自身の“クビ”を心配するオリッチ
2014.03.27 23:11 Thu
▽ヴォルフスブルクに所属するクロアチア代表FWイビツァ・オリッチ(34)は、今シーズン終了後に移籍が噂されるストーク・シティ加入に向けて自身の“クビ”を心配しているようだ。
▽今シーズン終了後にヴォルフスブルクとの契約が満了する34歳のクロアチア代表FWには、ヨーロッパ各国のクラブが獲得に興味を示している。その中で新天地として最も有力視されているのが、プレミアリーグの中堅クラブのストーク・シティだ。プレミアリーグでのプレーを熱望するオリッチ自身もこの移籍に前向きな姿勢を見せており、先日には同クラブを率いるマーク・ヒューズ監督と話し合いの場を設けていたようだ。そして、この話し合いの中でオリッチは、ストーク加入に向けて自身の“クビ”を心配していることを伝えたという。
▽クロアチア『Jutarnji List』のインタビューで同選手は「マーク・ヒューズと会談を持ったときに、“あなたのチームではロングボールを多用するから首のケガを悪化させることを心配しているんです”って伝えたんだ」とコメント。首に古傷を持つ同選手は、ストーク伝統の“キックアンドラッシュ”戦術について、指揮官と冗談を交えて語り合ったことを明かした。
▽すると、オリッチのこの懸念に対してヒューズ監督は「いまのチームはそのスタイルは採用していないよ。よりヨーロッパ的なフットボールを目指している」と返答したという。
▽最後にオリッチは自身の去就に関して「まだ、どうするか決めていないんだ。ヴォルフスブルクも残留してほしいと言ってくれているしね。でも、ストーク移籍を除外するつもりはないよ」と、語った。
▽なお、2008-09シーズンのプレミア昇格以来、トニー・ピュリス監督(現クリスタル・パレス)の下、元アイルランド代表MFロリー・デラプ(先日引退を発表)のロングスローなど、徹底したロングボール戦術で知られたストークだが、元バルセロナの指揮官でもあるヒューズ監督の就任以降は足元でつなぐスタイルを採用している。
▽今シーズン終了後にヴォルフスブルクとの契約が満了する34歳のクロアチア代表FWには、ヨーロッパ各国のクラブが獲得に興味を示している。その中で新天地として最も有力視されているのが、プレミアリーグの中堅クラブのストーク・シティだ。プレミアリーグでのプレーを熱望するオリッチ自身もこの移籍に前向きな姿勢を見せており、先日には同クラブを率いるマーク・ヒューズ監督と話し合いの場を設けていたようだ。そして、この話し合いの中でオリッチは、ストーク加入に向けて自身の“クビ”を心配していることを伝えたという。
▽クロアチア『Jutarnji List』のインタビューで同選手は「マーク・ヒューズと会談を持ったときに、“あなたのチームではロングボールを多用するから首のケガを悪化させることを心配しているんです”って伝えたんだ」とコメント。首に古傷を持つ同選手は、ストーク伝統の“キックアンドラッシュ”戦術について、指揮官と冗談を交えて語り合ったことを明かした。
▽すると、オリッチのこの懸念に対してヒューズ監督は「いまのチームはそのスタイルは採用していないよ。よりヨーロッパ的なフットボールを目指している」と返答したという。
▽最後にオリッチは自身の去就に関して「まだ、どうするか決めていないんだ。ヴォルフスブルクも残留してほしいと言ってくれているしね。でも、ストーク移籍を除外するつもりはないよ」と、語った。
▽なお、2008-09シーズンのプレミア昇格以来、トニー・ピュリス監督(現クリスタル・パレス)の下、元アイルランド代表MFロリー・デラプ(先日引退を発表)のロングスローなど、徹底したロングボール戦術で知られたストークだが、元バルセロナの指揮官でもあるヒューズ監督の就任以降は足元でつなぐスタイルを採用している。
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