ウクライナの英雄、シェフチェンコが母国代表監督に就任! 愛する代表で監督初挑戦
2016.07.15 23:00 Fri
▽ウクライナサッカー連盟(FFU)は15日、アンドリー・シェフチェンコ氏(39)がウクライナ代表の新監督に就任したことを発表した。契約期間は2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)までの2年契約となるが、さらに2年の契約オプションが含まれている。
▽また、1995年にデビューを飾ったウクライナ代表では、通算111試合に出場し、代表最多となる48ゴールを記録。同国史上初出場となった2006年ドイツ・ワールドカップ、自国とポーランドの共催となったユーロ2012の2つの大舞台でプレーした後、ユーロ2012終了後に現役を引退した。
▽現役引退後はプロゴルファー転向や政治家転身を図るなど、サッカー界から距離を置いた時期もあったが、ユーロ2016ではミハイロ・フォメンコ前監督(67)の下でアシスタントコーチを務めていた。
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▽現役時代に母国の名門、ディナモ・キエフで頭角を現したシェフチェンコ氏は、1998-99シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)での得点王という看板を引っ提げて、1999年夏にミランに加入。▽ミラン加入初年度にセリエA得点王に輝いた“ウクライナの矢”は、2003-04シーズンにもセリエA得点王を獲得する大活躍でミランにスクデットをもたらすと、同年にオレグ・ブロヒン氏、イーゴル・ベラノフ氏に次いでウクライナ史上3人目のバロンドール受賞者となった。その後、チェルシー、ミランを経て、2009年に古巣ディナモ・キエフに10年ぶりの復帰を果たした。▽現役引退後はプロゴルファー転向や政治家転身を図るなど、サッカー界から距離を置いた時期もあったが、ユーロ2016ではミハイロ・フォメンコ前監督(67)の下でアシスタントコーチを務めていた。
▽なお、監督初挑戦となるシェフチェンコ新監督率いるウクライナは、今年9月からスタートするロシアW杯のヨーロッパ予選でクロアチア代表とアイスランド代表、トルコ代表らと同じグループIに組み込まれている。
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