デンマーク、スウェーデンとのPOに向けて過激なPR展開
2015.11.13 13:51 Fri
▽デンマークメディアは、14日と17日に行われるスウェーデン代表とのユーロ2016予選プレーオフに向けて過激なPRを行っている。イギリス『101greatgoals』がデンマークのテレビ局『カナル5』の過激な試みを紹介している。
▽現在、デンマーク代表は来年6月にフランスで開催されるユーロ本大会行きを懸けて北欧のライバル、スウェーデンとのプレーオフに向けて準備を進める。そして、『カナル5』は日本の某テレビ局の“絶対に負けられない戦い”とのフレーズ同様に“MereEndEnKamp(単なるゲーム以上の戦いとの意)”とのフレーズでこの一戦に向けたPRを行っている。
▽ただ、このPR動画ではナショナリズムが高まり過ぎたのか、対戦国の企業やエースのFWズラタン・イブラヒモビッチを攻撃する、かなり過激な内容となっている。
▽スウェーデンの代表的な自動車メーカー『VOLVO』にスポットライトを当てたPR動画では、自動車販売店で同社の車に値札が付けられているところに1人の男性が近寄って“タダで持っていけ”との札を勝手に張り替える様子が映されていた。
▽また、同じくスウェーデンの家具メーカー『IKEA』のイスがゴミ置き場に放り投げる様子やスウェーデン国王の写真にタバコの火を押し付けたり、同国の代表的なポップ・ミュージックグループの『Abba』のCDを燃やす、イブラヒモビッチファンと思われるデンマーク人の少年の父親が少年の部屋に入って、同選手のポスターと自叙伝を破り捨てるというものもあった。
▽日本であれば、間違いなくBPOやコンプライアンスに訴えられるところだが、そこはサッカー大国。現状は何のお咎めもなさそうだ。ナショナリズム満載のPR動画は以下のURLからチェックしてみてください。
◆可愛い少女がまさかの行動に!?
https://www.facebook.com/kanal5dk/videos/905518829517399/
▽現在、デンマーク代表は来年6月にフランスで開催されるユーロ本大会行きを懸けて北欧のライバル、スウェーデンとのプレーオフに向けて準備を進める。そして、『カナル5』は日本の某テレビ局の“絶対に負けられない戦い”とのフレーズ同様に“MereEndEnKamp(単なるゲーム以上の戦いとの意)”とのフレーズでこの一戦に向けたPRを行っている。
▽ただ、このPR動画ではナショナリズムが高まり過ぎたのか、対戦国の企業やエースのFWズラタン・イブラヒモビッチを攻撃する、かなり過激な内容となっている。
▽また、同じくスウェーデンの家具メーカー『IKEA』のイスがゴミ置き場に放り投げる様子やスウェーデン国王の写真にタバコの火を押し付けたり、同国の代表的なポップ・ミュージックグループの『Abba』のCDを燃やす、イブラヒモビッチファンと思われるデンマーク人の少年の父親が少年の部屋に入って、同選手のポスターと自叙伝を破り捨てるというものもあった。
▽そして、極めつけはスウェーデンを代表する絵本「長くつ下のピッピ」のピッピ人形と少女の絡みを映したPR動画。可愛らしい少女が笑顔を浮かべながらピッピ人形を抱えていると、いきなりハサミでピッピちゃんのおさげをジョキジョキと切り裂いてしまう。挙句の果てには、胴体と切り離されたピッピちゃんの頭部を笑顔で宙に放り上げる驚きの光景が映された。
▽日本であれば、間違いなくBPOやコンプライアンスに訴えられるところだが、そこはサッカー大国。現状は何のお咎めもなさそうだ。ナショナリズム満載のPR動画は以下のURLからチェックしてみてください。
◆可愛い少女がまさかの行動に!?
https://www.facebook.com/kanal5dk/videos/905518829517399/
デンマークの関連記事
ユーロの関連記事
|
デンマークの人気記事ランキング
1
「全てのヒーローがマントを着ているわけではない」バロンドール授賞式でドログバが感動のスピーチ、エリクセンの命救ったケアーに敬意
元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ氏が、ステージ上で改めて敬意を示した。 29日、『フランス・フットボール』が主催するバロンドールの授賞式が開催。パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが2年ぶり7度目の受賞を果たした。 授賞式では他の表彰もされた中、プレゼンターを務めていたドログバ氏が壇上でスピーチ。1人の選手への敬意を表した。 「この場を借りて、私にとって大切なことをお話ししたいと思います。今年、本当に功績のあった人物に敬意を表したいと思います」 「この男はヒーローです。これはフットボールや我々よりも大きいことです」 「ケアーは友人でもある、クリスティアン・エリクセンの命を助けました。賢い人々は、全てのヒーローがマントを着ているわけではないと言いました。シモン・ケアー、ありがとう」 これは、今夏行われたユーロ2020のデンマーク代表vsフィンランド代表の一戦で、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが卒倒し、ピッチ上で心肺停止になった事件に関するものだ。 エリクセンがピッチ上で倒れた際、DFシモン・ケアーが最初に異変に気がつき駆け寄ると、救助を呼び、その後はエリクセンの妻のケア、チームメイトとともにエリクセンを囲う壁を作るなど、素晴らしい対応を見せていた。ドログバ氏は改めて賛辞の言葉を送り、会場は拍手に包まれることとなった。 <span class="paragraph-title">【動画】ドログバ氏がケアーを称えるスピーチ、会場も拍手に包まれる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">This is more than football. <br><br>Thanks <a href="https://twitter.com/simonkjaer1989?ref_src=twsrc%5Etfw">@simonkjaer1989</a> for being you! <a href="https://twitter.com/hashtag/ballondor?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ballondor</a> <a href="https://t.co/Z84TCbiafE">pic.twitter.com/Z84TCbiafE</a></p>— Ballon d'Or #ballondor (@francefootball) <a href="https://twitter.com/francefootball/status/1465418482607177730?ref_src=twsrc%5Etfw">November 29, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.11.30 15:50 Tue2
アントワープのデンマーク代表FWフィッシャーが29歳で現役引退…
デンマーク代表FWビクトル・フィッシャー(29)が現役引退を発表した。所属先のアントワープは29日に発表している。 クラブによれば、引退の理由は長引いているケガが原因とのこと。なお、アントワープとの契約は2025年まで残っていたが、本人の希望により双方合意の上で契約解除したとのことだ。 アヤックス下部組織出身のフィッシャーは、2012年にトップチーム昇格。2012-13シーズンには10ゴールを記録してチームのエールディヴィジ制覇に貢献した。 その後、ミドルズブラ、マインツ、コペンハーゲンでのプレーを経て、2021年7月にアントワープへ完全移籍。左ウィングを主戦場にアントワープでは在籍1年半で、公式戦35試合に出場し3ゴール8アシストを記録。しかし、今季は筋疲労の影響で出遅れ、公式戦13試合の出場にとどまると、今年2月からはスウェーデンのAIKストックホルムへレンタルされていた。 また、各年代のデンマーク代表に選出されてきたフィッシャーは、2012年11月に行われた国際親善試合のトルコ代表戦でフル代表デビューすると、通算21試合に出場し3ゴールを記録。2018年のロシア・ワールドカップのメンバーにも選出されていた。 2023.06.30 07:50 Fri3
デンマーク代表がロシアW杯に臨む23名を発表! FWベントナーやMFヴァスが選出外に…《ロシアW杯》
▽デンマークサッカー協会(DEN)は3日、ロシア・ワールドカップ(W杯)に向けたデンマーク代表メンバー23名を発表した。 ▽欧州予選プレーオフでアイルランド代表を下し、ロシアW杯本戦出場を決めたデンマーク。チームを率いるオーゲ・ハレイデ監督は、5月14日に発表した候補メンバー35名からFW二クラス・ベントナー(ローゼンボリ/ノルウェー)やMFダニエル・ヴァス(セルタ/スペイン)ら12名を選出外とした。 ▽ロシアW杯でグループCに属するデンマークは、フランス代表、オーストラリア代表、ペルー代表と同居。6月16日にペルーと、同21日にオーストラリアと、同26日にフランスと対戦する。今回発表されたデンマーク代表候補メンバーは以下のとおり。 <span style="font-weight:700;">◆デンマーク代表候補メンバー23名</span> <span style="font-weight:700;">GK</span> <span style="font-weight:700;">カスパー・シュマイケル</span>(レスター・シティ/イングランド) <span style="font-weight:700;">ヨナス・レッスル</span>(ハダースフィールド/イングランド) <span style="font-weight:700;">フレデリック・レノウ</span>(ブレンビー) <span style="font-weight:700;">DF</span> <span style="font-weight:700;">マティアス・ヨルゲンセン</span>(ハダースフィールド/イングランド) <span style="font-weight:700;">ヨナス・クヌドセン</span>(イプスウィッチ/イングランド) <span style="font-weight:700;">ヘンリク・ダルスゴーア</span>(ブレントフォード/イングランド) <span style="font-weight:700;">アンドレアス・クリステンセン</span>(チェルシー/イングランド) <span style="font-weight:700;">ヤニク・ヴェステルゴーア</span>(ボルシアMG/ドイツ) <span style="font-weight:700;">イェンス・ストリガー・ラーセン</span>(ウディネーゼ/イタリア) <span style="font-weight:700;">シモン・ケアー</span>(セビージャ/スペイン) <span style="font-weight:700;">MF</span> <span style="font-weight:700;">クリスティアン・エリクセン</span>(トッテナム/イングランド) <span style="font-weight:700;">トーマス・デラネイ</span>(ブレーメン/ドイツ) <span style="font-weight:700;">ミカエル・クローン=デリ</span>(デポルティボ/スペイン) <span style="font-weight:700;">ラッセ・シェーネ</span>(アヤックス/オランダ) <span style="font-weight:700;">ルーカス・レラガー</span>(ボルドー/フランス) <span style="font-weight:700;">ウィリアム・クヴィスト</span>(コペンハーゲン) <span style="font-weight:700;">FW</span> <span style="font-weight:700;">ユスフ・ポウルセン</span>(ライプツィヒ/ドイツ) <span style="font-weight:700;">アンドレアス・コーネリウス</span>(アタランタ/イタリア) <span style="font-weight:700;">ピオネ・シスト</span>(セルタ/スペイン) <span style="font-weight:700;">ニコライ・ヨルゲンセン</span>(フェイエノールト/オランダ) <span style="font-weight:700;">カスパー・ドルベリ</span>(アヤックス/オランダ) <span style="font-weight:700;">マルティン・ブラースヴァイト</span>(ボルドー/フランス) <span style="font-weight:700;">ビクトル・フィッシャー</span>(FCコペンハーゲン) 2018.06.04 02:45 Mon4
【W杯ラウンド16プレビュー】ボバン&ラウドルップの正統後継者が鎬を削る欧州勢対決!《クロアチアvsデンマーク》
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦、クロアチア代表vsデンマーク代表が7月1日27:00にニジニ・ノヴゴロド・スタジアムでキックオフされる。グループDを3連勝で首位通過したクロアチアと、グループCを1勝2分けで2位通過したデンマークによる欧州勢対決だ。 ▽欧州予選プレーオフ組として優勝候補アルゼンチン、アイスランド、ナイジェリアと難敵揃いのグループDに入ったクロアチアだが、終わってみれば3連勝で首位通過を決めた。ナイジェリアとの初戦こそオウンゴールとPKという形での勝利となったものの、第2戦のアルゼンチン戦では攻守に優勝候補を圧倒する圧巻のパフォーマンスで3-0の完勝。また、主力を温存したアイスランド戦でも2-1の勝利を収め、グループリーグだけのパフォーマンスで判断するならば、優勝候補に推しても差し支えないはずだ。 ▽一方、優勝候補フランスと同じグループCに入ったデンマークは初戦でペルーとの接戦を1-0で制すと、第2戦のオーストラリア戦も拮抗した内容の中できっちり勝ち点1を奪取。そして、すでに突破を決めた首位フランスとの最終節ではリスク回避の“談合試合”とも揶揄される渋い内容で再び勝ち点1を手にし、目標だった決勝トーナメント進出を果たした。 ▽なお、両チームの通算対戦成績は2勝2敗1分けの全くの五分だ。同じ欧州勢だが直近の対戦は2004年6月のフレンドリーマッチと10年以上に渡って対戦していない。なお、W杯本大会では初対戦となるが、1998年フランス大会では欧州予選で同組となっており、デンマークが首位通過、クロアチアが2位通過となっていた。また、同予選では現デンマーク守護神シュマイケルの実父ピーター・シュマイケルがプレーしており、ズボニミール・ボバン、ミカエル・ラウドルップとそれぞれの国を代表する天才司令塔が主力を担っており、今回はモドリッチとエリクセンという新たな天才司令塔が鎬を削ることになる。 <div style="text-align:center;">◆クロアチア◆ 【4-1-4-1】</div> ▽クロアチア予想スタメン<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180701_13_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK:スバシッチ DF:ヴルサリコ、ロブレン、ヴィダ、ストリニッチ MF:ブロゾビッチ MF:レビッチ、ラキティッチ、モドリッチ、ペリシッチ FW:マンジュキッチ 負傷者:なし 出場停止者:なし ▽出場停止者、負傷者ともにおらず代表追放のニコラ・カリニッチを除く全選手の起用が可能だ。 ▽システムに関しては[4-2-3-1]と[4-1-4-1]を併用しているが、アルゼンチン戦で採用したブロゾビッチをアンカーに配した[4-1-4-1]で臨む可能性が高い。スタメンに関してはブロゾビッチのところにアイスランド戦で好アピールのバデリを起用するプランも考えられる。 <div style="text-align:center;">◆デンマーク◆ 【4-3-3】</div> ▽デンマーク予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180701_13_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK:シュマイケル DF:ダルスゴーア、ケアー、クリステンセン、ストリーガー=ラーセン MF:デラネイ、エリクセン、シェーネ FW:ポウルセン、ニコライ・ヨルゲンセン、シスト 負傷者:MFクヴィスト 出場停止者:なし ▽出場停止者はいない。逆に、フランス戦で出場停止を消化したポウルセンが復帰する。負傷者に関しては初戦のペルー戦で肋骨を骨折したクヴィストを除く全選手が起用可能だ。 ▽直近のフランス戦では本職センターバックのクリステンセンをアンカーに置き、ウイングにサイドハーフに近い役割を与えた守備的な[4-1-4-1]を採用していたが、今回の試合ではシェーネを中盤に戻した本来の[4-3-3]で臨むはずだ。 ★注目選手 ◆クロアチア:MFイバン・ペリシッチ<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180701_13_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽クロアチアの注目プレーヤーはサイドで崩しの切り札として活躍するペリシッチだ。アイスランドとの最終節で今大会初ゴールを奪ったものの、特大の輝きを放つモドリッチとラキティッチ、マンジュキッチ、レビッチらの陰に隠れてここまではやや引き立て役の印象が強いペリシッチ。だが、恵まれたサイズ、高い身体能力に加え、組織的な守備で中央を締めてくるデンマークの守備陣に対しては勝負のカギを握るプレーヤーとなるはずだ。 ▽デンマークはグループリーグ3試合ではビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)で与えたPKを除き、流れの中でもセットプレーでも失点を許していない。とりわけ、センターバックでもプレー可能な4人が並ぶ最終ラインと献身的な中盤の選手で築く守備ブロックは非常に堅い。モドリッチやラキティッチ、マンジュキッチを擁するセンターラインといえども中央からの崩しは容易ではないため、サイドの一対一でDFを剥がせるペリシッチの存在が重要となる。幸い、相手のサイドバックは比較的高い位置を取り、さほど小回りが利かないためカウンター時など戻りながらの対応を不得手としており、オープンスペースでは積極的に仕掛けていきたい。 ◆デンマーク:DFシモン・ケアー<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180701_13_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽デンマークの注目プレーヤーは最終ラインを統率するケアーだ。グループリーグを通じて守護神シュマイケルと共に堅守を築いてきたキャプテンは、決勝トーナメント進出の立役者と言っても過言はないはずだ。今季所属クラブのセビージャでも安定したパフォーマンスを見せたケアーは一線級のアタッカーが揃うクロアチア相手に非常に頼もしい存在だ。 ▽相手との力関係を考えれば、いつも以上に守備で耐えてからカウンターでワンチャンスを狙う機会が増えるだけに、チームメートの集中力が切れないように守備時の積極的な声掛けは必須だ。同時にマンジュキッチとのタフなマッチアップやサイドバックへのサポートと個人としてのパフォーマンスも重要だ。さらに、得意のフィードを生かしてカウンターの起点となる攻撃面の貢献も期待されるところだ。 2018.07.01 13:00 Sun5