ベッカム氏、オーナー務める新クラブにイブラ加入を希望「僕は彼の最大のファンの1人」

▽2018年よりメジャーリーグサッカー(MLS)への新規参入を目指すマイアミ・ゴールデンボールズの共同オーナーを務めるデイビッド・ベッカム氏が、パリ・サンジェルマン(PSG)時代の同僚、スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(34)の加入を熱望している。同氏がスウェーデン『Aftonbladet』で語っている。

▽現在、ベッカム氏が共同オーナーを務めるマイアミ・ゴールデンボールズは、2018年のMLS新規参入に向けて、マイアミ市とのフランチャイズ権の取得、新スタジアム建設地の選定と資金調達の問題をクリアした。

▽そして、ベッカム氏は新チームの目玉として、PSG時代の同僚であるイブラヒモビッチの獲得を熱望しているという。
「僕たちは先日に新スタジアムを建設する許可を得たんだ。ただ、それには3年以上かかるかもしれない。最高でも2年というところだろうね」

「そのときにイブラヒモビッチがまだ現役でプレーしているなら、僕としてはすぐに彼を獲得したいよ。彼は素晴らしいフィジカルを持っているし、可能性は十分にあるんじゃないかな」「彼のように試合を決められるプレーヤーをほしくない人なんていないよ。それに僕はプレーヤーとしてだけでなく、人間としてもズラタンのことが気に入っているんだ」

「試合とトレーニングにおいて彼ほどストイックな人間を見たことがない。パリで一緒にプレーする以前から彼が素晴らしいタレントであることは知っていたけど、彼があそこまで自分に厳しいプレーヤーだとは知らなかったよ」

「彼は生まれながらの勝者なんだ。そして、僕は彼の最大のファンの1人だ」

▽なお、今シーズン終了後にPSGとの契約が終了するイブラヒモビッチは、以前からアメリカでプレーすることに関心を示しているといわれる。一部メディアでは、ブラジル代表MFカカの在籍するオーランド・シティ入りの噂も出ているが、先日に同選手の代理人を務めるミーノ・ライオラ氏は「マイアミ入りの可能性? 全ては可能だ」と語っていた。