「自分のレベルを取り戻しつつある」、長期離脱乗り越えて完全復活への足音聞こえてくるエンクンク

2024.10.08 22:00 Tue
開幕からゴール量産のエンクンク
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開幕からゴール量産のエンクンク
チェルシーフランス代表FWクリストファー・エンクンクは、キャリアにおける最悪な時期を完全に乗り越えたと感じている。フランス『レキップ』が伝えている。

2023年夏、RBライプツィヒから鳴り物入りでチェルシーへ加入したエンクンク。しかし、好パフォーマンスを見せていたプレシーズンに負傷し、242日間もの離脱を経験。加入1年目は公式戦わずか14試合の出場にとどまった。

それでも、今シーズンはエンツォ・マレスカ新監督率いる新生ブルーズで順調に出場機会を得ると、ここまで公式戦11試合で7ゴールを記録。完全な主力とはいかないものの、前線の主軸の一人としてライプツィヒ時代のベストフォームを取り戻しつつある。
その活躍が評価され、今回のインターナショナルマッチウィークでは昨年6月以来、約1年4カ月ぶりのレ・ブルー復帰を果たした。

エンクンクは8日に行われた代表チームの定例会見で長らく苦しんだ自身のコンディションの問題について触れたが、「一番つらかったのはワールドカップに出場できなかったときだ」と、自身にとって最悪な時期はチェルシー1年目ではなく、2022年カタール・ワールドカップ前の負傷離脱だったと語っている。
また、度重なる負傷は辛かったものの、それがメンタル面の向上、自身の身体を見直す上で重要な糧になったとポジティブに捉えている。

「精神的に困難な時期を経験した。これらは、自分をより強くしてくれる冒険でもあり、自分の身体を理解するとともに、忍耐力と回復力も学ぶことができた」

その苦難を乗り越えて少しずつ、かつての自分を取り戻してきた26歳はコンディション維持を最優先にしつつ、試合を重ねることができれば、必ずや自身の力を証明できると力強い言葉で締めくくった。

「状態を維持して活躍したい。それが僕の目標のひとつだ。ケガは治ったし、目標は体調を整えて健康を維持することだ」

「自分のレベルを取り戻しつつあるし、リズムに関しては、試合に出れば掴めると思っているよ」

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レ・ブルー初招集オリーズが母国イングランドではなくフランスでのプレー理由説明…同僚バデが意外な特技も明かす

レ・ブルー初招集となったバイエルンMFマイケル・オリーズが、母国イングランドではなくフランス代表でのプレーを決断した理由を明かした。フランス『レキップ』が伝えている。 ナイジェリア人の父親とアルジェリア系フランス人の母親の元、イングランドのロンドンで生まれ育ったオリーズ。アカデミー年代ではアーセナル、チェルシー、マンチェスター・シティという名門を渡り歩き、レディングでプロキャリアをスタート。その後、2021年夏にクリスタル・パレスへステップアップを遂げると、今夏はビッグクラブの争奪戦の中でバイエルンへ完全移籍した。 バイエルン移籍までイングランド一筋のクラブキャリアを歩んできた左利きの攻撃的MFだが、U-18チームから母親の母国フランスの代表チームでもプレーを選択。先のパリ・オリンピックではU-23フランス代表の一員として銀メダル獲得に貢献した。 そして、今回のインターナショナルマッチウィークではディディエ・デシャン監督から招集がかかり、レ・ブルー初選出となった。 3日、同じくA代表デビューが期待されるローマMFマヌ・コネ、セビージャDFロイク・バデとパリ五輪のチームメイトと共に公式会見に出席したオリーズは、ややたどたどしいフランス語で生まれ故郷のイングランドではなく、フランスでのプレーを決断した背景を説明。 明確な理由について言及は避けたが、「母はフランス出身で、僕は子供の頃にここに来たことがある。フランス代表チームとの繋がりがあったし、フランスでプレーしているんだ」と語った。 また、レ・ブルーのロールモデルに関して問われると、母と同じアルジェリア系フランス人のジネディーヌ・ジダン氏とパリ五輪で指導を受け、現在も連絡を取り合っているティエリ・アンリ氏の2人のレジェンドの名前を挙げた。 今回の会見の様子やフランス語が不得手という部分で、少し内向的な性格も窺わせたオリーズ。 そういったこともあり、会見ではチームメイトであるバデにオリーズの人となりに関する質問が飛ぶと、「とてもいいヤツだよ」という言葉と共に意外な特技が明かされた。 「マイケルはとてもいいヤツだよ。僕らは(パリ五輪の期間に)2カ月間一緒に過ごしていたけど、彼は本当にいいヤツなんだ。彼は人狼ゲーム(カードゲーム)がとても得意で、人を操る人間だね(笑)」 また、現状では右ウイングを主戦場とする可能性が高い中、右サイドバックとしてコンビを組む可能性が高いバルセロナDFジュール・クンデは、ピッチ内外での適応をサポートしたいと語った。 「ここには他の人よりも社交的な人間がたくさんいるし、とても歓迎的なグループだ。彼が馴染みのに問題はないよ」 「彼に時間を与える必要があるけど、僕はまったく心配していないよ。彼はとてもアンバランスなアタッカーで、左足が本当に得意だ。だけど、静かに落ち着かせてほしい。新しい人に時間を与えるのは良いことだからね」 2024.09.04 16:00 Wed
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百戦錬磨ペリシッチが圧巻の1G1A! クロアチアがホームでフランスに先勝【UNL】

UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のファイナルズ・準々決勝1stレグ、クロアチア代表vsフランス代表が20日に行われ、ホームのクロアチアが2-0で先勝した。 グループA1をポルトガルに次ぐ2位通過となったクロアチアは、ベスト4進出を懸けたホーム開催の初戦でグヴァルディオル、モドリッチ、コバチッチ、ペリシッチら主力が起用され、1トップにはブディミルが入った。 一方、グループA2を首位通過したフランスは、今回の一戦でしばらく招集から遠ざかっていたムバッペがスタメン復帰。デンベレ、コロ・ムアニと前線のアタッキングユニットを組んだ。 試合は早い時間帯に動く。5分、右クロスに反応したブディミルがボックス内で触ったボールがDFコナテの手に当ると、クロアチアにPKが与えられる。だが、キッカーのクラマリッチがタイミングを外して中央に蹴ったシュートは右に飛んだGKメニャンがなんとか足を残してビッグセーブ。さらに、こぼれに詰めたクラマリッチだが、2本目のシュートもふかしてしまい、痛恨の失敗となった。 守護神のビッグプレーで早々の失点を回避したフランスは徐々に押し返す。16分にムバッペがシュートを放つと、23分にはディーニュの奥行きを使った巧みな浮き球パスでボックス左に抜け出したムバッペが再びシュート。DFにもディフレクトしたボールがゴール右に向かうが、ここはGKリヴァコビッチの好守に遭う。 やや相手に流れが傾きつつあるなか、ヴァトレニの百戦錬磨のベテランがここから決定的な仕事でチームを押し上げる。 まずは26分、タイミング良く左サイドで背後へ抜け出したペリシッチがうまく外側に膨らんでDFクンデと距離を空けて正確な左足クロスを供給。これをゴール前に走り込んだブディミルが頭で合わせると、GKメニャンに触られたもののボールは勢いを失わずにゴール右隅へ決まった。 この先制点によって優勢に試合を進めると、前半終了間際にも再び36歳が魅せる。ボックス右でバトゥリナのシュートがブロックされたこぼれに反応したペリシッチは浮き球のボールを抑えの利いた右足ボレーで合わせると、GKメニャンの手前でバウンドして勢いを増したシュートがゴール左隅に決まった。 メニャンの好守でPKによる失点は回避したものの、攻守両面でリズムを掴めぬまま2点ビハインドで試合を折り返したフランス。後半は立ち上がりからボールを保持して完全に押し込む展開に。 後半は完全に右サイドを主戦場にプレーする形となったデンベレが違いを生み出し始めると、60分過ぎにはそのデンベレとムバッペの連続シュートなど攻撃の形を作り出す。さらに、64分にはラビオとコロ・ムアニを下げてカマヴィンガ、バルコラを同時投入した。 後半は守る時間帯が長いクロアチアが守備的な交代策でプレー強度を維持するなか、畳みかける攻撃でゴールを目指すフランス。81分にはデンベレのお膳立てからボックス右でボールを受けたムバッペに決定機も、枠を捉えたシュートはGKリヴァコビッチの好守に阻まれた。 その後、デンベレとゲンドゥージを下げてオリーズ、マヌ・コネの投入で勝負に出たフランスだったが、グヴァルディオルや守護神を中心に最後まで集中した対応を見せたホームチームの堅守を最後までこじ開けられず。 この結果、ペリシッチの1ゴール1アシストの活躍で先勝したクロアチアが、大きなアドバンテージを得て23日に行われるアウェイでの2ndレグを戦うことになった。 クロアチア代表 2-0 フランス代表 【クロアチア】 アンテ・ブディミル(前26) イバン・ペリシッチ(前46) 2025.03.21 06:48 Fri

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