ローマ戦で就任後初黒星のピオリはミスを悔やむ 「あまりに明白なミスが目立っている」

2019.10.28 18:31 Mon
Getty Images
ミランは27日に敵地で行われたセリエA第9節のローマ戦に1-2で敗戦した。就任後初黒星を喫することになったステファノ・ピオリ監督は、同試合で目立ったミスを悔やんでいる。
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前節、格下レッチェ相手に試合終了間際の失点によってミランでの初陣を2-2のドローでスタートすることになったミラン。初勝利を目指す今回のローマ戦に向けては相手の負傷者の多さ、ヨーロッパリーグ(EL)出場による過密日程の影響から試合前にはミラン優位との声も上がっていた。しかし、試合を通してイージーミスが目立ったミランは前半にFWエディン・ジェコに先制点を許すと、後半立ち上がりにDFテオ・エルナンデスのゴールで追いつくも、その数分後に自陣でのパスミスをキッカケにMFニコロ・ザニオーロに決勝点を決められ、1-2の敗戦となった。
同試合後、ピオリ監督はイタリア『スカイ・スポルト』で自身初黒星となった一戦を振り返っている。

「私はより良い結果を期待していた。ここ2試合では自分たちのミスが勝利を逃す結果に繋がってしまっている。我々のようなステータスを持つクラブにおいてはあまりに明白なミスが目立っている」
「前半に関してはまずまずのプレーを見せていたと思うし、大きなリスクはなかった。恐らく、先にゴールを与えていなければ、間違いなく試合の流れは我々にあったと思う」

「そのこと自体を否定する必要はないと思う。もちろん、状況はネガティブであり、2つの失点に繋がった場面以外でも明らかなミスが目立っていた」

「あまりに簡単にボールを渡してしまっていた。ローマに長身プレーヤーが多く相手のセットプレーが問題になることはわかっていただけに、もと良いやり方もできたはずだ」

「個人的にはチームのパフォーマンスがレッチェ戦よりも一歩後退したように思える。後ろでのボール回しがあれだけ遅いと、スペースを作り出すことはより困難になる」

攻守両面で前途多難な印象のミランだが、31日には次節のSPAL戦がすぐに控えている。現在、降格圏の19位に低迷も前節ナポリに引き分けたSPAL相手に待望のピオリ新体制初勝利を手にすることはできるか。

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