フランクフルトと契約延長のMF鎌田大地、他クラブからのオファーを明かすも「小さいステップアップは必要じゃない」
2020.09.17 09:35 Thu
フランクフルトとの契約延長を果たした日本代表MF鎌田大地が記者会見に出席。契約延長に至った理由などを語った。鎌田は16日、フランクフルトと2年間契約を延長し、2023年6月まで所属することが決まった。
2017年7月にサガン鳥栖から完全移籍でフランクウルトへと加入した鎌田だったが、加入1年目はほとんど試合に絡めず。2018-19シーズンにはシント=トロイデンへ武者修行に出ると、公式戦36試合で16ゴール9アシストとブレイク。2019-20シーズンはフランクフルトに復帰した。
フランクフルト復帰後は開幕から出場機会を得ると、攻撃陣の一角として機能。特に中断期間明けは出色の出来をみせ、ブンデスリーガで28試合に出場し2ゴール6アシスト、ヨーロッパリーグでも10試合で6ゴール2アシストを記録した。
契約延長交渉は早期にスタートしたものの難航。ドイツ国内でも移籍するのか契約を延長するのかが大きな話題となっていた中、16日に契約を延長した。
「色々な僕自身も記事とかを見ましたが、僕自身の中ではこのチームに残ることはだいぶ前から決まっていましたし、あとはチームとの契約の細部の話だけだったので、このチームにの残ることは僕の中で決まっていて、発表を待つだけでした。僕自身はそこまでこの夏に関しては、移籍に関してはあまり考えずにいました」
交渉成立まで時間が掛かった理由については「まずは全世界でコロナウイルスが大変な時期で、チームとお金の話をしないとダメでしたし、これから将来のことについても新しい契約だったのでチームと色々話さないといけないことがたくさんあったと思います」とコメント。条件面を詰めることに時間を要したとコメント。「昨シーズンは最後の方に良いシーズンを過ごせて、このチームでの手応えも感じましたし、今年はヨーロッパリーグもないので、リーグに集中できて、素晴らしい結果を残せると思ったのが一番です。このチームのことが好きで、ファンも熱くて、このチームで僕がまだまだやるべきことがあると思っていたので、早めに他からの話があっても残ると代理人に伝えました」と残留する理由も明かしている。
他クラブからのオファーについては「オファーというか、僕の代理人の元には世間的に見ればステップアップと思われるチームからの話もありました。正直、フランクフルトが去年は9位でしたけど、絶対にフランクフルト以上のチームというのを探そうと思っても、ドイツでも少ないと思います」と語り、「個人的には小さいステップアップは必要じゃないと思っていたので、オフが終わった後に代理人と一度電話をして、聞いた話に即答でノーと言いました」と、大きなステップアップができるクラブからのオファーはなかったと語った。
また、1年契約を延長したMF長谷部誠、また同様に契約を延長したアディ・ヒュッター監督も残留に影響したという。
「ハセさん(長谷部誠)の延長は去年決まっていましたし、僕にとってはそんなに重要な問題ではなかったです。監督の契約延長は僕たちチームにとっても、僕自身にとっても重要でした」
「監督が契約延長する前に話もしましたが、僕にとって昨シーズンの後半戦がすごく良かったですし、チームとしての関係性も良かったので、あの様なサッカーを今シーズンも見せられたらと思っています。監督の契約延長もキーポイントだったと思います」
ヒュッター監督からの評価も高い鎌田。自身のプレーで改善するポイントについては「監督からよく言われるのは守備の部分で、攻撃のことよりも守備のことは昨シーズンの中断明けから言われています。そこから僕自身も少しずつ改善できていると思います」と、監督からは守備面を言われているとコメント。しかし、自身では数字を残すことが大事と考えているようだ。
「自分で思う成長しなくてはいけない部分は、得点だったりアシストだったり、目に見える結果を残していくことだと思います。プレー内容はそんなに悪くなかったと思います。結果が付いてこなかったですけど、試合に出られているというのは、監督が評価してくれていたのもそうですし、チームの中継点になったり、違う部分での役割もできていたからだと思います。その部分は良かったと思うので、目に見える結果が付いてくればすごく良いと思います」
その鎌田が掲げる今シーズン目標は「去年はリーグが自分が思った様な結果を残せなかったですし、心にモヤモヤするものが残っていたので、今年目標に掲げているのはリーグで15ゴールに絡むこと。これができれば、すごく良いシーズンだと思います」と、具体的な数字を語った。
2017年7月にサガン鳥栖から完全移籍でフランクウルトへと加入した鎌田だったが、加入1年目はほとんど試合に絡めず。2018-19シーズンにはシント=トロイデンへ武者修行に出ると、公式戦36試合で16ゴール9アシストとブレイク。2019-20シーズンはフランクフルトに復帰した。
契約延長交渉は早期にスタートしたものの難航。ドイツ国内でも移籍するのか契約を延長するのかが大きな話題となっていた中、16日に契約を延長した。
様々な憶測が流れた今回の契約延長について鎌田は、最初から残留するつもりでいたと自身のスタンスを明かし、そこまで考えていなかったと明かした。
「色々な僕自身も記事とかを見ましたが、僕自身の中ではこのチームに残ることはだいぶ前から決まっていましたし、あとはチームとの契約の細部の話だけだったので、このチームにの残ることは僕の中で決まっていて、発表を待つだけでした。僕自身はそこまでこの夏に関しては、移籍に関してはあまり考えずにいました」
交渉成立まで時間が掛かった理由については「まずは全世界でコロナウイルスが大変な時期で、チームとお金の話をしないとダメでしたし、これから将来のことについても新しい契約だったのでチームと色々話さないといけないことがたくさんあったと思います」とコメント。条件面を詰めることに時間を要したとコメント。「昨シーズンは最後の方に良いシーズンを過ごせて、このチームでの手応えも感じましたし、今年はヨーロッパリーグもないので、リーグに集中できて、素晴らしい結果を残せると思ったのが一番です。このチームのことが好きで、ファンも熱くて、このチームで僕がまだまだやるべきことがあると思っていたので、早めに他からの話があっても残ると代理人に伝えました」と残留する理由も明かしている。
他クラブからのオファーについては「オファーというか、僕の代理人の元には世間的に見ればステップアップと思われるチームからの話もありました。正直、フランクフルトが去年は9位でしたけど、絶対にフランクフルト以上のチームというのを探そうと思っても、ドイツでも少ないと思います」と語り、「個人的には小さいステップアップは必要じゃないと思っていたので、オフが終わった後に代理人と一度電話をして、聞いた話に即答でノーと言いました」と、大きなステップアップができるクラブからのオファーはなかったと語った。
また、1年契約を延長したMF長谷部誠、また同様に契約を延長したアディ・ヒュッター監督も残留に影響したという。
「ハセさん(長谷部誠)の延長は去年決まっていましたし、僕にとってはそんなに重要な問題ではなかったです。監督の契約延長は僕たちチームにとっても、僕自身にとっても重要でした」
「監督が契約延長する前に話もしましたが、僕にとって昨シーズンの後半戦がすごく良かったですし、チームとしての関係性も良かったので、あの様なサッカーを今シーズンも見せられたらと思っています。監督の契約延長もキーポイントだったと思います」
ヒュッター監督からの評価も高い鎌田。自身のプレーで改善するポイントについては「監督からよく言われるのは守備の部分で、攻撃のことよりも守備のことは昨シーズンの中断明けから言われています。そこから僕自身も少しずつ改善できていると思います」と、監督からは守備面を言われているとコメント。しかし、自身では数字を残すことが大事と考えているようだ。
「自分で思う成長しなくてはいけない部分は、得点だったりアシストだったり、目に見える結果を残していくことだと思います。プレー内容はそんなに悪くなかったと思います。結果が付いてこなかったですけど、試合に出られているというのは、監督が評価してくれていたのもそうですし、チームの中継点になったり、違う部分での役割もできていたからだと思います。その部分は良かったと思うので、目に見える結果が付いてくればすごく良いと思います」
その鎌田が掲げる今シーズン目標は「去年はリーグが自分が思った様な結果を残せなかったですし、心にモヤモヤするものが残っていたので、今年目標に掲げているのはリーグで15ゴールに絡むこと。これができれば、すごく良いシーズンだと思います」と、具体的な数字を語った。
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cfma0fADjbr/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Eintracht Frankfurt 15 鎌田 大地(@kamadadaichi)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.07.05 11:50 Tue3
新しい景色へ、日本代表スタメン発表!2ゴールの堂安律がスタメン、久保建英はメンバー外…3バック採用でクロアチア撃破に挑む
カタール・ワールドカップ(W杯)のラウンド16に臨む日本代表が、クロアチア代表戦のスターティングメンバーを発表した。 7大会連続7度目のW杯出場となった日本。新しい景色としてベスト8以上の結果を目標に設定して臨んだ大会では、ドイツ代表、スペイン代表と同居したグループステージで両国に勝利を収め、グループ首位でラウンド16に駒を進めた。 そのラウンド16の相手はクロアチア。1998年のフランスW杯、2006年のドイツW杯と2度本大会で対戦したことがあり、1分け1敗という成績。さらに、2018年の前回大会でクロアチアは準優勝の成績を残しており、日本にとってはまたしても難しい相手との試合となった。 その日本は、[3-4-2-1]のシステムを採用すると予想。GKに権田修一(清水エスパルス)を4試合連続で起用。最終ラインにはDF冨安健洋(アーセナル)が初先発。DF吉田麻也(シャルケ)、DF谷口彰悟(川崎フロンターレ)、DF長友佑都(FC東京)が並んだ。なお、DF板倉滉(ボルシアMG)は出場停止となる。 ボランチにはMF遠藤航(シュツットガルト)とMF守田英正(スポルティングCP)が入り、攻撃的なポジションにはMF鎌田大地(フランクフルト)、MF伊東純也(スタッド・ランス)、そして今大会2ゴールのMF堂安律(フライブルク)を起用。1トップにFW前田大然(セルティック)という並びになった。 なお、体調不良で練習を欠席していた久保建英(レアル・ソシエダ)はメンバー外となっている。 新しい景色まではあと1つ。クロアチアという巨大な壁を乗り越えられるか。試合は24時にキックオフを迎える。 ◆日本代表スタメン GK:権田修一 DF:冨安健洋、吉田麻也、谷口彰悟 MF:伊東純也、遠藤航、守田英正、長友佑都 MF:堂安律、鎌田大地 FW:前田大然 2022.12.05 22:46 Mon4
日本代表のスタメン発表!両ウイングバックは堂安律&三笘薫…初招集の大橋祐紀はベンチ入り【2026W杯アジア最終予選】
サウジアラビア代表戦に臨む日本代表のスターティングイレブンが発表された。 10日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第3節で日本はアウェイでサウジアラビアと対戦する。 9月に行われた中国代表戦、バーレーン代表戦で大勝での連勝スタートを切った日本。過去一度も勝ったことがないアウェイでのサウジアラビア戦に臨む。 森保一監督は9月に引き続き[3-4-2-1]のシステムを採用。GKに鈴木彩艶(パルマ)、3バックに板倉滉(ボルシアMG)、谷口彰悟(シント=トロイデン)、町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)を起用した。 ボランチには遠藤航(リバプール)と守田英正(スポルティングCP)を起用し、ウイングバックには堂安律(フライブルク)と三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)を起用。2シャドーに鎌田大地(クリスタル・パレス)と南野拓実(モナコ)、トップに上田綺世(フェイエノールト)と並んだ。 なお、DF長友佑都(FC東京)、DF関口大輝(柏レイソル)、DF望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)、MF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)がメンバー外。初招集のFW大橋祐紀(ブラックバーン)はベンチ入りを果たしている。 サウジアラビア代表戦は10日(木)の27時にキックオフ。DAZNが独占ライブ配信する。 ◆日本代表スターティングメンバー GK 鈴木彩艶(パルマ) DF 板倉滉(ボルシアMG) 谷口彰悟(シント=トロイデン) 町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ) MF 遠藤航(リバプール) 守田英正(スポルティングCP) 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン) 南野拓実(モナコ) 堂安律(フライブルク) 鎌田大地(クリスタル・パレス) FW 上田綺世(フェイエノールト) ◆ベンチ入り GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(FC町田ゼルビア) DF 菅原由勢(サウサンプトン) 瀬古歩夢(グラスホッパー) MF 堂安律(フライブルク) 田中碧(リーズ・ユナイテッド) 久保建英(レアル・ソシエダ) FW 前田大然(セルティック) 中村敬斗(スタッド・ランス) 小川航基(NECナイメヘン) 大橋祐紀(ブラックバーン) ◆メンバー外 DF 長友佑都(FC東京) 望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア) 関口大輝(柏レイソル) MF 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン) 2024.10.11 02:19 Fri5
菅原由勢はアピールに“失敗”したのか?右のスペシャリストが45分で表現したもの
キックオフ直後から、気合という燃料を積んでいることは明らかだった。このチャンスを、モノにしてやるんだ。攻守両面でのアグレッシブなプレーから、この試合に懸ける思いは全身から溢れ出ていた。タフに右サイドを守りながら、同学年のMF久保建英と一緒に決定機も演出した。サイドバックを本職とする選手が生み出すハーモニーが顔を覗かせていたからこそ、後半開始のピッチに背番号2の姿がなかったことに驚き、ガッカリしてしまった。 誰よりも落胆していたのは本人だろう。もっとプレーしたかった。まだまだアピールしたかった。あの時、ああいう選択をしていれば──。後悔に似た気持ちは、自分の中を隅々まで探せばキリがないかもしれない。 それでも、試合後のミックスゾーンで悔しさに引っ張られている様子はあまり感じられなかった。下を向いて言葉を探す場面も少なくはなかったが、要所要所で顔を上げ、成長や向上を誓っていた。その瞳は真っ直ぐで、力強いものだった。 DF菅原由勢が日本代表の先発に名を連ねたのは、約8カ月ぶりのことだった。前回は2025年3月25日に行われたW杯アジア最終予選の第8節サウジアラビア代表戦まで遡る。その後は代表の常連とは言えない時期を過ごした。9月の北米遠征では招集されるも、プレータイムはアメリカ代表戦で後半から途中出場した18分のみ。ブラジル代表を撃破した10月シリーズでは招集されなかった。今回の11月シリーズでは、初戦のガーナ代表戦で出場機会を得るも、68分からのプレーであり、すでに2-0と勝負が決まっている状況だった。 失意のベスト8に終わったAFCアジアカップ2024以降、システムが4バックから3バックに変更した影響もあり、明らかに出場機会を減らしていた。カタールW杯後の第二次森保ジャパン発足時、右サイドバックという本職のポジション自体がなくなることを想像していただろうか。敵地でのドイツ代表撃破にもアシストで貢献していただけに、、まさか「当落線上」という言葉が付き纏うことになるとは……。 生き物のように変化が目まぐるしい代表チームで、もう一度、自分の居場所を確保するために──。5万人以上が駆けつけた国立競技場でのボリビア代表戦、キックオフの笛がピッチ内にいる自身の心臓を震わせた。 ■先制点を生んだ堅守 開始直後に左サイドでボールの奪い合いが発生する中、右サイドのタッチライン沿いに立ち、両手を広げてボールを呼び込む。GK早川友基からのハイボールに対し、フルパワーで落下地点に向かって走る。目の前の相手に構うことなくジャンピングヘッドを狙う。わずかにボールに当たらなかったが、最後尾に向かって親指を立てた。 意気軒昂と右サイドを走ると、開始早々の4分のことだった。 FW小川航基からのパスを目の前で相手選手にカットされたが、すぐさま右足を踏ん張り、一気に寄せた。持ち上がりを阻むだけでなく、左半身側からの密着マークで中央へ誘導。その先にいたMF遠藤航がボールを回収した。そしてMF久保建英に縦パスが入り、MF鎌田大地の先制点が生まれた。 「相手がけっこう縦に蹴ってくるという分析があったので、縦の選択肢を切った。そうなった時、中にもドリブルするという癖もあったので。誘いながら、うまく来てくれて、(遠藤)航くんとの距離感も良かったので、良い形で守備はできたのかなと思います」 電光石火の先制点を生み出す舞台を整えた狙い通りの守備は、横のスライドを駆使し味方と連携して守るサイドバック本職の選手らしいプレーでもあった。 「まずは個人で勝っていくところが大前提ですけど、ハメに行く中では素晴らしい相手だった。組織で守ることも同時にやっていかなきゃいけない中では、良い距離感でやれたと思います」 5バック時のウイングバックは、縦スライドを駆使して目の前の相手の突破を阻むという個人での守備力を求められる場面が多い。しかし、4バック時のサイドバック経験が豊富な菅原だからこそ、攻撃に出ようとしたところからの守備対応にもかかわらず、臨機応変に賢く守ることができた。 ■クロス光るも、前半45分で無念の交代 幸先よくチームに貢献した後も、積極的なプレーを続けた。切磋琢磨し共闘してきた同世代の久保と一緒に、プレッシャーを掛けていく。苦し紛れのロングボールを蹴らせた時には、テクニカルエリアの森保監督も拍手を送っていた。15分には縦パスを受ける相手選手のトラップ際にガツンとアプローチ。ファウルと判定されたが、指揮官の目の前でファイトした。 「サイドバックの選手なので、そこでやられていたら、自分の存在価値はないと思っていたので。そこはしっかりやろうとは思ってました」 そして、23分には真骨頂を発揮する。同学年のDF瀬古歩夢からのサイドチェンジに反応すると、久保の落としを収め、右サイドのスペースに抜け出す久保へ絶妙なスルーパスを出す。そのまま久保を猛然と追いかけ、外側から追い越してリターンパスを受け、ワンタッチでクロス。ニアに飛び込んだ小川の頭にピタリと届けた。惜しくもシュートはクロスバーを叩いたが、座席から身体が浮くような決定機を作り出した。 しかし、その2分後には後ろから相手選手を倒してイエローカードを提示された。「ヨーロッパの試合でもそうだし、ああいう部分でカウンターを防ぐとか、前に運ばれて相手が勢いづくというのを考えたら、止める判断をして、僕は今良かったと思っています」と口にしていたが、その直前のプレスを掻い潜られた場面では背中と正面に相手選手が1人ずついる中で後ろのサイドハーフを捨てて前に出る選択をしていた。一瞬の迷いやプレスのオーガナイズの部分で後手に周り、ワンタッチで剥がされ、ボールは一度捨てたサイドハーフの選手のもとへ。プレスバックして追いかけたのは集中していたが、自分のけつを自分で拭くことは回避できたかもしれない。 警告が理由だったかどうかは断言できないものの、前半45分のみで交代となった理由に結びつけることもできてしまう。本大会では勝利のために汚れ仕事を請け負わなければならない状況があるかもしれないが、少しでも多くアピールしたい現状において適切だったとは言い切れない。 「(交代の理由は)監督に聞いてみないとわからない。もちろん試合に勝つためにオーガナイズしていかなきゃいけないというところで、いろいろな理由はあると思いますけど、自分がもっと良いパフォーマンスをしていたらもう少し出れたなというのはあるので、まずはしっかりと試合を見て振り返って反省したいなと思います」と冷静に自分を見つめていた。 「クロスまで行けてるシーンもありましたし、あんまりネガティブじゃないかなと思っています」と45分を振り返ったように、自分のプレーを出せていた感覚はあったはず。その中で、ハーフタイムに唯一の交代。不完全燃焼という言葉がよぎるし、後半にもっとギアを上げてアピールしたかったに違いない。立場を想像すれば、唇を噛みちぎりたくなってしまう。 ■自問自答の連続で、本大会へ しかし、菅原はヤワではない。試合後は同ポジションのライバルであるMF堂安律と抱擁し、健闘を称えていた。その姿に負の感情はないように見えた。W杯本大会まで残すところ5カ月。弱音を吐き、後ろを振り返る時間はない。自分のすべきことは明確だから。 「最終予選からチームとしての形を試してやってきて、素晴らしい結果を手にしているし、その中で自分の立ち位置はわかっている部分もある。ナーバスにならずに、自分の良さを見失わずに、しっかりとチームでやることが大事。自分を良くするために毎日、謙虚に、小さいことも積み重ねながらやっていくことが大事だと思います。代表が、代表がという見方じゃなくて、チームがあっての代表というのは間違いない。今は僕自身もチームで信頼して使ってもらっている部分があるし、自分がやれている部分も課題の部分も試合に出ながら学べている。チームで試合に出ること、出た時にしっかりと自分の存在価値をチームでも見せていくことが代表につながってくると思います。とにかく、自分自身が成長して良い選手になれば、自ずと代表での立ち位置もチームでの立ち位置も変わってくるので、毎日毎日自分と向き合って、自分に負けずにやっていくことが大事だなと思います」 強みのクロスで決定機を作ったという事実に驕るつもりもない。求めているのは、ハッキリとした結果だから。 「入る時もあれば入らない時もあるし、あれを続けていくことが大事だと思う。紙一重のところを合わせていく作業は、自分自身、チームでもやらなきゃいけないし、もっともっとプレーの精度や質は上げられる部分があると思うので。ただ、結果が出る出ないというのは、その時の運もあるんでね。しっかりと日頃から自分を見つめ直して続けていくことが大事だと思います」 右ウイングバックは堂安、伊東純也に加え、望月ヘンリー海輝も成長中で、鈴木淳之介もプレー可能だろう。ライバルとのメンバー争いは熾烈を極めている。もう一度チャンスを得るためには、自問自答を繰り返しながらブンデスリーガの舞台を戦っていくしかない。その先にW杯本大会のピッチがあると信じて。茨の道であっても、菅原由勢は力強く歩み続ける。 取材・文=難波拓未 2025.11.20 21:00 Thuフランクフルトの人気記事ランキング
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ホイルンドがフランクフルトに完全移籍! 兄はユナイテッドでプレーする双子の1人、2029年まで契約
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ローゼンゴード門脇真依が意地のゴール!熊谷紗希&南萌華のローマはバイエルンとドローでGS突破に黄色信号【UWCL】
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新シーズンに臨む鎌田が“神頼み” 滝をバックにした1枚には先輩・原口が「一回滝に打たれた方がいいよ」と一言
フランクフルトの日本代表MF鎌田大地が新シーズンの活躍を誓った。 鎌田は2021-22シーズン、フランクフルトで公式戦46試合に出場し9ゴール4アシストをマーク。5ゴールを挙げたヨーロッパリーグ(EL)ではチームの優勝にも大きく貢献した。 クラブでのシーズンを終えた後には、日本代表の一員として6月の親善試合にも参加し、3試合に出場していた。 束の間のオフを過ごしていた鎌田だが、自身のインスタグラムを更新。「休みは終わり。がんばろう」と綴り、休暇を終えて再びチームへと戻るようだ。 そしてオフの最後にはお参り。「いつも通り願ってきました。今シーズンも頑張ります」とし、高知県の龍王院を訪れ、パーカーのフードを被ったラフな格好で滝本不動尊や白龍観世音菩薩で手を合わせる姿や水が流れ落ちる滝をバックにポーズを取った写真などを投稿している。 新シーズンの活躍を祈った鎌田だが、日本代表の先輩MF原口元気(ウニオン・ベルリン)からは「一回滝に打たれた方がいいよ」と一言。鎌田は「一緒にね」と上手くかわしている。 <span class="paragraph-title">【写真】ラフな格好でお参りする鎌田大地</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cfma0fADjbr/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Cfma0fADjbr/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; 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