バイエルンでの鮮烈デビューから4年…イタリアで進化する22歳ザークツィーに複数クラブが関心か

2023.11.25 13:35 Sat
“プロビンチャ”ボローニャで進化するザークツィー
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“プロビンチャ”ボローニャで進化するザークツィー
ボローニャのU-21オランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(22)に対する関心が高まっているようだ。

かつてバイエルンで鮮烈なデビューを飾ったザークツィー。2019年12月19日、当時18歳のストライカーはブンデスリーガデビュー戦となったフライブルク戦において90分の途中投入直後、90+1分にファーストタッチで初ゴール(決勝点)を記録した。

残念ながら欧州屈指の名門では伸び悩み、レンタル生活が始まることとなったが、2021-22シーズンはアンデルレヒトでリーグ戦32試合に出場し18ゴール13アシスト。翌22-23シーズンからボローニャへ完全移籍した。
ボローニャ1年目こそケガもあって不本意な数字に終えるも、迎えた今季はここまでセリエA全12試合にスタメン出場。不動の1トップとして4ゴール2アシストという数字を残すのみならず、ポストプレーやサイドでのチャンスメイクにも積極的な“センターフォワード”に成長した印象だ。

イタリア『カルチョメルカート』によると、今夏時点でアヤックスなどの複数クラブがザークツィー獲得を目指していたとのこと。ザークツィー本人が残留を望んで実現しなかったというが、来夏に向けても関心を寄せるクラブが欧州各国にあるようで、その1つはミランとみられている。

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ユベントスが4位死守もローマ勢に勝ち点で並ばれる、ボローニャとのCL出場権争い直接対決はドロー【セリエA】

ユベントスは4日、セリエA第35節でボローニャとのアウェイ戦に臨み、1-1で引き分けた。 前節モンツァ戦をユルドゥズの退場がありながら勝利して白星を取り戻し、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位に返り咲いたユベントス(勝ち点62)は、2試合の出場停止となったユルドゥズを欠く中、コロ・ムアニ、ニコラス・ゴンサレス、マッケニーの1トップ2シャドーで臨んだ。 1ポイント差の5位ボローニャ(勝ち点61)とのCL出場権争い直接対決。アグレッシブな入りとしたユベントスは9分、ボックス手前左でパスを受けたケフラン・テュラムが左足を一閃。GKスコルプスキの守備範囲だったが、強烈なシュートが手を弾いてネットを揺らした。 先制後は構えながら試合を進めたユベントスがクローズな展開に持ち込み、時間を消化。43分にはニコラス・ゴンサレスがコロ・ムアニのヘッドでの逸らしに抜け出してGKとの一対一を制したが、オフサイドに阻まれ1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半、開始5分にカンビアーゾがネットを揺らしたユベントスだったが、ここもオフサイドに阻まれると、54分に被弾。サイド攻撃の流れからフロイラーにシュートを決められた。 ここからボローニャの圧力を強まった中、攻め手を欠くユベントスは76分にロングカウンターから勝ち越しの好機もアルベルト・コスタのシュートはルクミの好ブロックに阻まれる。 終盤にかけてボローニャの前に守勢を強いられたユベントスは追加タイム4分、CKの流れからファーガソンに決定的なシュートを許したが、1-1のままタイムアップ。 CL出場権を争う両チームによる直接対決は譲らず引き分けに終わり、ユベントスが4位を死守しているが、ローマ勢に勝ち点で並ばれ、1ポイント差に4チームがひしめく熾烈なCL出場権争いに拍車がかかっている。 ボローニャ 1-1 ユベントス 【ボローニャ】 レモ・フロイラー(後9) 【ユベントス】 ケフラン・テュラム(前9) 2025.05.05 06:13 Mon
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【セリエA第35節プレビュー】首位浮上ナポリと2位陥落インテルは残留争う下位と対戦、ボローニャvsユーベのCL出場権争いも

前節は3冠の可能性が潰えたインテルがローマに敗れた一方、ナポリがトリノに2-0の勝利とし、残り4試合で首位に立った。スクデット奪還に迫る中、ナポリ(勝ち点74)は残留を争う17位レッチェ(勝ち点27)と対戦する。 ナポリは前節トリノ戦、MFマクトミネイのドッピエッタで快勝。好調マクトミネイの3戦連発弾で3連勝とした中、全勝すればスクデット奪還となる。いよいよゴールが見えてきた中、残留に向けて死に物狂いで向かってくるレッチェとのアウェイ戦を制し、首位キープとなるか。 一方、コッパ・イタリア準決勝ミラン戦の敗戦が響いた様子のインテルはローマ相手にウノゼロ敗戦。公式戦3連敗となり、3冠の可能性から一転して無冠の危機に陥ってしまった。しかし水曜に行われたチャンピオンズリーグではバルセロナ相手に敵地で堂々の打ち合いを演じ、3-3のドローとした。大きく崩れかねない大一番で結果を出した中、スクデット連覇の可能性を残すべくやはり残留を争っている15位ヴェローナ(勝ち点32)とホームで対戦する。バルセロナ戦ではFWラウタロが負傷するアクシデントに見舞われた2位陥落のインテル(勝ち点71)は、翌火曜にバルセロナとのリターンマッチを控える中、ヴェローナを退けられるか。 そして今節は4位ユベントス(勝ち点62)と5位ボローニャ(勝ち点61)によるCL出場権争い直接対決が行われる。ユベントスは前節モンツァ戦、FWニコラス・ゴンサレスの豪快ミドル弾とFWコロ・ムアニの9試合ぶり弾で2-0の勝利。FWユルドゥズのヒジ打ちによる退場がありながら前半に挙げた2ゴールをしっかりと守り抜いた。そのユルドゥズが2試合の出場停止となった中、前節ウディネーゼに劣勢ドローで5位後退となったボローニャとのシックスポインターを制すことはできるか。 また、今節は6位ローマ(勝ち点60)と8位フィオレンティーナ(勝ち点59)によるCL出場権争い直接対決も開催される。前節インテルに会心のウノゼロ勝利としたローマ。第16節以降、負けのないチームはCL出場権獲得への機運が高まっている。ここからアタランタ、ミランと強敵との連戦が続くが、インテルを撃破した自信をぶつけ、CL出場権獲得の可能性を繋げられるか。 前節レッチェに引き分けた3位アタランタ(勝ち点65)は最下位モンツァ(勝ち点15)と対戦。後続がじりじりと差を詰めているだけに、降格が迫るモンツァには必勝としておきたいところ。 パルマに辛くも2点差を追いついた7位ラツィオ(勝ち点60)は19位エンポリ(勝ち点25)と対戦。残留を争う相手とのハードな連戦を制してローマ同様、CL出場権への望みを繋げられるか。 コッパ・イタリア決勝に照準を絞っている9位ミラン(勝ち点54)は13位ジェノア(勝ち点39)と対戦。ラツィオ戦では好守がありながらも2-2で引き分けたGK鈴木彩艶の16位パルマ(勝ち点32)は11位コモ(勝ち点42)と対戦する。 ◆セリエA第35節 ▽5/2(金) 《27:45》 トリノvsヴェネツィア ▽5/3(土) 《22:00》 カリアリvsウディネーゼ パルマvsコモ 《25:00》 レッチェvsナポリ 《27:45》 インテルvsヴェローナ ▽5/4(日) 《19:30》 エンポリvsラツィオ 《22:00》 モンツァvsアタランタ 《25:00》 ローマvsフィオレンティーナ 《27:45》 ボローニャvsユベントス ▽5/5(月) 《27:45》 ジェノアvsミラン 2025.05.02 18:00 Fri
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ボローニャとのCL出場権争いドローのユーベ、トゥドール監督は4位キープをポジティブに捉える

ユベントスのイゴール・トゥドール監督が4日にアウェイで行われ、1-1で引き分けたセリエA第35節ボローニャ戦を振り返った。 1ポイント差のボローニャとのチャンピオンズリーグ(CL)出場権争い直接対決。ユベントスは9分にMFケフラン・テュラムのゴールで先制するも、後半序盤の54分に同点弾を許すと、その後は守勢の展開で1-1のドローに終わった。 トゥドール監督はアウェイでの戦い、MFケナン・ユルドゥズを出場停止で欠いた他、FWドゥシャン・ヴラホビッチやMFトゥン・コープマイネルスをケガで欠いていたこともあって引き分けでも満足している。 「ボローニャは数年かけて築き上げてきたチーム。独自のスタイルを持っている。とりわけ、ホームでの熱狂が原動力となっている。どのチームも苦戦するスタジアムでしっかりと結果を残せたことを嬉しく思う。多くの問題、ケガ、出場停止があったにも関わらず我々はよくやった」 「選手たちは全力を尽くした。ボローニャの激しさに対抗するために応戦すると、徐々に鋭さが失われていく。チャンスは作ったが、総合的に見て勝ち点1に満足している」 残り3試合でローマとラツィオに勝ち点で並ばれたが、トゥドール監督は4位をキープしていると自信を失っていない。 「まだ4位だ。自信を持ってラツィオ戦に臨む。そしてその後、ウディネーゼ戦、ヴェネツィア戦だ。一見、簡単そうに見える試合こそ最も難しい試合になる可能性がある。シーズンのこの段階ではどのチームも何かに挑んでいる。とりわけ最後のヴェネツィア戦はそうだ」 ユベントスは次節、昨季トゥドール監督が指揮を執ったラツィオと対戦。最終節の相手となるヴェネツィアは現在18位で残留を争っている。 2025.05.05 11:30 Mon
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充実のスカッド誇るインテル、タレミ&ジエリンスキも確保して…次はどこを補強?

インテルの補強戦略をイタリア『カルチョメルカート』が考察する。 2020-21シーズン以来3季ぶりのスクデットに限りなく近づいたインテル。チャンピオンズリーグ(CL)はベスト16でショッキングな敗退を喫するも、シモーネ・インザーギ監督の評判が下がるものではない。強固なチームがそこにある。 気が早いかもしれないが、来季に向けてはポルトのイラン代表FWメフディ・タレミ(31)、ナポリのポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキ(29)を実質確保済み。ジュゼッペ・マロッタCEOが“伝家の宝刀”フリー獲得で釣り上げたとされる。 現時点でかなりの充実度を誇るスカッドに対し、(おそらく)最前線と中盤を拡充。では、ここからさらに競争力と刺激を加えるべきポジションとは、どこになるだろうか。 『カルチョメルカート』は「グズムンドソン・スタイル」というワードを創造し、攻撃に彩りをもたらすクラックの獲得を提唱する。 由来はジェノアのアイスランド代表FWアルベルト・グズムンドソン(26)。彼はジェノアで主に2トップの一角を任され、シャドーストライカー気味に自由に動き回るドリブラー。今季はセリエA28試合で11得点3アシストを記録する。 また、下部組織で育てた若手タレントを登用するのも面白いと指摘。インテルからモンツァへ貸し出し中のアルゼンチン代表MFヴァレンティン・カルボーニ(19)は、185cmのスラリとした攻撃的MFで、友好関係にあるモンツァでは途中出場メインながらも定期的にプレーする。先月28日にA代表デビューも飾った新進気鋭の若手だ。 昨夏ボローニャへ完全移籍で売却したU-21イタリア代表MFジョバンニ・ファビアン(21)は、今季がキャリア初のセリエAながらも20試合出場で5得点2アシスト。チームが中盤戦からグングン順位を上げるとともに先発起用も増え、直近7試合で3得点2アシスト…いま最も評価を高める1人だ。 こちらは“2025年夏”に1200万ユーロ(約19億7000万円)の買い戻しオプションが発生する契約となっているが、今夏での復帰はあるだろうか。 このように、グズムンドソン、カルボーニ、ファビアンと並べた『カルチョメルカート』。しかし同時に、インテルはグズムンドソンに確かな関心を寄せつつも、カルボーニは来季も再レンタルさせる方針であると紹介している。 AZの日本代表DF菅原由勢(23)への継続的なリストアップも報じられるインテル。今夏はどう動くだろうか。 2024.04.06 19:10 Sat
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ドイツ新王者レバークーゼン、今夏に2人のCB獲得に動くか?

ブンデスリーガ王者のレバークーゼンが、来シーズンに向けてセンターバック2枚の補強を目指しているようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。 シャビ・アロンソ体制2年目で盟主・バイエルンを抑えて見事にブンデスリーガ初優勝を果たしたレバークーゼン。来シーズンは続投が決定したスペイン人指揮官の下、リーグ連覇に加え、新フォーマット移行のチャンピオンズリーグ(CL)での成功を目指す。 ただ、今夏の移籍市場においてはバイエルンへのローンバックが濃厚なクロアチア代表DFヨシプ・スタニシッチに加え、ビッグクラブの関心を集めるドイツ代表DFヨナタン・ター、エクアドル代表DFピエロ・ヒンカピエ、ブルキナファソ代表DFエドモン・タプソバの主力3選手の去就が不透明な状況。 そのため、クラブはその穴埋めを含めたセンターバックの補強に着手しているようだ。 報道によると、現在クラブはレアル・マドリーからアラベスにレンタル中のU-21スペイン代表DFラファ・マリン(21)に関心を示しているという。 セビージャ出身のマリンは、2016年にマドリーのカンテラに加入。エル・ブランコの世代別チームで主力を担ってきた191cmのセンターバックは、今シーズン武者修行に出されたアラベスで主力として活躍。フィジカル能力の高さに、左右のサイドバックでもプレー可能な起用さも併せ持つ。 なお、マドリーは今夏の呼び戻しの可能性も検討しており、完全移籍での獲得は難しいが、過去にスペイン代表DFダニエル・カルバハルを獲得した際と同じレンタルあるいは買い戻し条項を含めた形での獲得の可能性は十分にありそうだ。 マリンと同様に候補に挙がるもう1人はボローニャのU-21イタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ(21)だ。 イタリア屈指の育成組織を誇るローマ育ちの188cmの左利きDFは、ジェノアやバーゼルで研鑽を積んだのち、今シーズンに完全移籍で加入したボローニャで完全にブレイクした。 智将チアゴ・モッタの下でセンターバックと左サイドバックの主軸を担い、持ち味のフィジカル能力や高精度の左足のキックに加えて、戦術眼にも磨きをかけ、より多才なDFとして評価を高める。 ただ、2000万~3000万ユーロ(約33億2000万~49億8000万円)と評価される逸材に対してはユベントスが強い関心を示しており、争奪戦を制する必要がある。 2024.04.25 09:00 Thu

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