“天才”ドリブラー、ベン・アルファが雨の中異次元の長距離弾【ビューティフル・フリーキック】
2020.07.21 13:00 Tue
サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。
今回はバジャドリーの元フランス代表FWハテム・ベン・アルファがマルセイユ時代に決めたフリーキックだ。
2008-09シーズンのUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)のラウンド32でマルセイユはトゥベンテと対戦する。ホームでの1stレグを0-1で落としていたマルセイユは、2009年2月26日に行われた2ndレグでアウェイの地へと乗り込む。
大雨が降りしきる中、前半24分にマルセイユは敵陣右サイドでFKのチャンスを獲得するが、ゴールまでの距離があり、直接狙える位置ではなかった。
信じられないゴールに雨中の観客は大盛り上がり。マルセイユはこの1点を死守すると、120分の戦いの末にPK戦へともつれ込み、PK戦ではベン・アルファもしっかりと決め、ラウンド16へと駒を進めている。
今回はバジャドリーの元フランス代表FWハテム・ベン・アルファがマルセイユ時代に決めたフリーキックだ。
◆異次元のロング・フリーキック
2008-09シーズンのUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)のラウンド32でマルセイユはトゥベンテと対戦する。ホームでの1stレグを0-1で落としていたマルセイユは、2009年2月26日に行われた2ndレグでアウェイの地へと乗り込む。
大雨が降りしきる中、前半24分にマルセイユは敵陣右サイドでFKのチャンスを獲得するが、ゴールまでの距離があり、直接狙える位置ではなかった。
しかし、キッカーを務めたベン・アルファは、小刻みなステップから左足のインサイドで蹴り込むと、少しカーブがかかったシュートは、相手GKの頭上を越え、ファーサイドのゴールポストに当たってゴールネットを揺らした。
信じられないゴールに雨中の観客は大盛り上がり。マルセイユはこの1点を死守すると、120分の戦いの末にPK戦へともつれ込み、PK戦ではベン・アルファもしっかりと決め、ラウンド16へと駒を進めている。
ハテム・ベン・アルファの関連記事
マルセイユの関連記事
UEFAヨーロッパリーグの関連記事
|
ハテム・ベン・アルファの人気記事ランキング
1
イタリア代表がリヨン逸材FWシェルキ招集を検討か?
イタリア代表がリヨンのU-21フランス代表FWラヤン・シェルキ(19)の招集を検討しているようだ。 アルジェリア人両親の元、リヨンで生まれ育ったシェルキは2010年にヨーロッパ屈指と言われる育成の名門へ加入。FWカリム・ベンゼマやFWハテム・ベン・アルファ、MFフセム・アワールと北アフリカにルーツを持つ偉大な先達と同様に、卓越したボールスキル、創造性、パスセンスを武器に10代前半から注目を集めた逸材アタッカーだ。 今シーズンここまでリーグ戦27試合3ゴール5アシストの数字を残す万能型アタッカーに対しては、パリ・サンジェルマンなど国内外のビッグクラブが熱視線を注ぐ。 イタリア『La Repubblica』やフランス『レキップ』が報じるところによれば、イタリア代表を率いるロベルト・マンチーニ監督は、将来的にフランス、アルジェリアの両A代表入りが見込まれる19歳の動向を注視しているという。 シェルキの祖父はイタリア南部のプーリア州出身でイタリア代表でプレーする資格を有しており、先日にA代表デビューさせたアルゼンチン出身のFWマテオ・レテギら、以前からイタリア国外にルーツを持つ選手を積極的に招集してきた同監督は、逸材の招集を目指している模様だ。 現時点でシェルキが3カ国のいずれのA代表でプレーするかは不明だが、アッズーリ入りを選択した場合は貴重な戦力となることは間違いないはずだ。 2023.04.11 23:51 Tue2
16歳でトップチームデビュー 育成の名門リヨンの神童、ラヤン・チェルキ【ライジング・スター】
ビジャレアルに移籍した日本代表MF久保建英など、10代の選手の活躍が目立っているサッカー界。この企画『Rising Stars』では、近いうちにサッカー界の主役を担うであろう、注目の若手選手たちを紹介していく。 今回はリヨンのフランス人MFラヤン・チェルキ(17)だ。 <div id="cws_ad">◆神童チェルキの天才肌のドリブル<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiIyZGlDQXVCWiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> アルジェリア人両親の下、リヨンで生まれ育ったチェルキは2010年にヨーロッパ屈指と言われる育成の名門へ加入。FWカリム・ベンゼマやFWハテム・ベン・アルファ、MFフセム・アワールと北アフリカにルーツを持つ偉大な先達と同様に、卓越したボールスキル、創造性、パスセンスを武器に10代前半から注目を集める逸材アタッカーだ。 昨年10月に行われたリーグ・アンのディジョン戦でファーストチームデビューを飾ると、翌月にはグループステージのゼニト戦でチャンピオンズリーグ(CL)デビューまで飾った。 極めつけは今年に入ってからのクープ・ドゥ・フランスでの鮮烈な活躍。3部のブール・ペロンナ戦で初ゴールを記録すると、リーグ・アン勢対決となったナント戦では2ゴール2アシストの衝撃的な活躍をみせ、一気に自身の名をヨーロッパ中に知らしめた。 8月17日に17歳を迎えたばかりながら、トップ下や両ウイングを主戦場に、早くもトップチームで公式戦13試合に出場している神童に関して、バルセロナやレアル・マドリー、ユベントス、マンチェスター・ユナイテッドといった錚々たるビッグクラブが関心を示していると言われていた。 しかし、チェルキは生まれ育ったクラブとの新契約に合意し、2023年までの新契約にサイン。今後もしばらくはフランスでのプレーを継続するようだ。 2020.08.29 05:00 Satマルセイユの人気記事ランキング
1
クリスタル・パレスで控えに回っていたGKマンダンダが1年でマルセイユ復帰
▽マルセイユは11日、クリスタル・パレスのフランス代表GKスティーブ・マンダンダ(32)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は3年となっている。 ▽驚異的なレスポンスを武器にマルセイユの絶対的守護神として長年活躍したマンダンダは、2016年夏にクリスタル・パレスへ移籍。しかし、ウェールズ代表GKウェイン・ヘネシーとのポジション争いに敗れ、プレミアリーグ9試合の出場に終わっていた。 2017.07.12 02:49 Wed2
現役復帰もいける?マルセイユ時代のジブリル・シセが突き刺した豪快ミドル【インクレディブル・ゴールズ】
サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回は元フランス代表FWジブリル・シセ氏がマルセイユ時代に決めたゴールだ。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJIWWIzQXcwTyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> これまでオセールやマルセイユ、リバプール、QPRなどで活躍したシセ氏は、2015年に現役を引退した。その後、2017年にスイス3部リーグのイヴェルドン・スポールで現役復帰を果たすと、2018年夏には当時新設されたばかりのイタリアクラブ、ACヴィンチェンツィア1902へ加入。そして、昨年夏には2度目の引退を決断し、現在はコンサートDJとしてアメリカの大物歌手マライア・キャリーとも共演を果たすなどセカンドキャリアを謳歌している。 選手としても、クラブキャリア通算で271ゴールを決めたストライカーであったシセ氏は、マルセイユ時代に見事なゴールを決めている。 2006-07シーズンのリーグ・アン第37節サンテチェンヌ戦。0-0で迎えた54分、ボックス外左でMFサミル・ナスリからパスを受けると、ゴールから少し逃げるような角度で中央にカットインする。 すると、そのまま体をひねりミドルシュート。その体勢からは考えられない弾丸シュートがゴール右上に突き刺さった。 シセ氏は先月、自身のキャリアでリーグ・アン100ゴールを達成できなかったことを悔やみ、現役復帰を希望していることを明言していたが、現在38歳の彼にオファーを出すクラブは出てくるだろうか。 2020.06.17 21:30 Wed3
飛んできたのは“豚の頭”、19年前のエル・クラシコを覚えているか?
ピッチに投げ入れられた最も衝撃的なものはなんだろうか。 21日に行われたリーグ・アン第14節のリヨンvsマルセイユでは、スタンドから中身が入った状態のペットボトルが投げ入れられた。これがMFディミトリ・パイエの左耳付近を直撃し、パイエは頭を押さえながら倒れ込んでしまう。試合は一時中断を経て、中止にまで追いやられる事態となっていた。 19年前のエル・クラシコ、2002年11月23日に行われたカンプ・ノウでのバルセロナvsレアル・マドリーの一戦では、豚の頭がピッチに投げ入れられたのを覚えているだろうか。 元ポルトガル代表FWルイス・フィーゴは2000年夏にバルセロナからレアル・マドリーへという禁断の移籍を決行。バルセロナのファンからは猛烈な反感を買っていた。前述のクラシコで、マドリーの一員としてカンプ・ノウに足を踏み入れたフィーゴに対してはブーイングの嵐。ライターやコインなども投げ入れられた。 その中でも異色だったのが豚の頭だ。CKでボールをセットした際に、あるバルセロナのファンがフィーゴに向かってそれを投擲。当たりはしなかったものの、様々な意味で衝撃を与えたことは間違いなかった。 当時のクラシコは一時中断こそしたものの、試合は継続。ゴールレスに終わっている。何事もなかったために、笑い話として語れるものの、ケガにつながっていれば大きな問題に発展していたことは間違いないだろう。 <span class="paragraph-title">【写真】ピッチに投げ入れられた豚の頭</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">On this day in 2002, Barcelona fans threw a pig's head at Luis Figo before he took his corner at the Camp Nou <br><br>Figo left Barca for Real Madrid two years earlier. <a href="https://t.co/j3ZgOQ85dW">pic.twitter.com/j3ZgOQ85dW</a></p>— B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1463119883055599616?ref_src=twsrc%5Etfw">November 23, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.11.24 22:10 Wed4
マルセイユがベナティア氏をスポーツ・ディレクターに昇格
マルセイユは8日、メディ・ベナティア氏(37)をスポーツ・ディレクターに昇格したことを発表した。 現役時代にモロッコ代表、ウディネーゼ、ユベントス、ローマ、バイエルン、アル・ドゥハイルなどでセンターバックとして活躍したベナティア氏。 2021年11月に現役引退後、代理人を経験した後の昨年11月30日にユース時代、プロキャリアをスタートさせたマルセイユのスポーツアドバイザーに就任していた。 今後はユース部門からトップチームに至るクラブ全体を統括する立場となる。 2025.01.09 13:30 Thu5