前節の鹿島戦に続く白星で連勝を飾り、直近のリーグ戦8試合負けなしで2ndステージ無敗をキープした。
▽2ndステージ開幕から1勝2分け2敗で12位の甲府と、4勝1分け無敗で2位につける浦和が相まみえた。1stステージでは、ホームの浦和が興梠、森脇のゴールにより、2-1で競り勝っている。
▽前節の名古屋グランパス戦で7試合ぶりの白星を挙げた甲府は、デビュー戦から2戦連発とさっそく結果を残すドゥドゥを引き続き先発起用。一方、鹿島アントラーズに競り勝った浦和は、その一戦で殊勲の2ゴールを記録した李をスタート起用した。
▽対する浦和は、11分にカウンターを発動させると、右サイドからボールを持ち上がった李がボックス右に侵攻。左足でゴールを狙うが、左に外れる。それでも14分、左サイド深くで田中を縦に抜いた宇賀神が左足でクロスを入れ、中央の武藤が頭で押し込んだ。
▽先制したことでよりボールの主導権を握り、甲府を押し込んだ浦和は、45分に追加点。左サイドで縦に仕掛けた高木が深い位置から中央に折り返すと、ゴール前に走り込んだ李が頭で押し込んだ。
▽2点ビハインドで試合を折り返した甲府は、ハーフタイム明けに畑尾、黒木を下げて、福田、保坂を投入。さらに、58分には残る1枚の交代カードを早々に使って、河本に代えて森をピッチに送り込んで攻勢に出る。
▽すると、徐々に押し込まれる時間が続いた浦和は後半の半ばあたりに、柏木、武藤、李を立て続けに下げ、青木、石原、ズラタンを投入。フレッシュな選手を投入し、失いかけた流れを再びコントロールしにかかる。
▽その後、前への勢いを取り戻した浦和は、試合を決定付ける3点目こそ奪えなかったものの、甲府に2-0で勝利。前節の鹿島戦に続く白星で連勝を飾り、直近のリーグ戦8試合負けなしで2ndステージ無敗をキープした。
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