ホームで逆転突破を狙うR・シュミット監督「CLには厳しい状況が付きもの」

2015.08.26 12:37 Wed
▽チャンピオンズリーグ(CL)予選プレーオフ2ndレグのレバークーゼンvsラツィオが、26日にバイ・アレーナで行われる。レバークーゼンを率いるロジャー・シュミット監督が前日会見に臨んだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

▽ラツィオの本拠地スタディオ・オリンピコで行われた1stレグを0-1で落としたレバークーゼン。ホームで戦う2ndレグでは、少なくともゴールを1つ奪わなければ逆転突破できない状況だが、R・シュミット監督はチーム本来のパフォーマンスを発揮すれば本選に進めると信じている。

「1回戦の結果によって戦い方を変えることもできるが、我々は戦術を変えない。プレスをかけ、自分たちの試合にするよう努める必要がある。チャレンジしなければいけないが、サポーターの前では常に得点が奪うことができている。自分達自身に集中し、自信を持って最高のパフォーマンスを披露しなければいけない。心配する理由はないね」
▽R・シュミット監督は、ラツィオのアルゼンチン代表MFルーカス・ビリアと元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼの主力2名が負傷欠場することで、試合を有利に運べるとは感じていない。

「ビリアとクローゼの欠場が、我々のアドバンテージになるかはわからない。アルゼンチン人は一流の選手だ。ただ、ラツィオも彼の欠場に対処してくるだろう。我々も数人の選手を起用できないし、それ(ビリアの欠場)が試合結果を左右しないと思う」
「ローマで得点を奪えなかったことは関係ない。我々は数多くの決定機を作ったんだ。チャンピオンズリーグの試合には厳しい状況が付きものだ。明日の夜はゴールを奪わなければいけないことを知っている。90分間を通して的確なプレーと決定的なプレーをする必要がある」

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