ウェールズに完敗でGS敗退のロシア代表スルツキー監督が辞任の意向「私の責任」
2016.06.21 10:45 Tue
▽20日に行われたユーロ2016グループB第3節のウェールズ代表戦で0-3と敗戦し、グループステージ敗退が決定したロシア代表のレオニード・スルツキー監督が辞任を示唆した。
▽1分け1敗と勝利がなくグループ最下位に沈んでいたロシアは、ウェールズ戦に勝利して決勝トーナメント進出の可能性を残したかったが、アーロン・ラムジー、ニール・テイラー、ガレス・ベイルに得点を許し、0-3で完敗となった。
▽試合後、スルツキー監督が試合を振り返りコメント。グループステージ敗退を謝罪するとともに、「責任をとる」と辞任する意向を発表した。
「私はスタジアム、そして自宅でテレビの前で見ているファン、ロシアサポーターに謝罪したい。彼らは値しなかった」
「私が責任をとる。選手を見つけるために十分な時間があった。もし成功しなかった場合は、当然私の責任だ。私ではない誰かが、来る大きな大会、2018年のロシア・ワールドカップに向けて引き継ぐ必要がある」
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