マルセイユデビューの長友が酒井と両SBで共闘! 躍動の守護神に救われ、ホームでドロー《リーグ・アン》
2020.09.21 06:17 Mon
リーグ・アン第4節、マルセイユvsリールが20日にスタッド・ベロドロームで行われ、1-1のドローに終わった。マルセイユのDF酒井宏樹はフル出場、DF長友佑都は先発し、60分までプレーした。
マルセイユは、開幕連勝スタートもミッドウィークに行われたサンテチェンヌとの第1節延期分を0-2で落とし、今季初黒星。連戦となるホームゲームでバウンスバックを図る中、強豪リールとの一戦では今夏にガラタサライからフリー加入となった長友が、右サイドバックの酒井と共に左サイドバックのポジションで先発起用され、待望のリーグ・アンデビューを飾った。
試合は開始4分にバンバからのスルーパスに抜け出したブラク・ユルマズにいきなりゴールネットを揺らされるが、ここはオフサイドの判定に救われる。その後はマルセイユが押し返していく展開の中、右サイドの酒井は内に絞るトヴァンとの関係性から高い位置まで侵攻してクロスを上げるなど、積極的な攻撃参加を見せる。
一方、左サイドの長友は一列前の司令塔パイエとのバランスを意識したポジションを取りながらも、要所でボックス付近まで顔を出す。21分には深いスライディングタックルで、早速イエローカードを貰う。
前半半ばから終盤にかけては攻め切れないマルセイユに対して、効果的なカウンターを狙うリールがペースを握る。その中で長友が高い位置を取った背後をアラウージョ、チェリクが積極的に狙い、43分にはチェリクが強烈なミドルシュートを枠に飛ばすが、ここはGKマンダンダの好守で凌いだ。
この失点で動揺したか、直後にもユルマズに左ポスト直撃のシュートを許すなど苦しい展開が続くマルセイユは60分に長友を下げてブナ・サールを投入。この交代で酒井が左サイドバックにポジションを移す。
ここからリスクを冒して前に出るマルセイユは70分にロニエがポスト直撃の決定的なシュートを放った一方、相変わらず相手のカウンターに手を焼き、再三のピンチを守護神マンダンダの好守で凌ぎ何とか望みを繋ぐ。
すると、何とか守護神の活躍に応えたい攻撃陣は85分、右CKの場面でキッカーのサンソンが入れた右足アウトスウィングのボールを途中出場のジェルマンが豪快なヘディングで合わせ、同点に追いつく。試合終盤にかけてはどちらが勝ち越し点を奪ってもおかしくないオープンな攻防となったが、試合はこのまま1-1でタイムアップ。
内容面では劣勢も守護神の活躍に大いに助けられたマルセイユは、辛くもホーム連敗を免れる最低限の結果を手にした。
マルセイユは、開幕連勝スタートもミッドウィークに行われたサンテチェンヌとの第1節延期分を0-2で落とし、今季初黒星。連戦となるホームゲームでバウンスバックを図る中、強豪リールとの一戦では今夏にガラタサライからフリー加入となった長友が、右サイドバックの酒井と共に左サイドバックのポジションで先発起用され、待望のリーグ・アンデビューを飾った。
試合は開始4分にバンバからのスルーパスに抜け出したブラク・ユルマズにいきなりゴールネットを揺らされるが、ここはオフサイドの判定に救われる。その後はマルセイユが押し返していく展開の中、右サイドの酒井は内に絞るトヴァンとの関係性から高い位置まで侵攻してクロスを上げるなど、積極的な攻撃参加を見せる。
前半半ばから終盤にかけては攻め切れないマルセイユに対して、効果的なカウンターを狙うリールがペースを握る。その中で長友が高い位置を取った背後をアラウージョ、チェリクが積極的に狙い、43分にはチェリクが強烈なミドルシュートを枠に飛ばすが、ここはGKマンダンダの好守で凌いだ。
しかし、マルセイユは後半の立ち上がりの47分、ゴールキックを中盤で撥ね返されてバンバに中央突破を許すと、右サイドに走り込むアラウージョに繋がれる。ここで戻りながらの対応となった長友は寄せ切れず、アラウージョに左足のシュートを流し込まれた。
この失点で動揺したか、直後にもユルマズに左ポスト直撃のシュートを許すなど苦しい展開が続くマルセイユは60分に長友を下げてブナ・サールを投入。この交代で酒井が左サイドバックにポジションを移す。
ここからリスクを冒して前に出るマルセイユは70分にロニエがポスト直撃の決定的なシュートを放った一方、相変わらず相手のカウンターに手を焼き、再三のピンチを守護神マンダンダの好守で凌ぎ何とか望みを繋ぐ。
すると、何とか守護神の活躍に応えたい攻撃陣は85分、右CKの場面でキッカーのサンソンが入れた右足アウトスウィングのボールを途中出場のジェルマンが豪快なヘディングで合わせ、同点に追いつく。試合終盤にかけてはどちらが勝ち越し点を奪ってもおかしくないオープンな攻防となったが、試合はこのまま1-1でタイムアップ。
内容面では劣勢も守護神の活躍に大いに助けられたマルセイユは、辛くもホーム連敗を免れる最低限の結果を手にした。
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「突然そのチャンスが訪れた」浦和の西野努TDが江坂任の電撃移籍を語る、リカルド監督には「獲れたらというリストがある」とも
浦和レッズは25日、柏レイソルから日本代表MF江坂任(29)を完全移籍で獲得したことを発表した。 ザスパクサツ群馬、大宮アルディージャとキャリアを積み、2018年に加入した柏では背番号10を背負うなどステップアップを果たしていた江坂。チームでも攻撃の中心となり、昨シーズンの得点王であるFWオルンガとのコンビで多くのゴールを生み出していた。 トップ下のポジションだけでなく、サイドやトップなどあらゆる面でプレーが可能な江坂は電撃的に移籍となった中、浦和の西野努テクニカル・ダイレクター(TD)が記者会見に応じ、獲得の経緯などを語った。 冒頭、江坂については「攻撃的なMFというところで、得点力を上げるために、FWの選手にもっとたくさん点を取ってもらうために必要な選手で、チームを機能させる上でこの上ない選手だと思います」とコメント。「こうして獲得を報告できることを嬉しく思います」と素直に獲得を喜んだ。 江坂に求める役割としては「主にトップ下。1枚なのか、2枚なのか。シャドーと言うかもしれないですし、FWのちょっと後ろ、ライン間とも言われるところ」と前線でのプレーを期待。「相手を引き出したり自分がボックス内に侵入したり、自ら得点したりと攻撃面でのクオリティ高いプレーを求めています」とし、「リカルド監督ともその点で合意して、江坂選手を獲得しようと至りました」と監督もお墨付きだと明かした。 今夏の移籍市場では、マルセイユから日本代表DF酒井宏樹(31)、ミッティランからはDFアレクサンダー・ショルツ(28)を獲得。また、4月には加入後にエースとして結果を残しているFWキャスパー・ユンカー(27)をボデ/グリムトから獲得し、シーズン途中に実力者4名をチームに加えている。 この点については「今回の獲得についても日常的にスカウトのスタッフが情報集めをしている中で、出てきた情報、出回っていない情報を素早くキャッチして、素早い判断、議論も必要としていました」とコメント。選手たちについて常に情報を集めていることを明かした。 また、リカルド・ロドリゲス監督が欲しい選手のリストを持っていると明かし「リカルド監督が来た時には、こういう選手が獲れたらというリストがあって、非現実的な選手が多いんですが、こういった選手が欲しいというのはわかっていました」とコメント。「獲れるはずないと言う選手でも日常的にスカウティングスタッフが情報を収集しています。その中で、獲れるチャンスが来たときに早く動いて判断しました」と、監督が求める選手は獲得の実現性に関わらずチェックを行っていたと明かした。 また「強い強化部、強いフロント、日本一のフロント、アジア一の株式会社になるためには、選手だけではなく、監督、コーチ、チームスタッフ、フロントを強化することを継続してきたので、そういったところがうまく機能し始めているのかなと。手前味噌ですが感じています」とし、積み上げてきたものが成果として表れていると感じていると語った。 江坂の獲得は急な話だったと語る西野TD。獲得に動いた時期については「いつ頃と言うと、今月入ってからだと思います。そもそも、獲れる環境になかった選手が獲れる状況になったということで、合流時期云々関わらず、権利を確保することを考えました。まずは契約をするということで急ぎました。それが実現しました」と、急に動き、決まった話だとした。 登録ウインドーの関係で7月16日までは浦和の選手になることは不可能だが、3週間も早く合流した点については「合流時期に関しても、もちろん早く試合に出て頂くことができればいいですが、登録期間もあるので少し先になります。リカルドのサッカーを理解する時間が必要だと思うので、早く合流できればということで本日から合流してもらいました」とし、試合に出られる時にしっかりとチームのサッカーを理解していることを期待しているようだ。 江坂の獲得に関しては、浦和の補強ポイントだったとも語る西野TD。「去年の年末から補強ポイントをしっかりと精査して、新しい戦力が必要なポジションの議論をしていました。柏木が抜けてからゲームを作る選手、前線にパスを供給する選手、FWにたくさん点を獲らせる選手、機能が欠けていると感じていました。そこが補強ポイントでありずっと探していました」とコメント。「江坂選手のような選手はいつでも欲しい選手ですし、レッズの補強ポイントでもあったので、突然そのチャンスが訪れたということになります」と、補強ポイントと合致するレベルの高い選手が突然市場に出てきたと語った。 江坂が獲得可能となった時のリカルド監督の反応については「未だにこの選手を獲れないのかと、ありえない選手の名前が出てきます」とし、「リカルド監督に話した時には、よく知らない選手だったらビデオを見たりスタッフと話してみるという形になりますが、今回はそれはなく、行ってくれというものでした」と、監督も満足の補強のようだ。 江坂の浦和デビューは、選手登録の関係上、早くても8月9日の明治安田生命J1リーグ第23節の北海道コンサドーレ札幌戦となる。 2021.06.26 10:15 Sat4
「笑われる意味がわからない」話題となった後輩選手への「さん」付け、本田圭佑が理由を明かす「無意味な縦社会はなくした方がいい」
ドイツ代表戦での日本代表の劇的勝利を解説した本田圭佑が、話題になっていることについて言及した。 23日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループE第1節のドイツvs日本が行われた。戦前の下馬評ではドイツが圧倒的に有利だった中、PKで前半に先制。しかし、後半に日本はシステムを変えると、堂安律、浅野拓磨がゴール。これで逆転勝利を収めた。 日本サッカーの歴史を動かした大きな勝利。この試合を「ABEMA」で解説したのが3度W杯出場を経験し、3大会連続でゴールを決めた本田だった。 カタール入りし、現地での解説を行った本田。的確な問題提起、そして相手のウィークポイントを指摘すれば、そこを日本の選手が突いて得点を奪うなど、その解説ぶりが大きな話題となっていた。 その中で、もう1つ話題になっていたのが本田の選手の呼び方だ。 本田は日本代表選手に関して、共にW杯にも出て親交のある吉田麻也や酒井宏樹、長友佑都などは親しみのある呼び方をしている一方で、ほとんどの選手が後輩に当たるものの、「三笘さん」、「鎌田さん」、「伊東さん」と「さん」をつけて呼ぶことに。例外的に本人から申し出があった久保建英に関しては「タケ」と呼んでいたが、自身が関わったことのない選手は「さん付け」で呼び、あまり聞きなれないスタイルが話題となっていた。 その本田は自身のツイッターでこの件について言及。「さん付けして笑われる意味がわからない。」とすると、その理由を説明した。 「スポーツ界の無意味な縦社会はなくした方がいい。関係が深くない先輩に偉そうにされると、ん?誰?って思ってしまう。同じことをしたくないから「さん」を付ける」 本田自身、自分がよく知らない先輩に「本田」と呼ばれたりするのが嫌だという理由から、自分もやらないというもの。社会に出れば知らない人が年下であっても呼び捨てにすることなどなく、当然とも言える。 選手それぞれと自身の関係を考えての解説時の呼び方。久保のように、「さん付け」を辞めてほいしと言われればやめるだろうが、あまり関係が深くない後輩に「さん」をつける本田の姿勢は、「笑い」ではなく「お手本」にすべきではないだろうか。 <span class="paragraph-title">【SNS】本田圭佑が話題になった後輩選手への「さん」付けに言及</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">スポーツ界の無意味な縦社会はなくした方がいい。関係が深くない先輩に偉そうにされると、ん?誰?って思ってしまう。同じことをしたくないから「さん」を付ける。 <a href="https://t.co/NjFOVX8VFL">https://t.co/NjFOVX8VFL</a></p>— Keisuke Honda (@kskgroup2017) <a href="https://twitter.com/kskgroup2017/status/1595758628744855552?ref_src=twsrc%5Etfw">November 24, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.11.24 23:17 Thu5
「誰かの真似をする必要はない」レギュラー組不在でチャンスを生かしたいDF昌子源「自分をどうアピールするか」
7日に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のタジキスタン代表戦を翌日に控え、日本代表のDF昌子源(ガンバ大阪)がオンラインのメディア取材に応じた。 日本は5月28日にミャンマー代表相手に10-0で勝利。これにより無失点で6連勝を飾り、2次予選突破を決めた。 3月のモンゴル代表戦に続き、2桁得点での快勝劇となった日本。3日にはジャマイカ代表との国際親善試合が予定されていたが、急きょ中止となり、U-24日本代表と対戦。それでも3-0としっかりと結果を残した。 この先の戦いには、DF吉田麻也(サンプドリア)、DF酒井宏樹(マルセイユ)、MF遠藤航(シュツットガルト)の3選手が東京オリンピックに向けてオーバーエイジとしてU-24日本代表に参加するため不在に。最終ラインの選手としては大きなチャンスがやってくる。 昌子は前日のU-24日本代表の試合でのOAの選手について「昨日の試合を見ていたら素晴らしい3人だなと見ている方も思ったのではないかと思います」とコメント。「単純にミスが少なかったところもそうですし、経験からくる落ち着きもあります。ライバルですが彼らから学ぶことはまだまだあります」と語った。 一方で、日本代表ではライバルとなる吉田については「札幌ドームでの試合ではOAは麻也くんは出ていなかったですが、麻也くんや宏樹くん、航やトミもいましたが、麻也くんは1人の力ではないものの、チームに落ち着きをもたらすという部分はあったので、僕も見習って安心感を代表だけではなく所属チームでももたらせたいと思います」とコメント。存在感の大きさを改めて感じたと語った。 ただ、個々の能力差はそこまで感じないとし「それに関してはほとんどのCBに言えると思いますが、誰かの真似をする必要はないですし、吉田選手が2人いたら強いかというわけでもない」とコメント。「組み合わせで引き出したり、引き出されてたり」と2人の能力差を埋め合うことでストロングポイントを出すなど、コンビネーションの問題が重要だと語った。 2018年のロシアW杯では、ラウンド16のベルギー代表戦で最後の決勝ゴールを目前で決められた昌子。そこからの成長については「成長している部分はあると思いますし、まだまだ足りないところもあると思っています。あの悔しさを忘れることはないですし、そればっかり目指すのではなく、その上を目指したいです」とコメント。「日本代表としてもその上を目指すという立場で、足りなかった大会なので、僕自身も能力や質を高めながら、もう一度チャレンジの気持ちは変わっていないです」と語り、来年のW杯に向けてもさらに高めていきたいと語った。 フランスのトゥールーズでの経験もある昌子は、国内外でのプレー経験がある選手。コミュニケーションやアピールというところでは「国内組、海外組という括りではなく、日本人としてアピールしても良いと思います」ともっとアピールすべきとコメント。「僕が実際フランスからガンバに行った時に、僕という選手を知って欲しいと考えると、僕は自分で練習中で言っていましたし、色々な選手に絡んでいって、移籍の難しさも感じています」と語り、特徴などをアピールする必要はあるとコメント。「自分をどうアピールするかは、日本中のサッカーをやっていく選手が自分をアピールすることは大事だと思います」とし、もっと自身の特徴を表現すると語った。 これまで無失点が続いているW杯2次予選。タジキスタン戦については「CBで出ている以上は失点したくない思いはあるので、自分が出た試合は常に思っていますし、この前の20分ぐらいでましたが、後ろはゼロでやっていた中で押し込まれた時間帯で僕が入って、森保監督からも中で声を出して締めて欲しいと指示を受けました。自分が入った時にゼロで抑える意識で入ったので、連続とか関係なく、常にそういった意識です」と、無失点を継続したいと語った。 2021.06.06 15:05 Sunマルセイユの人気記事ランキング
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マルセイユは31日、ブラガからU-21ポルトガル代表FWヴィティーニャ(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「9」に決定。契約期間は2027年6月30日までの4年半となる。 フランス『レキップ』によると、マルセイユは逸材FW獲得に3000万ユーロ(約42億3000万円)の移籍金を支払うことになったようだ。 3強に次ぐポルトガルの強豪生え抜きのヴィティーニャは、同国の世代別代表でも活躍する183cmのストライカー。昨シーズンに主力に定着すると、今シーズンここまでは公式戦27試合13ゴール5アシストの数字を残している。 センターフォワードとしては決してサイズに恵まれていないが、身体能力が非常に高く、前を向いてもDFを背負っても相手守備に脅威を与えられるパワフルなプレースタイル。また、足元の技術や周囲を生かす術も備えており、守備面の貢献度の高さを含めて非常にタフなストライカーだ。 2023.02.01 07:36 Wed4
爆発的スピードでサイドをえぐる!ブラジルの新星が決めたマルセイユ初アシスト/2020-21【ベスト・アシスト】
サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴らしいアシストを紹介していく。 今回はマルセイユのブラジル人FWルイス・エンリケ(19)が記録したアシストだ。 <div id="cws_ad">◆ブラジルの新星が見せたスピード<br/> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiIxd2k2enNudiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 若くして母国ブラジルでプロキャリアをスタートさせたエンリケは、2020年夏にマルセイユに加入。期待の若手選手として徐々に出場機会を増やしている。 2021年2月17日に行われたリーグ・アン第11節のニース戦では、マルセイユ移籍後初アシストを記録している。 1-0とマルセイユリードの42分、左サイドを攻略し、裏のスペースにエンリケが抜け出す。爆発的な加速でマークに来たDFを突き放すと、ボックス内左深部に侵入し、マイナスのパスを送る。このボールにMFサリフ=エディヌ・カーウィがダイレクトシュートを合わせ、見事な追加点を決めた。 その後試合は打ち合いになったものの、3-2でマルセイユが競り勝っている。 <span data-sg-movie-id="1014" data-sg-movie-title="【爆発的スピード】ブラジルの新星が決めたマルセイユ初アシスト"></span> 2021.03.29 22:00 Mon5
