独紙評価:「清武はカウンターのテンポを仕切った」
2014.11.10 14:11 Mon
ハノーファーの元日本代表MF清武弘嗣は7日、ブンデスリーガ第11節のヘルタ・ベルリン戦で1ゴール1アシストを記録し、2-0の勝利に貢献した。ドイツメディアは同選手を高く評価している。
清武とハノーファーの日本代表DF酒井宏樹、ヘルタの同代表MF細貝萌と元同代表FW原口元気がスタメンに名を連ね、ブンデスリーガで初めて日本人選手4人が先発出場した一戦、清武は前半終了間際にCKでFWジミー・ブリアンの先制点をアシストすると、76分にはMFレオナルド・ビッテンコートのスルーパスから自ら追加点を奪った。
ドイツ『ビルト』(チーム平均点2.91)は、清武にDFクリスティアン・シュルツやブリアンと並ぶチーム最高タイの2をつけた。酒井はFWホセルとともにチーム最低タイの4という採点。そのほかの選手たちは3と及第点だった。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
『キッカー』(チーム平均点2.9)でも、清武はシュルツ、ブリアンとともに2とチーム最高タイの採点だった。GKロン=ロベルト・ツィーラーら5人が3と及第点となり、酒井宏とホセルは3.5と低めの採点になっている。MFジェイフン・ギュルセラムは、4と単独最低点だった。なお、ブンデスリーガ公式ウェブサイト同様、『キッカー』も清武をマン・オブ・ザ・マッチに選んでいる。
『ハノーファシェ・アルゲマイネ』は、地元のチームに3.27と低めの平均点をつけた。その中で、清武は単独最高の2。寸評では次のように評されている。
「早い時間帯(4分)でミドルシュートを試みたが、その後は一旦姿を消していた。CKで先制点をアシストし、後半に入ってからパフォーマンスは大きく向上。ハノーファーのカウンターのテンポを仕切り、チーム2点目で自身のプレーを飾った」
また、同メディアの酒井宏に対する採点は3.5だった。寸評では「守備の右側で何度か不要なミスを犯した。彼の横パス(29分)がサロモン・カルーのゴールにつながらなかったのは幸いだ。それからは改善した」と評している。
ハノーファーはリーグ3連勝と好調を維持し、4位につけている。インターナショナルウィークを挟み、次節はホームでレバークーゼンと対戦する。
提供:goal.com
清武とハノーファーの日本代表DF酒井宏樹、ヘルタの同代表MF細貝萌と元同代表FW原口元気がスタメンに名を連ね、ブンデスリーガで初めて日本人選手4人が先発出場した一戦、清武は前半終了間際にCKでFWジミー・ブリアンの先制点をアシストすると、76分にはMFレオナルド・ビッテンコートのスルーパスから自ら追加点を奪った。
ドイツ『ビルト』(チーム平均点2.91)は、清武にDFクリスティアン・シュルツやブリアンと並ぶチーム最高タイの2をつけた。酒井はFWホセルとともにチーム最低タイの4という採点。そのほかの選手たちは3と及第点だった。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
『キッカー』(チーム平均点2.9)でも、清武はシュルツ、ブリアンとともに2とチーム最高タイの採点だった。GKロン=ロベルト・ツィーラーら5人が3と及第点となり、酒井宏とホセルは3.5と低めの採点になっている。MFジェイフン・ギュルセラムは、4と単独最低点だった。なお、ブンデスリーガ公式ウェブサイト同様、『キッカー』も清武をマン・オブ・ザ・マッチに選んでいる。
『ハノーファシェ・アルゲマイネ』は、地元のチームに3.27と低めの平均点をつけた。その中で、清武は単独最高の2。寸評では次のように評されている。
「早い時間帯(4分)でミドルシュートを試みたが、その後は一旦姿を消していた。CKで先制点をアシストし、後半に入ってからパフォーマンスは大きく向上。ハノーファーのカウンターのテンポを仕切り、チーム2点目で自身のプレーを飾った」
また、同メディアの酒井宏に対する採点は3.5だった。寸評では「守備の右側で何度か不要なミスを犯した。彼の横パス(29分)がサロモン・カルーのゴールにつながらなかったのは幸いだ。それからは改善した」と評している。
ハノーファーはリーグ3連勝と好調を維持し、4位につけている。インターナショナルウィークを挟み、次節はホームでレバークーゼンと対戦する。
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