就任4カ月でアジア杯準Vも、韓国のサッカー文化に苦言のシュティーリケ
2015.02.06 14:35 Fri
韓国代表を預かって4カ月ほどながら、ウリ・シュティーリケ監督は同代表をアジアカップ準優勝へと導いた。短い期間で上々の結果と言えるが、ドイツからやって来た同監督は韓国のサッカー文化自体を改善する必要性を訴えている。
代表チームの人気は高い。だが、サッカーが日常になっていない現状に不満がある。
「韓国FAカップの準決勝にたった数百人の観客しか集まらず、試合の中継は途中で打ち切られてしまう」
また、「韓国の学校では、勝つ方法よりもサッカーのやり方を先に教えるべき」と育成方針に疑問を呈した。
年代別ドイツ代表監督の経験を持つ指揮官は、「ドイツでは若手の育成に大胆に投資を行った。それでもドイツも10年を必要とした」と長期的な計画の必要性を訴えた。
提供:goal.com
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先月にオーストラリアで開催されたアジアカップで、韓国は決勝へと進出した。開催国のオーストラリア代表の前に55年ぶりの優勝はならなかったが、その戦いぶりにはファンやメディアからは賛辞が送られた。シュティーリケ監督への評価も高まっている。だが、本人はむしろ危機感を高めているのかもしれない。シュティーリケ監督のコメントを、韓国『朝鮮日報』などが伝えている。「韓国FAカップの準決勝にたった数百人の観客しか集まらず、試合の中継は途中で打ち切られてしまう」
「人々が盃を傾けたりコーヒーを飲む時に、政治の話ではなくサッカーについて語り合い、最終的には仕事場でもサッカーの話がされるようになってほしい」
また、「韓国の学校では、勝つ方法よりもサッカーのやり方を先に教えるべき」と育成方針に疑問を呈した。
年代別ドイツ代表監督の経験を持つ指揮官は、「ドイツでは若手の育成に大胆に投資を行った。それでもドイツも10年を必要とした」と長期的な計画の必要性を訴えた。
提供:goal.com
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