レーティング:オーストリア 0-2 ハンガリー《ユーロ2016》

2016.06.15 03:04 Wed
Getty Images
▽ユーロ2016グループF第1節のオーストリア代表vsハンガリー代表が14日にスタッド・ド・ボルドーで行われ、伏兵ハンガリーが2-0で快勝した。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。

▽オーストリア採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 アルマー 5.5
失点はいずれもノーチャンス。止めるべきシュート、クロスへの対応など安定していた
DF
17 クライン 5.5
攻撃参加を控えてリスク管理をきっちり行った

3 ドラゴビッチ 4.5
序盤はサライに前を向かせない対応ができていたが、徐々に苦戦。不用意な形で2枚目のカードをもらい、退場に…

4 ヒンテレッガー 5.0
2列目のクラインハイスラーの対応に手を焼いた
5 フックス 5.0
1失点目はラインを上げ切れず。ジュジャークへの対応か、守備的にプレー

MF
11 ハルニク 5.5
攻守にハードワーク。ボールのないところでの動きが秀逸

(→シェプフ -)

14 バウムガルトリンガー 5.5
機動力と読みを利かせたプレーで中盤の守備を締めた

10 ユヌゾビッチ 5.5
惜しいシュートもあったが、もっとチャンスに絡みたい

(→サビツァー 5.0)
攻守にもの足りない

8 アラバ 5.5
相手の徹底マークに遭いながらも要所で見せ場を作った

7 アルナウトビッチ 5.0
良い形でボールを受けた際にはチャンスに繋げたが、徐々に苛立ちからプレー精度を欠いた

FW
21 ヤンコ 5.5
前線でボールを収めて起点となったが、シュート意識が低く恐さがなかった

(→オコティー 5.0)
投入直後に味方が退場した影響で見せ場は訪れず

監督
コラー 5.0
格下相手の敗戦に加え、2人の主力を欠いて次節のポルトガル戦へ

▽ハンガリー採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 キラーイ 6.5
40歳と2カ月というユーロ最年長出場記録を達成。ベテランらしい安定したゴールキーピングだった

DF
5 フィオーラ 6.0
先制点の起点に。アルナウトビッチに粘り強く対応し、苛立たせた

20 グズミチ 6.0
セカンドボールへの対応に苦戦も球際できっちり身体を張った

2 A・ラング 6.5
ヤンコとよく戦い、2列目の飛び出しにもうまく対応した

4 カダール 5.5
押し込まれる時間が長かったが、簡単に突破を許さず

MF
7 ジュジャーク 6.0
チームに縦への推進力を与えた。プレースキックの精度も上々

10 ゲラ 6.0
攻守に味方をうまく動かした

15 クラインハイスラー 7.0
先制点をアシスト。セカンドボールへの反応が良く、素早いターンから前を向いてチャンスに絡んだ

(→シュティエベル 6.5)
見事なロングループシュートで貴重な追加点を記録

8 A・ナギ 6.5
豊富な運動量を生かして相手の強力な中盤と真っ向勝負

11 ネメト 5.5
守備は懸命にこなしたが、あまり攻撃に絡めず

(→ピンテール -)

FW
9 サライ 6.5
値千金の先制点を記録。相手センターバックに警戒されながら競り合いで五分五分の勝率を誇った

(→プリシュキン 6.0)
追加点をアシスト

監督
シュトルク 7.0
積極的な守備戦術と選手交代がハマり、ジャイアントキリング達成

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
クラインハイスラー(ハンガリー)
▽ブレーメンに所属する22歳の攻撃的MF。クラブでポジションを争うユヌゾビッチを完全に食う圧巻のパフォーマンスでジャイアントキリング達成に貢献。攻守両面で気の利いたプレーを随所に披露した。

オーストリア 0-2 ハンガリー
【ハンガリー】
サライ(後17)
シュティエベル(後42)
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「辞任は?」トルコ代表のモンテッラ監督が会見で激怒…ユーロ2024控えたテストマッチで6失点惨敗「挑発か?」

トルコ代表のヴィンチェンツォ・モンテッラ監督(49)が窮地に立たされている。 日本のサッカーファンにも馴染み深い、イタリアの名ストライカー・モンテッラ。古巣ローマで指導者人生を歩み出した男は、2021-22シーズンから2年間、トルコ1部のアダナ・デミルスポルを率いた経験が買われ、9月よりトルコ代表の指揮官に…W杯を目指すほうの監督業に“転職”した。 その過程で今夏開催のユーロ2024出場を勝ち取り、昨年11月には国際親善試合でドイツ代表を撃破するなど比較的順調に準備を進めてきた…ところが、2024年初戦となった22日のハンガリー代表戦(0●1)に敗れ、26日はオーストリア代表に大敗(1●6)…風向きが変わってしまった。 オーストリア戦後にトルコメディアから「辞任を検討してますか?」と問われたモンテッラ監督。ユーロ本大会直前に母国イタリア代表とのテストマッチも控えるなか、「挑発してるのか? 答える義務はないな。キミは間違った質問をしたと感じたら、その仕事を辞めるのか? 不必要な挑発だ」と完全に激怒。会見場は静まり返った。 一方で「今回のテストマッチ2つは何人かの選手を試すのに必要だった舞台。必要な答えを得た確信がある。限りなく最高のチームをユーロ本大会へ連れて行けるよう努めていく」とも抱負。 1-6惨敗については「誰も予想だにしなかった結果で、責任はこの私」としつつ、自身のメンタリティを揺るがすものではないと明言した。 波が大きいのもトルコ代表のカラーというべきか…モンテッラ監督率いるトルコ代表はユーロ2024のグループFで、優勝候補の一角・ポルトガル代表、底力は誰もは認める・チェコ代表、初出場の欧州新興勢力・ジョージア代表と対戦する。 2024.03.27 17:00 Wed
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