オーストラリア代表FWケイヒルが杭州緑城を退団…母国復帰へ

2016.07.14 21:09 Thu
Getty Images
▽中国スーパーリーグの杭州緑城は14日、オーストラリア代表FWティム・ケイヒル(36)が退団することを発表した。なお、イギリス『スカイ・スポーツ』は母国のメルボルン・シティへの加入が合意したと報じている。

▽かつて、プレミアリーグのエバートンで活躍し、その後はメジャーリーグ・サッカー(MLS)のニューヨーク・レッドブルズでプレーしていたケイヒル。2015年に上海申花へと移籍すると、リーグ戦28試合で11得点を挙げる活躍を見せていた。

▽しかし、今冬にクラブがインテルのコロンビア代表MFフレディ・グアリンやMLSのシアトル・サウンダーズからナイジェリア代表FWオバフェミ・マルティンスを獲得したことにより、外国人枠の問題が発生。シーズン前に杭州緑城へと移籍していた。ケイヒルは、今シーズンの中国スーパーリーグで17試合に出場し4得点を記録。チームは現在16チーム中13位に位置している。
▽ケイヒルは自身のインスタグラムを通じても退団を発表。杭州緑城でプレーする姿の写真を投稿し「中国の多くの若い才能と一緒に楽しむことができた。彼らの成長に刺激されたし、このクラブは将来に向けて良いものがある」とコメントした。また、退団する理由については「僕は家族と一緒に過ごしたいという思いから、今回の決定を下した」と明かし、「代表はここに留まるための素晴らしいオファーをくれた」とクラブからは残留を熱望されていることも明かした。

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