レーティング:ブルガリア 2-2 イタリア《ユーロ2016予選》
2015.03.29 06:57 Sun
▽ユーロ2016予選グループH第5節のブルガリアvsイタリアが、28日にヴァシル・レフスキで開催され、2-2の引き分けに終わった。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。
GK
13 ミハイロフ 5.0
好守もあったが、ポジショニングの悪さとハイボール処理に難があったDF
11 マノレフ 5.0
攻撃面は機能もルーズな守備で相手に攻め手を与えた
5 ボドゥロフ 5.0
マノレフをカバーし切れず
23 A・アレクサンドロフ 5.5
球際で身体を張った
オウンゴールは不運だったが、全体的に微妙な出来
MF
17 G・ミラノフ 6.0
精度の高いクロスで2点目をアシスト。攻撃面で存在感を放った
(→ヴァシリエフ -)
18 ガジェフ 5.5
攻守に及第点の出来
10 ポポフ 6.5
見事なミドルシュートで1ゴール。ミカンスキと共に攻撃を牽引
(→スラフチェフ -)
21 ジャコフ 5.0
攻守に上々のパフォーマンスだったが、失点場面ではエデルに付き切れず
7 M・アレクサンドロフ 6.0
スムーズな攻守の切り替えで攻撃に厚みを加えた
FW
19 ミカンスキ 6.5
バルザーリに競り勝って2点目を奪取。果敢な仕掛けでチームの推進力となった
(→ボジノフ 5.5)
慣れ親しんだイタリアを相手に奮闘
監督
ペテフ 6.0
勝ち点3を逃すも初陣としては上々の内容
▽イタリア採点
GK
12 シリグ 5.5
自身にミスはなかったが、ブッフォンの代役としてはもの足りない出来
DF
15 バルザーリ 5.0
ミカンスキに前に入られて2失点目に絡む
19 ボヌッチ 5.0
軽い対応で1失点目の要因に。その後、出足が鈍ってミカンスキに起点を作られた
3 キエッリーニ 5.5
パフォーマンスは決して良くなかったが、エデルの同点弾をお膳立て
MF
4 ダルミアン 5.0
攻守に精彩を欠いた
6 カンドレーバ 5.0
序盤は良い形で絡むも守備面での貢献がほとんどなかった
10 ヴェラッティ 5.0
周囲のサポートに恵まれず、常に難しい対応を強いられた
21 ベルトラッチ 5.5
オウンゴールを誘発するが、カンドレーバ同様に守備の規律を欠いた
(→ソリアーノ 5.5)
与えられた役目を無難にこなした
5 アントネッリ 5.0
攻守に凡庸
(→ガッビアディーニ -)
FW
9 インモービレ 5.5
意図を感じさせるプレーを見せていたが、結果に結びつかず
7 ザザ 5.5
2失点目に繋がるボールロストを犯したが、前線で起点になっていた
(→エデル 6.0)
なかなか試合に入れなかった中、得意の形からデビューゴールを記録
監督
コンテ 5.0
負傷者続出というエキスキューズはあったものの、バランスを欠いた中盤の構成など采配ミスを犯した
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ポポフ(ブルガリア)
▽動きの質、足元のテクニックが素晴らしく、イタリアの守備を翻弄した。
ブルガリア 2-2 イタリア
【ブルガリア】
ポポフ(前11)
ミカンスキ(前17)
【イタリア】
OG(前4)
エデル(後39)
PR
▽ブルガリア採点GK
13 ミハイロフ 5.0
好守もあったが、ポジショニングの悪さとハイボール処理に難があったDF
11 マノレフ 5.0
攻撃面は機能もルーズな守備で相手に攻め手を与えた
マノレフをカバーし切れず
23 A・アレクサンドロフ 5.5
球際で身体を張った
6 ミネフ 5.0
オウンゴールは不運だったが、全体的に微妙な出来
MF
17 G・ミラノフ 6.0
精度の高いクロスで2点目をアシスト。攻撃面で存在感を放った
(→ヴァシリエフ -)
18 ガジェフ 5.5
攻守に及第点の出来
10 ポポフ 6.5
見事なミドルシュートで1ゴール。ミカンスキと共に攻撃を牽引
(→スラフチェフ -)
21 ジャコフ 5.0
攻守に上々のパフォーマンスだったが、失点場面ではエデルに付き切れず
7 M・アレクサンドロフ 6.0
スムーズな攻守の切り替えで攻撃に厚みを加えた
FW
19 ミカンスキ 6.5
バルザーリに競り勝って2点目を奪取。果敢な仕掛けでチームの推進力となった
(→ボジノフ 5.5)
慣れ親しんだイタリアを相手に奮闘
監督
ペテフ 6.0
勝ち点3を逃すも初陣としては上々の内容
▽イタリア採点
GK
12 シリグ 5.5
自身にミスはなかったが、ブッフォンの代役としてはもの足りない出来
DF
15 バルザーリ 5.0
ミカンスキに前に入られて2失点目に絡む
19 ボヌッチ 5.0
軽い対応で1失点目の要因に。その後、出足が鈍ってミカンスキに起点を作られた
3 キエッリーニ 5.5
パフォーマンスは決して良くなかったが、エデルの同点弾をお膳立て
MF
4 ダルミアン 5.0
攻守に精彩を欠いた
6 カンドレーバ 5.0
序盤は良い形で絡むも守備面での貢献がほとんどなかった
10 ヴェラッティ 5.0
周囲のサポートに恵まれず、常に難しい対応を強いられた
21 ベルトラッチ 5.5
オウンゴールを誘発するが、カンドレーバ同様に守備の規律を欠いた
(→ソリアーノ 5.5)
与えられた役目を無難にこなした
5 アントネッリ 5.0
攻守に凡庸
(→ガッビアディーニ -)
FW
9 インモービレ 5.5
意図を感じさせるプレーを見せていたが、結果に結びつかず
7 ザザ 5.5
2失点目に繋がるボールロストを犯したが、前線で起点になっていた
(→エデル 6.0)
なかなか試合に入れなかった中、得意の形からデビューゴールを記録
監督
コンテ 5.0
負傷者続出というエキスキューズはあったものの、バランスを欠いた中盤の構成など采配ミスを犯した
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ポポフ(ブルガリア)
▽動きの質、足元のテクニックが素晴らしく、イタリアの守備を翻弄した。
ブルガリア 2-2 イタリア
【ブルガリア】
ポポフ(前11)
ミカンスキ(前17)
【イタリア】
OG(前4)
エデル(後39)
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