レーティング:ロシア 0-3 ウェールズ《ユーロ2016》
2016.06.21 05:56 Tue
▽ユーロ2016グループB第3節のロシア代表vsウェールズ代表が20日にスタッド・ムニシパルで行われ、ウェールズが3-0で快勝した。この結果、ウェールズの首位通過およびロシアのグループステージ敗退が決定した。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。
1 アキンフェエフ 5.0
厳しい3失点。脆弱な最終ラインの後方で止められるシュートはセーブしたDF
3 スモルニコフ 4.5
リスク管理が全くできておらず、上がった後のスペースを突かれた
14 V・ベレズツキ 5.0
中盤でフィルターが効いておらず、防寒具なしで雪山に放り込まれるような厳しい対応を強いられた
(→A・ベレズツキ 5.0)
劣勢の中で守備を立て直せず
常にオープンスペースでベイルやラムジーの対応に当たるのは、さすがに厳しかった
23 D・コンバロフ 5.0
プレースキックやクロスの場面で左足の精度を見せたが、守備は後手の対応を強いられた
MF
9 ココリン 4.5
攻撃で局面を打開できないうえ、守備の貢献がほとんどなかった
8 グルシャコフ 4.5
ママエフ同様に攻守両面で精彩を欠いた
15 シロコフ 5.0
攻守にダイナミズムを欠く。リーダーとしてもっと臨機応変なポジショニングでリスク管理を行いたいところだった
(→ゴロビン 5.0)
あまりボールに触れず、チャンスを作り出せなかった
11 ママエフ 4.5
ボールの失い方の悪さに加え、リスク管理が全くできていなかった
10 スモロフ 5.0
攻撃面でノーインパクト。簡単なボールロストも目立った
(→サメドフ -)
FW
22 ジューバ 5.5
前線で孤軍奮闘も決定的な仕事はできなかった
監督
スルツキー 4.5
相手のキーとなる選手への対応策が皆無。リスク管理が全くできず、スコア以上の惨敗
▽ウェールズ採点
1 ヘネシー 6.0
冷静に枠内シュートに対応。飛び出しの判断なども秀逸
DF
5 チェスター 6.0
チームが終始押し込んだ中、最終ラインできっちりリスクを管理
6 ウィリアムズ 6.0
ジューバのフィジカルに苦戦も味方と連係してきっちり抑え込んだ
4 B・デイビス 6.0
判断良くマークを受け渡してクリーンシートに貢献。ビルドアップの質も高かった
MF
2 ガンター 6.0
地味ながらサイドに流れるベイルを後方から的確にサポート
7 ジョー・アレン 6.5
絶妙なスルーパスで先制点をアシスト。ほぼノープレッシャーの中で決定的なパスを通した
(→エドワーズ 5.5)
堅実な守備で試合をきっちり終わらせた
16 レドリー 6.0
的確な繋ぎに加え、守備ではきっちりスペースを埋めた
(→アンディ・キング -)
10 ラムジー 7.0
貴重な先制点を含む1ゴール1アシスト。縦横無尽な動きで相手守備をかく乱
3 テイラー 6.5
良い時間帯に追加点を奪取。その後も強気な位置取りで攻撃に絡んだ
FW
11 ベイル 7.0
直接FKではなかったが、見事な3戦連発。果敢なドリブル突破で相手の脅威となった
(→チャーチ -)
18 ボークス 6.5
屈強なフィジカルで相手センターバックコンビに応戦。前線で基準点としての役割を完遂
監督
クリス・コールマン 7.0
相手の自滅に助けられた感もあったが、完勝で首位通過
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ラムジー(ウェールズ)
▽3戦連発のベイルを上回る貢献度で完勝劇の立役者となった。攻守に豊富な運動量をみせ、相手の緩いマークを前に90分間を通して躍動し続けた。
ロシア 0-3 ウェールズ
【ウェールズ】
ラムジー(前11)
テイラー(前20)
ベイル(後22)
PR
▽ロシア採点(C)CWS Brains,LTD.
GK1 アキンフェエフ 5.0
厳しい3失点。脆弱な最終ラインの後方で止められるシュートはセーブしたDF
3 スモルニコフ 4.5
リスク管理が全くできておらず、上がった後のスペースを突かれた
中盤でフィルターが効いておらず、防寒具なしで雪山に放り込まれるような厳しい対応を強いられた
(→A・ベレズツキ 5.0)
劣勢の中で守備を立て直せず
4 イグナシェビッチ 4.5
常にオープンスペースでベイルやラムジーの対応に当たるのは、さすがに厳しかった
23 D・コンバロフ 5.0
プレースキックやクロスの場面で左足の精度を見せたが、守備は後手の対応を強いられた
MF
9 ココリン 4.5
攻撃で局面を打開できないうえ、守備の貢献がほとんどなかった
8 グルシャコフ 4.5
ママエフ同様に攻守両面で精彩を欠いた
15 シロコフ 5.0
攻守にダイナミズムを欠く。リーダーとしてもっと臨機応変なポジショニングでリスク管理を行いたいところだった
(→ゴロビン 5.0)
あまりボールに触れず、チャンスを作り出せなかった
11 ママエフ 4.5
ボールの失い方の悪さに加え、リスク管理が全くできていなかった
10 スモロフ 5.0
攻撃面でノーインパクト。簡単なボールロストも目立った
(→サメドフ -)
FW
22 ジューバ 5.5
前線で孤軍奮闘も決定的な仕事はできなかった
監督
スルツキー 4.5
相手のキーとなる選手への対応策が皆無。リスク管理が全くできず、スコア以上の惨敗
▽ウェールズ採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK1 ヘネシー 6.0
冷静に枠内シュートに対応。飛び出しの判断なども秀逸
DF
5 チェスター 6.0
チームが終始押し込んだ中、最終ラインできっちりリスクを管理
6 ウィリアムズ 6.0
ジューバのフィジカルに苦戦も味方と連係してきっちり抑え込んだ
4 B・デイビス 6.0
判断良くマークを受け渡してクリーンシートに貢献。ビルドアップの質も高かった
MF
2 ガンター 6.0
地味ながらサイドに流れるベイルを後方から的確にサポート
7 ジョー・アレン 6.5
絶妙なスルーパスで先制点をアシスト。ほぼノープレッシャーの中で決定的なパスを通した
(→エドワーズ 5.5)
堅実な守備で試合をきっちり終わらせた
16 レドリー 6.0
的確な繋ぎに加え、守備ではきっちりスペースを埋めた
(→アンディ・キング -)
10 ラムジー 7.0
貴重な先制点を含む1ゴール1アシスト。縦横無尽な動きで相手守備をかく乱
3 テイラー 6.5
良い時間帯に追加点を奪取。その後も強気な位置取りで攻撃に絡んだ
FW
11 ベイル 7.0
直接FKではなかったが、見事な3戦連発。果敢なドリブル突破で相手の脅威となった
(→チャーチ -)
18 ボークス 6.5
屈強なフィジカルで相手センターバックコンビに応戦。前線で基準点としての役割を完遂
監督
クリス・コールマン 7.0
相手の自滅に助けられた感もあったが、完勝で首位通過
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ラムジー(ウェールズ)
▽3戦連発のベイルを上回る貢献度で完勝劇の立役者となった。攻守に豊富な運動量をみせ、相手の緩いマークを前に90分間を通して躍動し続けた。
ロシア 0-3 ウェールズ
【ウェールズ】
ラムジー(前11)
テイラー(前20)
ベイル(後22)
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