「顔を上げて帰る」ミラン相手に劇的ドロー、スタンコビッチ監督がチームを評価「10人で良い結果を残した」

2021.02.19 12:55 Fri
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ツルヴェナ・ズヴェズダデヤン・スタンコビッチ監督が、ミランとの一戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

ツルヴェナ・ズヴェズダは、18日にヨーロッパリーグ(EL)のラウンド32・1stレグでミランと対戦。1-2のまま敗戦かと思われた後半アディショナルタイムにCKからラドヴァン・パンコフが同点ゴールを決め、2-2の引き分けに終わった。

ホームで2失点を喫したものの、最後の最後で引き分けに持ち込んだツルヴェナ・ズヴェズダ。スタンコビッチ監督は、審判が簡単にPKを与えすぎたと印象を語るも、最後によく追いついたと評価した。
「我々は驚異的なチームに対して良い仕事をした。ラドヴァン・パンコフは準備とトレーニングの両方に焦点を合わせていた。そしてそれが上手く結果につながった」

「勇敢なゲームであり、我々は試合のスタートから緊張感を取り除く必要があった。その後、我々はいくつかのチャンスを作ったが、ゴールも与えてしまった」
「ミランのことは理解しているが、審判が簡単にPKを与えすぎた可能性がある。ミラン・ロディッチも意図したものではなかったが、10人で良い結果を残した」

「私はグループの一員であり、クラブの一員であり、試合に向けて最大限の準備をするが、結果が悪い場合は全て無駄になる。全ての功績は選手にある」

「彼らはよりスピードがあり、より強力なチームである。我々はただできると信じていた。顔を上げて、マラカナ(スタディオン・ライコ・ミティッチ)を出発したい」

また、週末のゲームを終えると来週には2ndレグが行われる。1stレグで2人の出場停止選手が出てしまったが、しっかりと戦いたいと語った。

「今夜の試合は最高のメンバーで臨む準備をしていた。カードのせいで(ネマニャ・)ミルノビッチとロディッチがいない、ストラヒニャ・エラコビッチもケガをしているが、全てのポジションに交代要員はいる。今夜よりも大変になるが、最善を尽くす」

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【CLグループG総括】シティとライプツィヒの2強が難なく突破

昨季王者マンチェスター・シティと昨季ベスト16のライプツィヒが、2試合を残して決勝トーナメント進出を決める開幕前の予想通り、2強2弱の結果となった。 ■順位表■ [勝ち点/勝/引/負/得失点] 1.マンチェスター・シティ[18/6/0/0/11] 2.RBライプツィヒ[12/4/0/2/3] 3.ヤング・ボーイズ[4/1/1/4/-6] 4.ツルヴェナ・ズヴェズダ[1/0/1/5/-8] ◆王者シティが貫禄の全勝突破~マンチェスター・シティ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get202301213_3_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季王者シティにやはり死角はなかった。MFギュンドアン、MFマフレズ、DFラポルテがクラブを去り、MFデ・ブライネが長期離脱で不在だったが、代わって加入のFWドク、DFクヴァルディオルが十分に働いた上、FWアルバレスやMFフォーデンがデ・ブライネの果たしていた役割を担い、格下ヤング・ボーイズ、ツルヴェナ・ズヴェズダを寄せ付けなかった。ヤング・ボーイズとの連戦(第3、4節)ではFWハーランドが2発ずつ決めて連勝。ライプツィヒには2試合とも苦しめられたが、それでも連勝し格の違いを見せ付けた。 ◆主力引き抜かれるも5季連続出場の経験値~ライプツィヒ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get202301213_3_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新興クラブから今やCL常連クラブのイメージが定着したライプツィヒも盤石の戦いぶりだった。開幕前にはシティにグヴァルディオルを引き抜かれた他、MFソボスライ、FWエンクンク、MFライマーをそれぞれメガクラブに奪われるも代わって加入のFWオペンダ、MFシャビ・シモンスの両若手スター候補生が予想を上回る活躍を見せ、シティと共に2試合を残しての決勝トーナメント進出を決めるに至った。 ◆2強に善戦も~ヤング・ボーイズ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get202301213_3_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 2季ぶり出場のスイス王者ヤング・ボーイズは人工芝のホームではシティ、ライプツィヒに善戦したが、勝ち点を得るには至らなかった。エースFWイッテンはツルヴェナ戦で1ゴールと期待された活躍はできず。シティとの連戦が組まれていた日程面での不利もヤング・ボーイズにとっては厳しかった。 ◆最終節を前に最下位決定~ツルヴェナ・ズヴェズダ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2023/get202301213_3_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 4季ぶり出場となった国内リーグ6連覇中のセルビア王者ツルヴェナもシティとライプツィヒの前には歯が立たなかった。昨季国内リーグ17ゴールのFWカタイが負傷で出遅れたことも響いた。ヤング・ボーイズに引き分るのが精いっぱいだったチームは最終節を前に最下位が決定した。 2023.12.15 13:30 Fri

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