アルメリア加入のティエヴィ、「満ち足りていたい」

エスパニョールからレンタル移籍によってアルメリアに加入したFWティエヴィ・ビフマが、新天地での意気込みを示している。

練習の遅刻や無断欠席など度重なる規則違反によって、エスパニョールから愛想を尽かされたフランス人FW。冬の移籍市場ではWBAにレンタルで出されたが、今季にはアルメリアでプレーすることになった。アンダルシアのクラブは、買い取りオプションも有している。

ティエヴィはアルメリアの入団会見で、次のように語っている。

「良いプレーを見せるためには満ち足りていなくてはならない。ここでの受ける愛情は、ラス・パルマスに在籍していた頃を彷彿とさせるものだった」

また背番号9を与えられたことにも触れた。

「厳しい要求は歓迎するよ。プレッシャーは良いものだからね。だけど、僕がほかのチームメートより優れているとは思わない。自分たちは人間であり、それより上に立つのは神だけだ」

エスパニョールはプレシーズンに合流しなかったティエヴィに対して、2000～3000ユーロの罰金を課したとされる。

「それはバルセロナにあるメディアの嘘だよ。罰金なんてものは存在しない」

「エスパニョールでは居心地悪く過ごしていた。だから移籍先を探していたんだ。だけどエスパニョールには敬意を持っているし、会長やクラブに唾を吐くことなんてできない。サッカーが僕の飯の種だからね」

一方、最近にティエヴィの長男を出産した恋人タリア・マルケスは、ソーシャルネットワークでエスパニョールを批判。「カタラン人にティエヴィはふさわしくない。エスパニョール、カタラン人、コルネジャ(エスパニョールが本拠地を構える地)のすべてがクソ食らえよ」と痛烈な書き込みをしている。

エスパニョールは、ティエヴィのレンタルによって20万ユーロを手にする。
提供:goal.com