ゼーマンが就任会見 「カリアリは意欲的なクラブ」
2014.07.03 18:42 Thu
カリアリの新たな指揮官に就任することが2日に発表されたズデネク・ゼーマン監督が、就任発表会見に臨んで新たな挑戦への意気込みを語った。
マッシモ・チェッリーノ前オーナーからクラブ株式を買収して経営を引き継いだトンマーゾ・ジュリーニ新会長とともに会見に出席したゼーマン新監督は、カリアリを新たな仕事場に選んだ理由について次のように述べている。イタリア複数メディアが伝えた。
「先にボローニャと合意していたが、クラブの状況に不安を感じたのでカリアリを選んだ。新たなオーナーが率いる意欲的なクラブであり、私としては良い選択になったと思う」
「チェッリーノとジュリーニはまったく異なる人間なので、クラブは大きく変わることになるだろう。チェッリーノのことは昔から知っているが、気性の激しい、存在感を感じさせようとする男だ。ジュリーニは穏やかなタイプに思える。舞台裏にいることを好むタイプだ」
新たなチーム作りに関しては、絶対に放出できない選手はいないとして、ビッグクラブから注目を集めていると見られるDFダヴィデ・アストーリについても放出の可能性を否定しなかった。
「私は常々、放出不可能な選手というものはいないと考えている。何をしたいか次第だ」
「アストーリ? 重要な選手であり、セリエAのいくつかのビッグクラブから誘いがあると思う。成長できるなら成長するのが正しいことだろう。残ってくれるのなら満足だが、未来への期待を抱いている者の翼を折るつもりはない」
ブラジル・ワールドカップで代表チームがグループステージ敗退に終わり、改革を必要としているイタリアサッカー界に苦言も呈している。
「すべてを変えると言われるが、イタリア代表がもう1試合勝っていれば、今ここでこういう話はしていないだろう。今のイタリアサッカーが以前と同じではないのは明確だと思える。イタリアサッカー連盟には、お金ではなくサッカーを愛し、それでいて何かを変えたいと思っている人間が必要だ」
提供:goal.com
マッシモ・チェッリーノ前オーナーからクラブ株式を買収して経営を引き継いだトンマーゾ・ジュリーニ新会長とともに会見に出席したゼーマン新監督は、カリアリを新たな仕事場に選んだ理由について次のように述べている。イタリア複数メディアが伝えた。
「先にボローニャと合意していたが、クラブの状況に不安を感じたのでカリアリを選んだ。新たなオーナーが率いる意欲的なクラブであり、私としては良い選択になったと思う」
「チェッリーノとジュリーニはまったく異なる人間なので、クラブは大きく変わることになるだろう。チェッリーノのことは昔から知っているが、気性の激しい、存在感を感じさせようとする男だ。ジュリーニは穏やかなタイプに思える。舞台裏にいることを好むタイプだ」
新たなチーム作りに関しては、絶対に放出できない選手はいないとして、ビッグクラブから注目を集めていると見られるDFダヴィデ・アストーリについても放出の可能性を否定しなかった。
「私は常々、放出不可能な選手というものはいないと考えている。何をしたいか次第だ」
「アストーリ? 重要な選手であり、セリエAのいくつかのビッグクラブから誘いがあると思う。成長できるなら成長するのが正しいことだろう。残ってくれるのなら満足だが、未来への期待を抱いている者の翼を折るつもりはない」
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「すべてを変えると言われるが、イタリア代表がもう1試合勝っていれば、今ここでこういう話はしていないだろう。今のイタリアサッカーが以前と同じではないのは明確だと思える。イタリアサッカー連盟には、お金ではなくサッカーを愛し、それでいて何かを変えたいと思っている人間が必要だ」
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