デポル対ビルバオは2-2ドローで終了 デポルが劇的に追いつく《リーガエスパニョーラ》
2015.10.19 07:13 Mon
                18日のリーガエスパニョーラ第8節、リアソールでのデポルティボ対アスレティック・ビルバオは2-2のドローで終了した。
デポルティボのペーニャ(応援グループ)の日に設定され、多くのデポルファンが詰めかけたこの一戦。序盤はアスレティックがベニャトの配球から攻撃を展開していくも、デポルもアドゥリス&ラウール・ガルシアの空中戦対策を施した効果もあって失点を許さずに試合を進めた。
だが31分、アスレティックの“パンテーラ(黒豹)”ことイニャキ・ウィリアムスがデポルの守備網の穴を突くことに成功する。ペナルティーエリア内右でフリーとなっていたウィリアムスは、バレンシアガのクロスから右足でボレーを放ち、地面を叩いたボールがそのまま枠内に収まった。
その後、観衆の後押しを受けるデポルが反撃に転じたものの、36分、42分とルイス・アルベルトが立て続けに放ったシュートがどちらもポストに当たるなど、運にも恵まれず。アウェーチームが1点をリードしたまま、前半終了のホイッスルが吹かれる。
後半に入ると、デポルの攻守の起点モスケラの自由を奪ったアスレティックが再び主導権を握り、62分に先にクラブとの契約を1年延長したアドゥリスが咆哮。現アスレティックの“レイ・レオン(ライオンキング)”は、R・ガルシアのスルーパスからペナルティーエリア内に侵入し、シドネイの当たりを物ともせずにGKルクスが守るゴールを破った。アドゥリスはこの得点がリーガ5点目。その内訳は得意のヘディングシュートが2得点で、足でのフィニッシュが3得点となっている。
リードを2点に広げたアスレティック。しかし、あきらめることなく執拗にサイドから攻撃を仕掛けたデポルが、ドラマを起こす。まず得点を決めたのはデポルの新アイドル、ルーカス・ペレス。80分、ペナルティーエリア内に位置した背番号7は、自身の足に当たって浮き上がったボールから反転ボレーを繰り出し、GKイライソスを破った。
終盤、デポルはさらに攻勢を強め、ついに89分に同点弾を記録。ペナルティーエリア内右を抜け出したフェデ・カルタビアの折り返しにアリバスが頭で合わせると、ボールはデ・マルコスに当たってコースが変わり、ネットを揺らした。歓喜に沸くリアソールで、試合は終了のホイッスルが吹かれている。
ここ4試合負けなし(2勝2分け)のデポルは、勝ち点13で6位に位置。2006年以降勝利なしと、リアソールの呪いに悩まされ続けるアスレティックは、勝ち点8で14位につけている。
またコリセウム・アルフォンソ・ペレスでのヘタフェ対ラス・パルマスは、4-0でヘタフェが快勝。フラン・エスクリバ監督率いるチームは3分にビクトール・ロドリゲス、11分にサラビアと早い時間帯に2点のリードを奪い、さらに85分、92分とセポビッチが立て続けに得点を決めてラス・パルマスに引導を渡した。
ここ3試合の成績を3勝2分けとするなど調子を上げるヘタフェは、勝ち点を10として暫定ながら11位浮上。3連敗のラス・パルマスは、勝ち点5で19位に沈んでいる。
提供:goal.com
                    
                                            
                                        
                                        
                                        
                                        
                    
                    
                                        
                                            デポルティボのペーニャ(応援グループ)の日に設定され、多くのデポルファンが詰めかけたこの一戦。序盤はアスレティックがベニャトの配球から攻撃を展開していくも、デポルもアドゥリス&ラウール・ガルシアの空中戦対策を施した効果もあって失点を許さずに試合を進めた。
だが31分、アスレティックの“パンテーラ(黒豹)”ことイニャキ・ウィリアムスがデポルの守備網の穴を突くことに成功する。ペナルティーエリア内右でフリーとなっていたウィリアムスは、バレンシアガのクロスから右足でボレーを放ち、地面を叩いたボールがそのまま枠内に収まった。
その後、観衆の後押しを受けるデポルが反撃に転じたものの、36分、42分とルイス・アルベルトが立て続けに放ったシュートがどちらもポストに当たるなど、運にも恵まれず。アウェーチームが1点をリードしたまま、前半終了のホイッスルが吹かれる。
後半に入ると、デポルの攻守の起点モスケラの自由を奪ったアスレティックが再び主導権を握り、62分に先にクラブとの契約を1年延長したアドゥリスが咆哮。現アスレティックの“レイ・レオン(ライオンキング)”は、R・ガルシアのスルーパスからペナルティーエリア内に侵入し、シドネイの当たりを物ともせずにGKルクスが守るゴールを破った。アドゥリスはこの得点がリーガ5点目。その内訳は得意のヘディングシュートが2得点で、足でのフィニッシュが3得点となっている。
リードを2点に広げたアスレティック。しかし、あきらめることなく執拗にサイドから攻撃を仕掛けたデポルが、ドラマを起こす。まず得点を決めたのはデポルの新アイドル、ルーカス・ペレス。80分、ペナルティーエリア内に位置した背番号7は、自身の足に当たって浮き上がったボールから反転ボレーを繰り出し、GKイライソスを破った。
終盤、デポルはさらに攻勢を強め、ついに89分に同点弾を記録。ペナルティーエリア内右を抜け出したフェデ・カルタビアの折り返しにアリバスが頭で合わせると、ボールはデ・マルコスに当たってコースが変わり、ネットを揺らした。歓喜に沸くリアソールで、試合は終了のホイッスルが吹かれている。
ここ4試合負けなし(2勝2分け)のデポルは、勝ち点13で6位に位置。2006年以降勝利なしと、リアソールの呪いに悩まされ続けるアスレティックは、勝ち点8で14位につけている。
またコリセウム・アルフォンソ・ペレスでのヘタフェ対ラス・パルマスは、4-0でヘタフェが快勝。フラン・エスクリバ監督率いるチームは3分にビクトール・ロドリゲス、11分にサラビアと早い時間帯に2点のリードを奪い、さらに85分、92分とセポビッチが立て続けに得点を決めてラス・パルマスに引導を渡した。
ここ3試合の成績を3勝2分けとするなど調子を上げるヘタフェは、勝ち点を10として暫定ながら11位浮上。3連敗のラス・パルマスは、勝ち点5で19位に沈んでいる。
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