カペッロから引き継いだ苦境を乗り越えたスルツキー「最初は困難に思えたが…」
2015.10.13 17:58 Tue
ロシア代表は12日に行われたユーロ2016予選グループGのモンテネグロ戦で2-0の勝利を収め、グループ2位で本大会出場を決定した。レオニド・スルツキー監督も試合後に喜びをあらわにしている。
ロシアは前任のファビオ・カペッロ監督が十分な結果を出せず、8月に監督を交代。4試合を残した時点で2位スウェーデンに4ポイント差をつけられ、プレーオフなしでの予選突破は楽観視できない状況だった。
だが、CSKAモスクワの指揮と兼任する形で就任したスルツキー監督は見事に期待に応えてみせた。就任初戦となったスウェーデンとの直接対決で1-0の勝利を収めると、そこから4戦全勝でフランス行きのチケットを勝ち取った。
予選突破を喜ぶ指揮官の試合後のコメントを、UEFA公式サイトが伝えている。
「選手たちは良いプレーをして、ピッチ上で良い仕事をしてくれた。これでフランスへ行けるよ! 試合前には有利だと言われていたが、プレッシャーに対処するのは決して簡単ではないよ」
「我々のパフォーマンスの質に満足しているし、旅立ちの時点では困難に思えた目標を達成できたことをうれしく思っている。スタジアムに来てくれた者もテレビで観ていた者も含め、すべてのファンに感謝したい」
スルツキー監督は二足のわらじを履きつつCSKAでも好調。ロシア・プレミアリーグでは11節を終えた時点で2位と5ポイント差の首位に立っている。
提供:goal.com
ロシアは前任のファビオ・カペッロ監督が十分な結果を出せず、8月に監督を交代。4試合を残した時点で2位スウェーデンに4ポイント差をつけられ、プレーオフなしでの予選突破は楽観視できない状況だった。
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