PK戦を制してコロンビアが12年ぶりベスト4…準決勝でメキシコvsチリの勝者と対戦《コパ・アメリカ》

2016.06.18 11:34 Sat
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▽18日に行われたコパ・アメリカ センテナリオの準々決勝、ペルー代表vsコロンビア代表は、0-0で迎えたPK戦を4-2でコロンビアが制し、12年ぶりのベスト4進出を決めた。コロンビアは、準決勝でメキシコ代表vsチリ代表の勝者と対戦する。
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▽グループBを無敗で首位通過したペルーと、グループAを2位通過のコロンビアが相まみえた。ブラジルをまつった神の手ゴールで一躍ヒーローとなったルイディアスをベンチに温存したペルーは、タピアをアンカーに置いた[4-1-4-1]を採用。対するコロンビアは、ハメスを左サイドハーフに置き、カルドナをトップ下に入れた[4-2-3-1]のシステムを用いた。▽立ち上がりから球際で激しい攻防戦が繰り広げられた試合は、一進一退の展開となる。その中で、21分にコロンビアが敵陣中央の位置でボールを受けたハメスがドリブルで持ち上がって右足のコントロールショットを放つ。これが枠内を捉えるが、惜しくも右ポストを叩く。さらに、こぼれ球に詰めたバッカだが、ここはゴール左に外れてしまう。
▽その後も、試合は接触が多く、守備の良さ、堅さが際立つ展開で進み、決定機らしい決定機がないまま前半終了。両チームともにハーフタイムでの交代なく、迎えた後半も中盤での潰し合いが続き、こう着状態となり、互いに攻め手を見いだせずただただ時間が経過していく。

▽後半の半ば以降も流れは変わらない。すると、コロンビアがモレーノ、セバスティアン・ペレス、ファブラを送り込んだ一方で、ルイディアス、ベナベンテを投入。ベスト4進出へ互いに策を講じる。その中、ペルーが後半アディショナルタイム2分に右CKからラモスの頭でゴールに迫るが、ここはオスピナの好守に阻まれた。
▽結局、試合はゴールレスで終え、PK戦に突入する。先攻のコロンビアが4人目まで成功させると、対するペルーは3人目のトラウコが相手GKオスピナに好ブロックで阻まれ、続く4人目のクエバも失敗。PK戦を4-2で制したコロンビアが4大会ぶりの4強入りを果たした。


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“虎の目にも涙”、少年サポーターとの交流でもらい泣きしたファルカオ

▽モナコに所属するコロンビア代表FWラダメル・ファルカオが、少年サポーターとの交流で思わず涙を流した。<br /><br />▽今年1月に左ヒザ前十字じん帯を断裂する重傷を負ったコロンビア代表のエースは、現在ブラジルワールドカップ出場に向けて懸命なリハビリを続けている。その国民的英雄を激励するためコロンビアのとある少年グループが、先日スペインでリハビリ中のファルカオの元を訪れた。その際に一人の少年サポーターと交流したファルカオが、思わず涙を流す感動的な場面があったようだ。<br /><br />▽スペインメディアによると、ファルカオを思わず涙させた少年は、同選手の大ファンであるミカエル・スティーブン君。憧れのファルカオと対面したスティーブン君は、感激のあまり涙を見せながらファルカオの手を握り続けた。ファルカオ自身は興奮するスティーブン君にやや困った顔を見せながらも、優しくハグして落ち着かせようとしていた。<br /><br />▽だが、その後にスティーブン君がとったひとつの行動を受けて、ファルカオは思わず涙を流すこととなった。<br /><br />▽スティーブン君は「この足を神様が今までより必ず強くしてくれるように」と、祈りの言葉をつぶやきながらファルカオの痛々しい手術痕が残る左ヒザに何度も手を置いた。スティーブン君の純粋な行動に心を打たれた“ティグレ(虎の意、ファルカオの愛称)”は、目頭を押さえながら思わず涙を流した。<br /><br />▽様々な人たちの想いを背負うファルカオにとっては、是が非でもワールドカップに出場しなければならない理由がまたひとつできたはずだ。 2014.04.12 21:24 Sat

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