スルツキー体制3連勝のロシアがスウェーデンを抑えて2位キープ《ユーロ2016予選》
2015.10.10 05:59 Sat
▽ロシア代表は9日、ユーロ2016予選グループG第9節でモルドバ代表とのアウェイ戦に臨み、2-1で勝利した。
▽スルツキー体制となったロシア(勝ち点14)は、9月の代表戦でスウェーデン代表とリヒテンシュタイン代表に連勝して本大会へストレートインのできる2位に浮上。残り2試合を連勝すれば本選行きが決まる中、スウェーデン戦で決勝ゴールを決めたジューバを1トップに、2列目に右からココリン、シロコフ、シャトフと配置する[4-2-3-1]のシステムで臨んだ。
▽モルドバ相手に徐々にポゼッションを高める展開としたロシアは、左サイドのD・コンバロフとシャトフを起点にモルドバを崩しにかかる。そして28分、右サイドからのクロスにココリンがフリーで合わせた決定的なシュートは枠の右に外してしまう。これ以降、ロシアはアタッキングサードでのプレー精度を欠き続け、シュートシーンを演出できない。結局、そのまま見せ場なくゴールレスで前半を終えた。
▽迎えた後半もロシアが押し込む展開で推移すると55分、ココリンがミドルシュートでゴールに迫った。しかしGKの守備範囲に飛び、ゴールとはならない。それでも58分、ロシアが先制点を奪いきる。右サイド中央寄りの位置で得たFKをジューバが落とし、ボックス中央のイグナシェビッチが左足ボレーで蹴り込んだ。
▽その後は守備に比重をかけて重心を下げ、モルドバにボールを持たせていったロシアは、79分に右CKから決定的な2点目を奪う。ニアの味方がヘッドで逸らしたボールをファーサイドのジューバが足で押し込んだ。85分にCKから失点したロシアだったが、リードを保って勝利。スルツキー体制3連勝を飾って本選出場へ王手をかけた。なお、最終節でロシアは敗退の決まったモンテネグロとホーム戦を戦う。
▽スルツキー体制となったロシア(勝ち点14)は、9月の代表戦でスウェーデン代表とリヒテンシュタイン代表に連勝して本大会へストレートインのできる2位に浮上。残り2試合を連勝すれば本選行きが決まる中、スウェーデン戦で決勝ゴールを決めたジューバを1トップに、2列目に右からココリン、シロコフ、シャトフと配置する[4-2-3-1]のシステムで臨んだ。
▽モルドバ相手に徐々にポゼッションを高める展開としたロシアは、左サイドのD・コンバロフとシャトフを起点にモルドバを崩しにかかる。そして28分、右サイドからのクロスにココリンがフリーで合わせた決定的なシュートは枠の右に外してしまう。これ以降、ロシアはアタッキングサードでのプレー精度を欠き続け、シュートシーンを演出できない。結局、そのまま見せ場なくゴールレスで前半を終えた。
▽その後は守備に比重をかけて重心を下げ、モルドバにボールを持たせていったロシアは、79分に右CKから決定的な2点目を奪う。ニアの味方がヘッドで逸らしたボールをファーサイドのジューバが足で押し込んだ。85分にCKから失点したロシアだったが、リードを保って勝利。スルツキー体制3連勝を飾って本選出場へ王手をかけた。なお、最終節でロシアは敗退の決まったモンテネグロとホーム戦を戦う。
▽一方、3位スウェーデンはリヒテンシュタインとのアウェイ戦を2-0で勝利。ロシアを2ポイント差で追走し、最終節ではモルドバとのホーム戦に臨む。
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