バイエルン、清武と酒井先発のハノーファーを4-0と粉砕《ブンデスリーガ》
2014.10.05 03:58 Sun
4日に行われたブンデスリーガ第7節、バイエルン・ミュンヘンvsハノーファーの一戦は、4-0でホームのバイエルンが勝利を収めた。ハノーファーMF清武弘嗣は72分までプレー。DF酒井宏樹はフル出場を果たしている。
前節のケルン戦勝利で首位の座を確固たるものとし、ミッドウィークのチャンピオンズリーグ(CL)でもCSKAモスクワを退けて2連勝を飾ったバイエルン。開幕直後は負傷者の多さや3バックへの挑戦によりスロースタートだったが、試合をこなすごとに調子を上げていることは明白だった。
調子を上げてきたバイエルン攻撃陣は、立ち上がりから火を噴く。開始わずか6分、ラフィーニャの右サイドからのロングパスに抜け出したレヴァンドフスキが、胸トラップでボールをコントロールすると、冷静にゴール右隅に決める。細かいパスで崩そうとするペップ・バイエルンには珍しく、ロングパスであっさりと先手を取った。
さらにバイエルンは13分、高い位置でパスカットしたラームがダイレクトでロッベンに預け、そのまま仕掛けたロッベンがゴール右へと流し込んでリードを広げる。
その後も攻め続けるバイエルンに対し、ハノーファーは清武が思うようにボールを受けられず、酒井も得意のオーバーラップと鋭いクロスを披露する機会が訪れない。
迎えた38分、バイエルンは自陣左サイドからのシャキリのロングパスを、守備ラインの裏に抜け出したレヴァンドフスキが完璧なトラップで受け、GKとの1対1に持ち込み、冷静に沈めて3点目。バイエルンが前半だけで試合を決定づけた。
ハノーファーの最大のチャンスは44分。トップ下の位置でボールを受けた清武が、DFラインの裏に絶妙なタイミングでスルーパスをとおす。これに抜け出したソビエフが決定機を迎えるが、シュートはノイアーの完璧な飛び出しによって防がれてしまう。
バイエルンは後半も容赦なく攻め立てる。前節、ボールタッチ数206回というブンデスリーガ記録を打ち立てたシャビ・アロンソが、この試合ではもう一つの持ち味であるロングパスを織り交ぜてバイエルンの攻撃を操る。
ハノーファーは後半からようやく厳しいプレスをかけるようになったものの、ラームとアラバに中盤サポートされる。結局、ハノーファーは試合を通じてボールの奪いどころが定まらないままだった。72分に清武が交代すると、ハノーファーはよりカウンター頼みとなってしまう。
一方のバイエルンは、シャキリに代えてピサーロ、ラームに代えてローデを投入。余裕のある交代を見せると、79分には右サイドからカットインしたロッベンが得意の左足でネットを揺らし、4点目。
その後もレヴァンドフスキがあわやハットトリックという場面をつくるなど、最後まで攻め抜いたバイエルンが、CL後のコンディショニングの難しい試合で快勝した。
提供:goal.com
前節のケルン戦勝利で首位の座を確固たるものとし、ミッドウィークのチャンピオンズリーグ(CL)でもCSKAモスクワを退けて2連勝を飾ったバイエルン。開幕直後は負傷者の多さや3バックへの挑戦によりスロースタートだったが、試合をこなすごとに調子を上げていることは明白だった。
調子を上げてきたバイエルン攻撃陣は、立ち上がりから火を噴く。開始わずか6分、ラフィーニャの右サイドからのロングパスに抜け出したレヴァンドフスキが、胸トラップでボールをコントロールすると、冷静にゴール右隅に決める。細かいパスで崩そうとするペップ・バイエルンには珍しく、ロングパスであっさりと先手を取った。
さらにバイエルンは13分、高い位置でパスカットしたラームがダイレクトでロッベンに預け、そのまま仕掛けたロッベンがゴール右へと流し込んでリードを広げる。
その後も攻め続けるバイエルンに対し、ハノーファーは清武が思うようにボールを受けられず、酒井も得意のオーバーラップと鋭いクロスを披露する機会が訪れない。
迎えた38分、バイエルンは自陣左サイドからのシャキリのロングパスを、守備ラインの裏に抜け出したレヴァンドフスキが完璧なトラップで受け、GKとの1対1に持ち込み、冷静に沈めて3点目。バイエルンが前半だけで試合を決定づけた。
ハノーファーの最大のチャンスは44分。トップ下の位置でボールを受けた清武が、DFラインの裏に絶妙なタイミングでスルーパスをとおす。これに抜け出したソビエフが決定機を迎えるが、シュートはノイアーの完璧な飛び出しによって防がれてしまう。
バイエルンは後半も容赦なく攻め立てる。前節、ボールタッチ数206回というブンデスリーガ記録を打ち立てたシャビ・アロンソが、この試合ではもう一つの持ち味であるロングパスを織り交ぜてバイエルンの攻撃を操る。
ハノーファーは後半からようやく厳しいプレスをかけるようになったものの、ラームとアラバに中盤サポートされる。結局、ハノーファーは試合を通じてボールの奪いどころが定まらないままだった。72分に清武が交代すると、ハノーファーはよりカウンター頼みとなってしまう。
一方のバイエルンは、シャキリに代えてピサーロ、ラームに代えてローデを投入。余裕のある交代を見せると、79分には右サイドからカットインしたロッベンが得意の左足でネットを揺らし、4点目。
その後もレヴァンドフスキがあわやハットトリックという場面をつくるなど、最後まで攻め抜いたバイエルンが、CL後のコンディショニングの難しい試合で快勝した。
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