強力攻撃陣を封じたベネズエラが優勝候補コロンビアを撃破《コパ・アメリカ2015》
2015.06.15 06:13 Mon
▽コパ・アメリカ2015・グループC第1節のコロンビアvsベネズエラが、日本時間15日にエスタディオ・エル・テニエンテで開催され、ベネズエラが1-0で勝利した。
▽一方、相手にパスコースを消されて後方からのビルドアップが機能しないコロンビアは、低い位置まで下がってボールを受けるハメス・ロドリゲスとクアドラードの両サイドハーフが果敢な持ち上がりでボールを相手陣内まで運んでいく。ただ、バッカとファルカオの2トップが徹底マークに遭い、こちらもシュートシーンを演出することができなかった。
▽その後も拮抗した展開が続く中、最初のチャンスはベネズエラに訪れる。27分、ボックス付近で相手DFを背にしてボールをキープしたアランゴが足首の柔らかさを生かして裏にパスを通すと、これに抜け出したバルガスがボックス左でシュート。だが、このシュートはGKオスピナのファインセーブに阻まれた。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半は、コロンビアが前からの圧力を強めていく。48分にカルロス・サンチェスが強烈なミドルシュートを放つと、その後もセットプレーを生かして続けてフィニッシュに繋げていった。だが、しっかりと人数をかけて中央を固めるベネズエラの守備を慌てさせることはできなかった。
▽一方、守勢に回った後半立ち上がりを危なげなく凌いだベネズエラは60分に先制点を奪う。相手陣内右サイドでのスローインからボックス右のアランゴにボールが入ると、ボールを浮かしたアランゴがすかさず折り返す。これをファーに走りこんだグエラが頭で繋ぐと、最後はゴール前のロンドンがゴール右隅にヘディングシュートを流し込んだ。
▽先に失点を許したコロンビアのペケルマン監督は63分にカルドナ、72分にグティエレスを投入する。73分にはハメス・ロドリゲスのスルーパスに抜け出したグティエレスがボックス左でシュートを狙うが、これは必死の戻りを見せたDFにブロックされる。さらに79分にはボックス手前で縦に仕掛けたハメス・ロドリゲスが枠の右隅を捉えたシュートを放つが、今度はGKバロハの圧巻のショットストップに阻まれた。
▽何とか追いつきたいコロンビアは、82分にDFを1枚削ってJ・マルティネスを投入。この交代で最前線にストライカータイプのファルカオとグティエレス、J・マルティネスを並べ右サイドバックにクアドラードを置く攻撃的な[4-3-3]に変更した。だが、決死のパワープレーは最後までゴールに繋がらず、試合はこのままタイムアップ。
▽傑出した組織力とハードワークで優勝候補を撃破したベネズエラが、同国史上初となるコパ・アメリカ初戦での勝利を掴んだ。一方、自慢の攻撃陣が最後まで沈黙したコロンビアは、ベネズエラを相手にコパ・アメリカで初となる敗戦を喫した。
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▽ブラジル・ワールドカップで史上初のベスト8進出を果たすなど近年、躍進が目立つコロンビアは、4大会ぶりのコパ・アメリカ制覇に向けて前回大会ベスト4のベネズエラとの初戦に臨んだ。注目のメンバーでは、エースのファルカオやハメス・ロドリゲス、オスピナ、バッカらが先発入り。ミラン入りが迫るジャクソン・マルティネスはベンチスタートとなった。▽両チームのチームカラーである黄色とえんじの2色に染まったエル・テニエンテで幕を開けた一戦は、熱狂のスタンドとは裏腹に緊迫感のある攻防が繰り広げられていく。個々のタレントの能力で勝るコロンビアに対して、攻守の規律が整ったベネズエラは狙いどころを定めた守備からシンプルなカウンターを仕掛けていく。10分過ぎには両サイドを崩してグエラとロンドンに決定機が訪れるが、ここはフィニッシュまで持ち込むことができない。▽その後も拮抗した展開が続く中、最初のチャンスはベネズエラに訪れる。27分、ボックス付近で相手DFを背にしてボールをキープしたアランゴが足首の柔らかさを生かして裏にパスを通すと、これに抜け出したバルガスがボックス左でシュート。だが、このシュートはGKオスピナのファインセーブに阻まれた。
▽このプレーをキッカケに完全に流れを掴んだベネズエラは42分にも鋭いカウンターからグエラが枠の右を捉えたシュートを放つが、再びGKオスピナの好守に阻まれた。一方、攻め手がないコロンビアは相手のミスを突いたショートカウンターとセットプレー以外に可能性を感じさせる仕掛けを見せることができなかった。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半は、コロンビアが前からの圧力を強めていく。48分にカルロス・サンチェスが強烈なミドルシュートを放つと、その後もセットプレーを生かして続けてフィニッシュに繋げていった。だが、しっかりと人数をかけて中央を固めるベネズエラの守備を慌てさせることはできなかった。
▽一方、守勢に回った後半立ち上がりを危なげなく凌いだベネズエラは60分に先制点を奪う。相手陣内右サイドでのスローインからボックス右のアランゴにボールが入ると、ボールを浮かしたアランゴがすかさず折り返す。これをファーに走りこんだグエラが頭で繋ぐと、最後はゴール前のロンドンがゴール右隅にヘディングシュートを流し込んだ。
▽先に失点を許したコロンビアのペケルマン監督は63分にカルドナ、72分にグティエレスを投入する。73分にはハメス・ロドリゲスのスルーパスに抜け出したグティエレスがボックス左でシュートを狙うが、これは必死の戻りを見せたDFにブロックされる。さらに79分にはボックス手前で縦に仕掛けたハメス・ロドリゲスが枠の右隅を捉えたシュートを放つが、今度はGKバロハの圧巻のショットストップに阻まれた。
▽何とか追いつきたいコロンビアは、82分にDFを1枚削ってJ・マルティネスを投入。この交代で最前線にストライカータイプのファルカオとグティエレス、J・マルティネスを並べ右サイドバックにクアドラードを置く攻撃的な[4-3-3]に変更した。だが、決死のパワープレーは最後までゴールに繋がらず、試合はこのままタイムアップ。
▽傑出した組織力とハードワークで優勝候補を撃破したベネズエラが、同国史上初となるコパ・アメリカ初戦での勝利を掴んだ。一方、自慢の攻撃陣が最後まで沈黙したコロンビアは、ベネズエラを相手にコパ・アメリカで初となる敗戦を喫した。
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▽7日に行われたコパ・アメリカ・センテナリオのグループA第2節、コロンビアvsパラグアイの試合前のコイントスで微笑ましい光景が見られた。『dirtytackle.net』が伝えている。 ▽試合直前にコロンビアとパラグアイのキャプテンであるMFハメス・ロドリゲスとGKフスト・ビジャールがセンターサークル付近に呼ばれた中、エベル・ロペス主審が「表か裏か」と両キャプテンに確認を取りコイントスを行った。 <div id="ad"></div> ▽だが、ピッチ上に落ちたコインは表でも裏でもなく、細い側面で立ったのだ。この珍しい光景に、両キャプテンと副審は思わず吹き出してしまう。一方、小さな奇跡を起こしてしまったロペス主審は、「今のはなし」とややバツの悪そうな態度を見せた。 ▽コイントスでは表でも裏でもなく側面という結果になったため、肝心の試合も引き分けが予想されたものの、ハメス・ロドリゲスの1ゴール1アシストの活躍でコロンビアが2-1で勝利した。なお、試合前に起きた小さな奇跡を映した動画は以下のURLからチェックしてみてください。 ◆茶柱的な… https://www.youtube.com/watch?v=HH7tTR2Nv5E 2016.06.09 16:08 Thu5