2人の酒井が激突 シュツットガルトが打ち合い制す《ブンデスリーガ》
2013.12.08 02:05 Sun
7日に行われたブンデスリーガ第15節、シュツットガルトvsハノーファーの一戦は、4-2でホームのシュツットガルトが勝利した。シュツットガルトDF酒井高徳とハノーファーDF酒井宏樹は、いずれもフル出場している。
最近2試合勝ちなしの12位シュツットガルトと、前節のフランクフルト戦で8試合ぶりの勝利を飾った9位ハノーファーの対戦ということで、ともに勝ち点3がほしかったこの試合。立ち上がりはアウェイのハノーファーが積極的に出た。ソビエフとディウフの2トップがゴールに向かっていく迫力は、相手に脅威を感じさせた。
しかし、シュツットガルトは13分、電光石火の一撃で先制点を手に入れる。中盤からの縦パスに反応したヴェルナーの右クロスに飛び出したのはハルニク。背番号7の幸先の良いゴールが決まり、早い時間帯に1点をリードした。
これでシュツットガルトが主導権を握るかと思われたが、この日の守備が落ち着かなかった。28分、最終ラインの連係ミスから同点弾を献上してしまう。ハノーファーのソビエフのヘディングを止めようと、シュツットガルトGKウルライヒとDFシュバーブが競り合いに出た際、ボールを後逸。ソビエフにこぼれ球を拾われ、無人のゴールに押し込まれてしまった。
やってはいけないミスが起き、動揺する相手の隙をハノーファーは見逃さなかった。同点ゴールから3分後、フシュティのFKからサネが打点の高いヘッドを決め、ハノーファーは瞬く間に逆転に成功する。フィジカル面に優れるハノーファーらしいリスタートからの2点目だった。
このリードをハノーファーがきっちりと守れれば良かったのだが、この日はこちらも守備がピリッとしない。2-1に逆転したわずか3分後、シュツットガルトにまたも同点に追いつかれてしまう。右に開いたハルニクのクロスにエース・イビセビッチが飛び込んでゴール。スコアは2-2のタイになり、このまま前半が終了する。壮絶な打ち合いの様相が色濃い45分間だった。
迎えた後半、ホームのシュツットガルトは攻撃の勢いを一気に強める。52分には中央からのスルーパスに右から走りこんだトラオレが値千金の3点目をゲット。再びハノーファーを突き放すことに成功した。
前半開始時同様、1点のビハインドを背負ったハノーファーは懸命に追いつこうと前がかりになった。強力2トップを生かしたカウンター、FKの名手フシュティのリスタートからチャンスをつくろうと試みるも得点には至らない。スロムカ監督はベンチに置いていたシュラウドラッフやビッテンコートなども投入し、流れを変えようとしたが、思うように流れを引き寄せられなかった。
逆にシュツットガルトはハルニクやイビセビッチが2度3度と決定機を迎えるなど、追加点を奪えそうなムードが大いに漂った。前半はほとんど上がる機会のなかった酒井高徳も果敢に前へ出て攻撃に絡んだ。前半は混乱の見られた守りも時間が経つごとに安定感を増していった。
そして84分には、左サイドバックのラウシュがダメ押しとなる4点目を挙げ、完全に勝利を決めた。
試合は4-2で終了。シュツットガルトは今季5勝目を挙げ、上位浮上への希望が見えてきた。ハノーファーは前節の白星を生かせず、黒星街道へ逆戻り。停滞感を打破するのは容易ではなさそうだ。
提供:goal.com
最近2試合勝ちなしの12位シュツットガルトと、前節のフランクフルト戦で8試合ぶりの勝利を飾った9位ハノーファーの対戦ということで、ともに勝ち点3がほしかったこの試合。立ち上がりはアウェイのハノーファーが積極的に出た。ソビエフとディウフの2トップがゴールに向かっていく迫力は、相手に脅威を感じさせた。
しかし、シュツットガルトは13分、電光石火の一撃で先制点を手に入れる。中盤からの縦パスに反応したヴェルナーの右クロスに飛び出したのはハルニク。背番号7の幸先の良いゴールが決まり、早い時間帯に1点をリードした。
これでシュツットガルトが主導権を握るかと思われたが、この日の守備が落ち着かなかった。28分、最終ラインの連係ミスから同点弾を献上してしまう。ハノーファーのソビエフのヘディングを止めようと、シュツットガルトGKウルライヒとDFシュバーブが競り合いに出た際、ボールを後逸。ソビエフにこぼれ球を拾われ、無人のゴールに押し込まれてしまった。
やってはいけないミスが起き、動揺する相手の隙をハノーファーは見逃さなかった。同点ゴールから3分後、フシュティのFKからサネが打点の高いヘッドを決め、ハノーファーは瞬く間に逆転に成功する。フィジカル面に優れるハノーファーらしいリスタートからの2点目だった。
このリードをハノーファーがきっちりと守れれば良かったのだが、この日はこちらも守備がピリッとしない。2-1に逆転したわずか3分後、シュツットガルトにまたも同点に追いつかれてしまう。右に開いたハルニクのクロスにエース・イビセビッチが飛び込んでゴール。スコアは2-2のタイになり、このまま前半が終了する。壮絶な打ち合いの様相が色濃い45分間だった。
迎えた後半、ホームのシュツットガルトは攻撃の勢いを一気に強める。52分には中央からのスルーパスに右から走りこんだトラオレが値千金の3点目をゲット。再びハノーファーを突き放すことに成功した。
前半開始時同様、1点のビハインドを背負ったハノーファーは懸命に追いつこうと前がかりになった。強力2トップを生かしたカウンター、FKの名手フシュティのリスタートからチャンスをつくろうと試みるも得点には至らない。スロムカ監督はベンチに置いていたシュラウドラッフやビッテンコートなども投入し、流れを変えようとしたが、思うように流れを引き寄せられなかった。
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そして84分には、左サイドバックのラウシュがダメ押しとなる4点目を挙げ、完全に勝利を決めた。
試合は4-2で終了。シュツットガルトは今季5勝目を挙げ、上位浮上への希望が見えてきた。ハノーファーは前節の白星を生かせず、黒星街道へ逆戻り。停滞感を打破するのは容易ではなさそうだ。
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